YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701  

ハンドリング重視のスポーティタイヤです。
納車時から履いていたDIREZZA ZⅡがいよいよとなりましたので交換しました。
サイズは純正と同じ235/45R17です。

次のタイヤの条件としたのは、
・国内メーカー
・ある程度のグリップ力
・ハンドリングの良さ
・寿命は長いほうが良い
・リムガードはあればなお良し
などなど、グリップ力を残しつつ街乗りでの快適さを重視しました。

最終的にDUNLOPのDIREZZA DZ102と迷いました。
耐摩耗性も良く、リムガードもありそう。
何より、モデルは違えど今までもDIREZZAでしたので、近いフィーリングで使えるのではと考えていました。
また、並行輸入品を含めると安く手に入るのはDIREZZA DZ102でしょうか。

しかしながら、普段使いするとなると急な降雨も想定されるので、「高いウェット性能」という謳い文句が決め手となり、違うメーカーを試してみる意味でもFLEVAにしました。
ワンランク上のAPEX V601も惹かれましたが、価格の面でこちらに。

以下のレビューはDUNLOP DIREZZA ZⅡとの比較のほか、新品タイヤとしての感想も含みます。

まず、見た目から。
サイドがスッキリとした印象。
リムガードはほとんど無いような？
同じサイズでも総幅はDIREZZA ZⅡより細かったです。
実際にホイールを地面と水平にして積み重ねると、地面とホイール、またはホイール同士が干渉します。
しかし、235/45R17は純正ホイールの8Jが標準ですし、8.5Jだと少し引っ張り気味なのかもしれません。
245/40R17でも良かったかも。

新品溝はそこそこあります。
メーカーHPによると7.8mmのようです。

また、トレッドパターンはNeovaを彷彿とさせるパターンでカッコ良いと感じます。

次に、街乗りレベルでの使い心地。
ファーストインプレッションでは、ハンドリングが良く、舵角に対して素直に追従してくれる感じ。
いわゆるハイグリップタイヤと比べると、やはりグリップ力は下回ります。
しかし、ワイディングなどではある程度のグリップ力を発揮しつつ、素直に曲がってくれるので操作性は良いと感じました。

地域柄、冬季はスタッドレスタイヤを履くのですが、スタッドレスタイヤは滑り出しがとても軽く、DIREZZA ZⅡに変えたときとても滑り出しが重く感じるのが慣れるまで軽いストレスでした。
その反面、FLEVAはそこまでの重さは感じず、よく転がります。
燃費にも貢献してくれるといいですね。

また、静粛性は明らかにDIREZZA ZⅡより良いですが、コンフォートタイヤには負けます。
乗り心地（固さ、跳ね具合）は同じくらいかな？

総じて、街乗りするにはベストなタイヤという印象です。
耐久性などはまだ分かりませんので、経過観察していきます。

なお、ロードインデックスがJATMA規格からXL規格になりました。
最近は国内メーカーでもXL規格のタイヤが多いみたいですね。

※購入価格はタイヤのみ４本分の価格です。

https://www.y-yokohama.com/product/tire/advan_fleva_v701/