4年前、はじめての車として我が家にやってきたシルバーのNAロードスター。
私は大学時代を海外で過ごしたため、初取得が遅かったこともあり、このロードスターを愛して止まなかった訳ですが、新しい命を授かり、泣く泣く手放すこととなりました。
このロードスターは、中古車情報サイトに載っていた遠く離れた整備工の一角にいました。サイトには全くと言っていいほど情報が無く、半信半疑の気持ちで見に行きました。
現物は枯葉まみれでお世辞にも綺麗とは言えず、色も希望していた黄色や赤色ではなかったのですが、悩みに悩んで翌日には購入を決めていました。というよりビックリするくらい安いので逆に悩んだのかもです。
なけなしのお金で買った事もあり、自分で直せる所は直してやる!と、エンジン周りの部品交換やら、幌交換(2回)などなど、この4年間色々とやってきました。自分でやるからこそ、愛着が生まれたのかもしれません。
本当に勉強させてもらいました。
私と嫁はナンバー二桁から取った名前をつけては、
仕事終わりの深夜であろうが、暇さえあれば乗っていました。
購入当時8万キロだった走行距離も、今では14万キロを越えました。それなのに、これと言った大きなトラブルも無く、今も気持ちよく走ってくれます。
走行距離がここまで伸びると車としての価値はゼロになっているでしょうが、お金ではなく自分が手放してしまった後も誰かに大切に乗ってほしい。そう思っています。
最近増える家族のために新車で車を買いました。
皆さんはロードスターを降りるときどんなことを考えますか?
2シーターの宿命ゆえ、泣く泣く手放した方も多いのではないでしょうか。
つらつらと書きましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
これからも、このロードスターに乗っていた事を忘れません。
生まれてくる息子が大きくなった時に写真を見せつけて、お父さんはこんな車に乗ってたんだぞ自慢してやります。笑
その時、彼はどう思うのでしょうか
Posted at 2017/10/04 20:09:03 | |
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