目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
お前またその海苔カーボンの整備ネタかよ、とおっしゃるそこのアナタ。
最近私がハマってるだけなのでお許しください。
それに毎回テーマや課題がありまして、、、。
今回は
◼️AT用パネル→MT用に加工
◼️リアルカーボンとボディ色塗装の同時加工
この2つです。
とくに同時に加工なんて、素材や厚みが違うのに違和感なく繋げられるのか、、、
まったく自信がありません笑
まぁでも、失敗は成功の母とも言いますしチャレンジですね😊
では、まずパネルの加工から。
MT用のパネルが見つからず、オートマしかも左ハンドル用をアリエクで購入しました。
オートマ用の良くあるギア表示の欠けた部分が少ないものを探すと、これしか良いのが見つけられなかったんです涙
これをマニュアル仕様にしていきます。めんどくさー😩
2
まずはパーキングスイッチの出っ張り。
これがあるとフィッティングすらできませんから、これから切り取ります。
3
狭く刃物を動かしずらい場所です。
タミヤのクラフト用ノコギリを使用しました。
4
薄刃でしならせながらカットできるので狭いスペースで使いやすいです。
5
意図的に少し残して切断します。
プラモデルでいう二度切りです。
一度目の切断で目的以外の箇所まで傷付けず二回に分けることで正確にカットできます。
6
二度目で追い込んで切断、、、
7
ブロックを当てた120番のやすりでならせば綺麗に処理できます。
8
今度は表に戻って、今切断した部分のヘタのような部分を処理します。
9
こういう箇所はペーパーでヤスリがけをするのは向いていません。
直線部は広い板形状のヤスリを使い、角はアールの付いた棒ヤスリなどで慎重に削っていきます。
ペーパーヤスリだとどうしても面が乱れやすくなります。
10
次はシフトの穴?をふさぎます。
適当に型どりして、、、
11
シフトパネルと同じ材質、ABS素材の板から切り出します。
ABS樹脂のペン立てを100均で購入しました。
12
アセトンで溶着しようと思っていましたが、そこまで正確に切り出すのが面倒になりました。
アセトンで溶かしたABSを流し込むと乾燥に時間がかかるし、、、
せっかちな性格が抑えられません笑
別の方法に変更しました。
13
接着面がツルツルだと密着が落ちるのでペーパーで傷をつけて脱脂して。、
14
瞬間接着剤で接着することにしました。カーボンを貼り付ける箇所の下地は、
黒色一択なので黒色の瞬間接着剤を使用します。
カーボンは繊維なので下地が透けてしまいます。
硬化は確実にガッチリが鉄則なので、硬化スプレーを使用しました。
せっかちの私には欠かせないセットです。
めちゃくちゃオススメ👍
そう、そこのせっかちなアナタもぜひ笑
15
スプレーすれば30秒待たずにガチガチです。
接着+パテみたいな扱いです。
表面がボコボコしていてもカーボンとポリエステル樹脂なら少しぐらいの凹みは埋まるので問題はありません。
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はい。いきなり足付け完了です。
中央、カーボンを盛る箇所を120番の耐水ペーパーで削りました。
周りの箇所はカーボンを盛らないので最終は800番で整えてあります。
なぜ途中経過がないか。
汗だくになりお風呂場で2時間も没頭して作業したからです。
苦行すぎた😭
17
次は脱脂してから、樹脂がついて欲しくない箇所にマスキング。
一枚貼りでは樹脂が染み込む可能性があるので、最低二枚貼りがオススメです。
ん?めんどくさい?
ですよね。私も嫌いな作業です。
ただ、ここでしっかりマスキングすることで、後の作業が楽に、そして仕上がりにも影響するので、イヤイヤでもやっておきましょう笑
18
段ボールに固定しました。
樹脂を付けたくない箇所全体にマスキング。
段ボールには布テープを貼り付けてあります。
これをやっておかないと樹脂が垂れた際、段ボールとパーツが一体化して、
後処理がちょっと面倒になります笑
19
まずはノンパラフィン樹脂をパーツに塗ります。今回は80gでちょうど良い感じでした。
ノンパラフィン樹脂に硬化材を1~2%添加します。
添加が多すぎたり気候によっては
硬化の際、プラのコップが熱で白く変色し、発生する熱でコップを持てなくなります。
20
脱脂して、ミッチャクロンをスプレーして30分ぼど乾燥させてから、
刷毛でノンパラフィン樹脂を薄く塗ります。
塗っていると刷毛の抜けた毛がパーツによく付着します。
爪楊枝などで必ず取りましょう。
残っていると完成した時に意外と目立つんであちゃーってなります。
えっ、ワードセンスが古い?
まぁおっさんですから、これが平常運転になります👴
21
これが表面に貼り付けていくカーボン繊維です。
カーボンの細い細ーい繊維を束ねているので、ほつれてしまわないよう、あまり触りすぎないようにします。
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ノンパラフィン樹脂を薄く塗ってからカーボン繊維があまり重なりすぎないようカーボン繊維をパラパラと乗せます。
全体に乗せ終わったら、上から糸のようにタラーと樹脂を垂らしていきます。
少しの量でも染み込んでいくのでバカみたいに樹脂をかけないようにしましょう。
次の工程で泣くことになります笑
長すぎるんで、その②へ続きます。
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