
SQ5を購入後、主だってドライブにも出かけていませんでした。正確には
"そんなに暇が無かった"訳なのですが、なんとか諸々の問題をクリアしまして久々の宿泊を伴った旅行に出かけることに!!
ドライブじゃなく旅行。家族とまったり?滋賀まで出向いた、今回はそんなお話です。
事の始まりはいつでしたか、たぶん2月に入った頃です。なにかと休みの入れやすい時期だったこともあり、2018年6月の富山旅行以来に外に出かけたいって流れになったのがキッカケだと思います。
日々の仕事、そして子育てに追われていると本当に時間経過が早く、家族旅行が出来ずに6ヶ月ちかく経過している事に気が付きます。
あれだけアホみたいにドライブしまくっていたのはもはや完全に過去の事。
子供も自我が芽生え始め、自宅以外でのお泊りを経験させてやりたいという
”親としてのエゴ”も手伝いまして、トントン拍子で話が進みました。
子供のお世話をする上では大人の数が多いほうが良いよねってこともあり、2018年6月富山旅行時についてきてくれた妹2人も参加する形になりまして、
さる2月の中旬、嫁に子供そして妹2人の合わせて5人で滋賀県にある長浜温泉まで旅行に行ってきました。
・・・
前置きが長くなりましたが、当日の朝より始めます。
久々の旅行ということ言うことも関係なく通常の時間に起床、子供の朝ごはんやら洗濯などの家事を終わらせ、自宅からSQ5と妹たちがいる実家へ移動したのは9時過ぎ。
実家へ到着したら、子供を妹たちへ預けて車の準備をします。
まずはチャイルドシートの移植です。SQ5のパーツリストにあげてます
サイベックス パラスは横幅があるチャイルドシートになるので、嫁のフリードで使っているモノと交換します。
サイベックス シローナ
新生児から使えるタイプで回転機構のあるチャイルドシートです。ISO-FIX対応かつ、車体側のシートベルトを使わずに子供を固定できます。そしてサイベックス パラスより5センチほど幅が狭いのです。
お次は荷物の積み込み。ひょっとしたら使うかも?とベビーカーも載せ、各自の手荷物なども入れますと、結構いっぱいな感じになりました。
ベビーカーは横倒しで奥へ。空いたスペースと手前に手荷物を置き、そしてもしものためにオムツも積載です。
使っているベビーカーが折りたたみ式ではあるのですが、それほどコンパクトにならないタイプ。ですので、結果的にカーゴスペースに余裕がない感じになりましたね。
うーん・・・
SQ5がっていうより、荷物載せるならステーションワゴンタイプの方が良かったかしら?
後悔なんとやら。
遊んでもらってる子供と、遊んでもらっている妹たちを乗せたらいよいよ出発です。
ちなみに後部座席はこんな感じ・・・
いやはやギューギュー詰めです(汗)
一番小柄な下の妹に後部座席中央に乗ってもらったわけですが・・・
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
荷物もいっぱい。後部座席もいっぱい。そんなSQ5と10:30すぎに実家を出発するのでした。
久々のドライブスタート!!
まずは伊勢湾岸道に上がり、そしていきなり休憩へ。
刈谷のハイウェイオアシスへ向かいます。

何年かぶりの
刈谷ハイウェイオアシス。平日でも混んでます。
いきなり休憩としたのは、早めの昼食タイムにしたからです。今回のドライブ行程で寄ることのできるSA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)は少なく、お昼時となれば混むのは必至。さらにその状況で子供にご飯をとなると、早めに済ませようとなるわけです。
中央施設セントラルプラザのフードコートにて早めの昼食タイムとなりました。

5人中3人がラーメンです(笑)
離乳食を卒業した子供は、スティックパンを
「パンっ♪パンッ♪」と連呼しながら喜んで食べておられます。あと1、2ヶ月もすれば、大人と同じものを食べさせろーっって怒るようになるのでしょうね。
併設のコンビニで飲み物を購入したら、お昼時で混み始めたハイウェイオアシスをあとにします。
再び伊勢湾岸道へ上がると、滋賀県まで一気にワープです。
伊勢湾岸→東名→名神→北陸道と快適にドライブは進みました。
この感じ、久々です。
運転する楽しさよりも、安定的かつ安全に目的地まで移動してくれてる、そんな感じがSQ5からは感じられますね。ACCなどは使わず、ヒューマン・アクセル・コントロールにて運転します。
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北陸道に入ってから最初にある、
神田PAにて休憩となりました。

乗り降りの問題、車幅があるのでなるべく離れた場所に駐めます。
目的地の長浜温泉まではあと少しなので、時間調整も兼ねての休憩です。このPAには展望台があるので、みんなで登ったりして時間を使います。

展望台から見た伊吹山。雲がかかっていて全貌は拝めず。
少し体を動かしみんなリフレッシュ。子供も少し遊ばせることが出来たのでオールオッケー。再びギューギュー詰めとなったら神田PAを出発しました。
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PAを出発したら次が
長浜ICなので、そうそうに高速道路から下道へ。ICから右折し、そのまま直進すれば琵琶湖の外周を通る湖周道路に突き当たります。そこを左折して、少し進めば今回の宿である長浜温泉に到着となりました。
時間は14時を過ぎた頃。チェックインは15時からなのでどうしようか迷いましたが、宿に車を駐めさせてもらい、チェックイン時間までは宿の目の前にある長浜城本丸跡などがある
豊公園をお散歩することに!
宿の関係者に許可をもらい、SQ5を駐車したらばいざお散歩へレッツゴー♪
ひょっとしたら使うかも?と思って乗せてきたベビーカーが役に立つときが来ましたね(笑)

5人で仲良くお散歩です。
豊公園は豊臣秀吉公の居城であった長浜城跡に広がっている公園になるそうです。※長浜市役所HPより抜粋
実際は下調べなしの宿だけ決めて旅行に来たものですから、どういったものなのかは後から知るパターンですね。ですので長浜城が模擬復元されたお城で、現在は歴史博物館となっている事も現地で見て初めて知ったくらいですから(苦笑)
歴史には疎いのです・・・
そんな豊公園をベビーカーを押しながらのんびりブラブラ。
長浜城歴史博物館!立派です!!

フカンで見るのもいいですね!
隣は
琵琶湖。
嫁や妹いわく「磯臭くなくて良いね」だそう。
日本で一番大きい湖、琵琶湖。慣れてないと一見海のようにも見えるわけですね。ですが、ここには海辺独特のニオイがないので感覚がオカシクなるそうです。
桜の名所でもある豊公園。2月なのでまだ早いわけですが、一部の梅の木が開花してました!

キレイですね。
花の時期に来れば景色的にも華やかになると思われる豊公園を40分くらいかけて一周。全体的にゆっくり歩いて見るには適した公園でしょうかね。長浜城歴史博物館もスロープで登ることが出来、車椅子やベビーカーでも回りやすくなってました。公園の端には子供用の遊具もありましたが、規模は小さく動き回るレベルの子供を連れて遊ぶには少々物足りない(子供的に)感じがしました。
まぁ我が子も園内よりも道路挟んだ対面で行われている施設の解体工事、そこで動き回るユンボ(ショベルカー)を一番喜んで見ていましたよ。景観よりものりもの!男の子ですなぁ。
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15時も近くなったので宿に戻りました。
今回一泊お世話になるのは
長浜太閤温泉 浜湖月さんです。写真はチェックイン後に撮影。
全10室の小さなお宿。宴会場なども備えているので、地元からも愛される施設なのかもしれませんね。

宿の目の前には旧車?も置いてありました。

SQ5も入れて。
チェックイン後に案内されたお部屋はこちらになります。
12畳和室とベッドルームを備えたお部屋。そして露天風呂も完備されてました。
湯船は信楽焼!!
案内してくださった仲居さんと5人で部屋になだれ込んだ事もあり、部屋の写真が手抜きになってますが、ほどほど広さと真新しさにヤラれて一同大満足でございます。
3階の部屋でありましたが、
目の前には琵琶湖が一望できました。
抜群の開放感。
一通り説明と夕食の時間を決め、仲居さんが退室した瞬間、一気にくつろぎモードへと移行するのでした(笑)
・・・
夕食の時間まではのんびり。と行きたいところですが1歳5ヶ月の子供がいるので、交代でお世話という名の遊び相手をします。
分割で大浴場へ行ったり、買い出しに行ったり。そして子供と部屋の露天風呂に入ったり。親だけとは違い、4人の大人がいることの安心感。子供もそれを感じているのかいないのか、キャッキャと部屋の中を動き回ってました。
とは言うものの、誰かしら、例えば嫁がお風呂に行ってしまうと
「ママ?」と言いながら探し始めまして
「イナイネー」と結論づけてました。妹たちがいなくなっても同じ行動をとっていたので、子供ながらにして、ちゃんとみんなが部屋の中に居るのかどうかを認識しているようでした。
言葉を覚え、そしてコチラの言うことも理解できるようになり、そして本人の自我も成長している・・・子育ては奥深く、そして毎日が新鮮です。
お腹が減ってくると「パン!」「まんま!!」と連呼するようになってくるのは相変わらずですがw
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18時前。部屋からは琵琶湖の西岸に沈む夕日が見えました。
みんなで見惚れてしますね
。部屋からの景色も旅行の醍醐味なのかもしれません。
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18時より待ちに待った夕食タイムです。お昼が早かったこともあり子供同様、大人もお腹ペコペコ。仲居さんに案内されて食事会場に入ります。

用意しててくださったのは扉付きの個室。幼児用の食器と椅子も用意していただいたので、とても助かりました。

前菜と食前酒。アルコールが駄目な嫁と上の妹にはノンアルなものが用意されてます。
「カンパーイ♪」
掛け声とともに案内してくださった仲居さんがお辞儀。そうして夕食タイムが始まりました。
お品書きはコチラ。
※部屋名と名前が書かれていますので一部加工してあります。
今回は
近江牛会席料理を予約していますので、
肉肉肉です(笑)子供には事前に持ち込んだ食パンとりんごジュース(宿側には確認をもらってます)なのに、大人は近江牛なのです。
ローストビーフ。

意外としっかり火がとおってました。タレが美味。
ステーキ。

ブロック状の肉には真っ白なサシが!!
個別に用意された鉄板でジュージューしちゃうんです!!!
激レア状態で一口・・・。
ウマい!!
簡単に噛み切れる歯ごたえと、口に入れた瞬間に脂と肉質のうま味が溶けるように広がります。
近江牛がどうのこうの、というウンチクはよく分かりませんが、旨い牛肉とは!と言うのが一口目で全身に染み渡る、そんな感動がそこにはありました。
ちょっと大げさに書いてますけれど、本当に美味しいお肉です。妹たちはブランド牛はほぼ初体験。最初は
「焼き肉みたい~♪」
とか言ってましたが、一口食べた瞬間に黙りまして
「おいしい・・・」
とため息混じりに感動していましたよ。
しゃぶしゃぶ。

肉肉肉の締めはサッとしゃぶっていただきます。
ペラペラのしゃぶしゃぶ肉しか食べてこなかったので、一枚が厚く大きくて食べごたえ十分でした。ステーキとは違い思いのほか溶けるような食感ではなく、程よい弾力によって肉の旨味を感じる事ができるモノでした。
写真で見るとローストビーフ・ステーキ・しゃぶしゃぶの肉の量が少ないじゃん!!って思われるかもしれませんが、肉質と脂からくる”旨さ”で意外と満たされてしまう量なのですよね。肉の脂身でお腹が一杯になってるのかもしれませんが、それが嫌な感じではないのです。
本当にちょうど良い塩梅の量だったということ、だと思います。
最後のデザートを食べ終えたら、みんな大満足な夕食タイムは終わりを告げるのでした。
ちなみに食パンとりんごジュースを与えていた我が子は当然途中で飽き始めまして、個室内を走り回ったり、ガラス越しに他のお客様に食事を配膳する仲居さんに満面の笑みで手を振ったりしてました。
女の人には異様に愛想が良い我が子。
うん。良い成長っぷりだ(爆)
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会席料理だったこともあり、食べ終わるのに1時間以上経過。既に20時が目前の状況です。自宅に居るときは19時過ぎには寝させている子供は、旅先と言うことや妹たちが居ることでテンションアップ状態のまま。20時30分くらいに抱っこで寝せましたが、布団に下ろした瞬間に覚醒!!
直ぐ様起き上がり部屋の中を駆け回るのでした・・・( ;∀;)
21:30にもなると流石にカラ元気も続かず、再度抱っこで寝せると爆睡モードでございました。食後のまったりタイムもなく、相手をしている大人側も疲れますね。
出産ブログの時から書いているような気がしますが、結婚するだけでも生活は激変するのに、子供が生まれると今までの様にはまったく出来ないんだなってつくづく感じました。数年前まではいかに早起きして長距離ドライブをしようか、とか、北海道ドライブはどこを回ろうとかしか考えていなかったのに、
今じゃ子供中心の生活ですもん。
そう思いながらも、大人の、親の都合で旅行に連れてきてしまっているわけですから、根幹は変わっていないのかな?
旅行・ドライブ好きな子に育ってほしい。
切に願います。
買っておいたビールを片手に寝静まった家族や妹たちを見ながら、一人物思いにふけるのでした。
おまけ。
ちょこっと部屋から見える夜景を撮影してみました。

絞3.2でiso200の25秒。めっちゃ明るく撮れました。対岸の灯火まで見えますね。

絞11でiso200の25秒。光芒を目立たせたしっとり夜景。
どちらが好み??
・・・
翌日。
「パパっ!!パパっ!!」と起こされたのは6時過ぎ。昨夜寝るのが遅かったのに、起きる時間はいつもと同じなのか・・・。
ため息とともに大人4人がむくむくと起き出しました。
窓の外を見ると
一面の曇天。

テンションも上がりませんね。
子供だけは起きたてからテンションアゲアゲ(苦笑)その為に7時を過ぎた頃には空腹でグズグズになっていました。
7:30より昨夜と同じ会場で朝食タイムです。

朝から和膳をいただきます。
子供用に食器の他、海苔とふりかけ、ご飯に味噌汁まで用意してくださってました。事前に準備していたスティックパンと、ふりかけをかけたご飯を喜んで食べましたとさ。
お腹が満たされるとジッとしていられないのが幼児。それにあわせ大人もサクサクっとご飯を食べ終えたらごちそうさまをするのでした。
・・・
部屋に帰ると、
窓の外では雨が。天気予報やこちらの想定より早くに降り出してしまいました。
もともと2日目は予定を決めていなかったのもありますが、天気が持ちそうなら帰り際に岐阜県にあるアクア・トトぎふでも行ってみたいねー程度に考えてました。しかし、雨が降ってしまった今では、そのプランは無しです。
しばらく嫁と話し合って、
結論はそのまま帰るとなりました。
そうと決めたら撤収開始。荷物を片付け、忘れ物がないかを確認。9:30にはチェックアウトです。
本降りの雨の中、SQ5に荷物を詰め込み、子供をチャイルドシートへ。この作業だけでも結構濡れます(;´∀`)
そして出発前に一枚パチリ。
一晩お世話になった浜湖月さん。
仲居さんを始め、男性スタッフも皆さん愛想もよく、子供にも手を振ってくださったりしてとても好感が持てる接客をしていただけました。部屋の広さもちょうどよく、何よりご飯が美味しくとても満足できたお宿です。愛知からの距離も近く、200km圏内なのでのんびりドライブで行けて良いトコロです。
機会があればまた泊まってみたいですね。
浜湖月さんを出た後は、往路と同じルートで帰還しました。帰り道、名古屋高速経由に変更したところ丸の内付近が渋滞の情報があり、急遽名二環へ。その後は最寄りICでも渋滞が発生しているとの事もあり、昨日同様に刈谷ハイウェイオアシスで休憩・昼食タイムをとりまして実家へ戻るのでありました。
ただいまっ!!
走行ルート。ハイドラより。

復路です。往路はハイドラが途中で切れてしまってました。
あとがきみたいなこと。
ここ2年ほどは一年に数回のブログ更新しか出来ておらず、旅行記も書けていなかったので久々にブログ型旅行記を上げてみました。
相変わらずの長文が出来上がったわけですが、立ち寄った場所の少なさや景色の写真もないので、正直身内向けな内容になってしまっているのも致し方ないのかな、なんて思ったりします。
子供がもう少し大きくなれば、公園であそんだり、水族館やテーマパークなんかにも行けるようになり行動範囲が広がるハズです。ただ、そうだとしてもただの子育てブログになるだけではありますが・・・
やはりみんカラ。クルマをメインにしていきたいという思いはあるので、もう少し創意工夫は出来ないものかと考えてみます。
そんなあとがきまでも長くなり、末巻にSQ5を乗ってみてのレビュー的なものを書こうと考えてましたが、また次回に持ち越します(笑)
でわ。