今夜も映画:永遠の0を観に行きました。
これで5回目のリピートです。
何度観ても感動は変わりません。
この映画はマニアの人から色々と
突っ込まれたりしているようですが
一般向けなので仕方ないでしょう。
映画内で元冷戦添乗員のお爺さん達が
零戦のことを「れいせん」や「れいしきせん」と
言わずに「ぜろせん」と言ったり
大東亜戦争のことを太平洋戦争と
言ったりするのも違和感があると
されていますが、現代の一般呼称でないと
わからない人も多いでしょう。
この映画や単行本で出てくるエピソードは
前から聞いたことがあるようなものが多いです。
それらを繋ぎあわせて一つにしている印象です。
終戦後、生き残った軍人さんが死んだ戦友の
奥さんと結婚した話は身近で聞いたことがあります。
この映画を観て涙腺が緩んでしまうのは、
涙を流させるような伏線が多数仕込んであるからです。
パンフレットでは監督は否定していますが、
出だしからお婆さんが無くなってお爺さんが大泣き
しているくらいですから・・・。
それでも私はこの映画:永遠の0が大好きです。
なぜこんなに大好きなのか、よくわかりません。
ホントに大好きな恋人のことは
なぜ大好きなのかよくわからないと言いますが
それに近いのかもしれません。
私は軍人さんに憧れがあります。
それは実に男らしいからです。
残念ながら私は身長も低く男らしさが
自然に似合うタイプではないので
憧れが増幅してしまっているのかもしれません。
親を恨むことはありませんが、できるなら
男らしさが普通に似合う身長も普通な
男に生まれたかったと思います。
今の身長なら女性に生まれたほうが
自然でしたからね。
このコンプレックスは死ぬまで消えません。
子供の頃から零戦は好きでした。
私と同年代の男子なら、零戦やシャーマン戦車
マッハ号のプラモデルは作ったことがある人が
多いのではないでしょうか。
ネットで調べたことを簡単にまとめると
零戦(制式名称:零式艦上戦闘機(れいしきかんじょうせんとうき))は
第二次大戦の初期には世界最高性能の
戦闘機だったことは間違いないようです。
ただ、どんなに高性能のマシンでも時間が経てば
研究され尽くし陳腐化し過去の物になってしまいます。
わかりやすくクルマで言えば、F1のチャンピオンマシンでも
5シーズンも走らせていたらもう戦えず、勝つことなど
全くもって不可能でしょう。
不幸なことに零戦は約5年間主力として戦うことを強いられました。
その間に世界最高性能の戦闘機から、装甲の薄い凡庸な戦闘機に
成り下がってしまいました。
零戦は、現代の一般的なところでは機動戦士ガンダムに
出てくるザクⅡと立場的に近いと言われています。

ザクが出てきた頃は圧倒的な力で連戦連勝で宇宙一と
言われたマシンでしたが、ガンダムが出てからは
やられまくる立場になってしまいました。
でも、零戦もザクもとてもカッコイイと思います。
悲運の名戦闘機、零戦よ、永遠なれ!!
Posted at 2014/04/06 02:49:22 | |
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