三菱スタリオンA187Aエアフロセンサーの電解コンデンサ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
エアフロの予備ほしくてよく見ないでポチった画像右E32Aギャランのエアフロが通路小さくてカブりまくり、使えなかったので、現車から外してバラしてみることに。
2
両脇の超音波センサーのフタをマイナスでこじってあけると、シリコン的なやつがガタツキ防止で塗ってあるので除去。
3
両側こんな感じにしてセンサーを手前に抜き取ります。
ここに何を使うか考えましたが、電子基盤ポッティング用低分子シロキサン低減シリコーン接着剤で行けそうなのでかなーり色々調べて入手簡単な信越シリコーンKE-4898-wを使いました。
4
プラスねじを3つ外してメイン基盤入ってるフタが接着されてるので、マイナスでじっくり外周こじこじすると。
5
ご開帳。
メイン基盤のオレンジの電解コンデンサ周辺にも防振用と思われるシリコン?ウレタン?
6
コネクタピンからきてるラインの6ヶ所のハンダ吸い取りしてフタと分離取り外し。
画像の緑色のインダクターの下の部分6ヶ所。
オレンジの電解コンデンサは日本ケミコン50v33ufの110℃品、直径10mm高さ17mm基盤側足の幅5mm。
ハンダ吸取り機で外した周辺はフラックスクリーナーでキレイにしときます。
7
電解コンデンサ交換後フラックス洗浄し、大気圧センサーのところのマスキングして、コネクタピンからのラインのスルーホールはこれからハンダするのでマスキング、ウラ全体ハヤコートクリアで防湿コーティング。
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エアフロのは写真撮り忘れたのでこれはエンジンECUの電解コンデンサですが、容量抜け具合とESRの増加がないかチェックしながらやってました。
簡易測定器LCR-T7、簡単に測定できてオススメです。
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こんな感じで防振にシリコーンゴム、何日か放置して固まってからフタも接着して組みました。
今回の作業は私の車の予防整備ですが(高負荷でアクセル踏むとリアゲートまで付着する程度に黒煙多めになってきたので)。
参考までに、知人のA187Aスタリオンはアイドリングもラフで空吹かしは吹けるが、加速時や負荷時にアクセル踏んでもエンジン吹けないので走れたもんじゃないような症状(もちろんマフラーから黒煙も)でてましたが、エアフローセンサーの電解コンデンサ交換で完治しました。
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因みにこちらはエンジンECUのコンデンサ交換したものです。
暇見てイグナイターとETACSもやります。
余談ですが、純正基盤には防湿コーティングしてあるのでハンダ溶かす前にハヤコートリムーバー等でコーティングを除去してから吸い取らないと吸取り器つまります。
エアフロ修理結果ですが、ここんとこ10年以上今まで出たことなかったのにマフラーから黒煙ではなく水が沢山でてくるようになりました。
完全燃焼してるってことでしょうね。
いいことなんだけど、大事な純正マフラー腐るんでステンレスマフラーにします!
(プロショップイイダさんのマフラーほしかったんですが、治具とか廃棄処分されたようで再生産不可とのことでした2024年5月時)
あとほんとはこういう旧車こそA/F計つけたほうがいーのかも。
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