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2016年07月27日 イイね!

16年初夏 北海道旅行5日目

2016年6月15日から19日まで新婚旅行で北海道を"旅"した旅行記です。雨がよく降り景色は楽しめなかったけれど、豪華な宿と夕食に大満足。今までのソロドライブとは違う、二人で旅した思い出の記録になります。



6月19日(日曜) 最終日・帰還編
当日の移動ルートはコチラ(巻末の地図が別タブで開きます)


起床時間はいつもと同じ5:30。爆睡する嫁を置き去りにして大浴場で朝風呂をいただきました。

サッパリ目も醒めたら、部屋に戻り窓から景色を眺めてみますが・・・

薄曇りの港でございました!

それでも雨が降っていないだけで十分ですよ。そう思えてくるくらい、今回の旅は雨続きですから(苦笑)


朝食の時間が来ました。嫁を起こして会場へ。夕食と同じ会場にてバイキング形式の朝食なのですが、座席指定が無いのと、昨晩の客の多さから早めに行かないと会場がごった返すだろうと判断しまして、早めに向かう事にしました。

6:40過ぎに会場入り。既に多くの人たちが思い思いの料理を選んでいる最中でございましたよ。

人多い(汗)トレイを持ってこの中へと飛び込んでいきました。

ある程度料理を取り一度テーブルへ。その後はスイーツコーナーでスタッフさんが盛りつけサービスを行っていたのでオーダーしちゃいました。

ホイップクリームにパンケーキ。それにはちみつをぶっかけて♪

もちろんスタッフさん(女性)には撮影してもいいですか?って許可をもらいながら、ニヤニヤ顔で撮りましたよ(爆)

完成したのがコレ。

朝から甘いもので心もスイートですよ(イミフw)

嫁も同じものをオーダーしていたので、二人で甘々スイーツをいただきましたとさ。

会場がさらに混み出して来たのでごちそうさまをして部屋へ戻りました。


・・・
ひと息着いた後は着替えと出発の準備です。今日は飛行機に乗りますので、ドライブに必要のないものなどをスーツケースへ入れます。また売店で購入したお土産もスーツケースへ。

いろいろやってチェックアウトしたのは8時を過ぎていました。


一泊お世話になりました北こぶしさん。悪いお宿ではなく、どちらかと言えば接客も良く、イイ宿だったのかもしれません。ただこの旅行記で良い印象ではない感じの書き方になってしまったのは、その前まで泊まっていた宿が凄すぎたそれに尽きると思います。公平な価値基準で宿を見ることができていないのは分かっていますが、あくまで個人的な感じ方と旅のその時の気分で書いている、そう思ってください。

北こぶし、決して悪い宿じゃないですからね♪


でわ、改めて
16年初夏 北海道旅行5日目、最終日しゅっぱーつ!!!!



フィット君にスーツケースを乗せたら宿を後にしました。

今日は愛知に帰る日。女満別空港からの16時台の飛行機に搭乗予定です。14時~15時に空港に到着していると考えると約6時間ほどドライブ出来る計算になりますね。

オホーツク海側をのんびりドライブしながら、天気を見つつ空港に向かうことにしましょう。



ウトロ市街から国道を走り、トンネルを抜けると右手にオホーツク海を見ながらの海岸ドライブルートになります。

って、あれ!?

晴れてるぞ!!!

キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!

宿に滞在中は薄雲だった空は、いつの間にか青く高い空に変わっていました。

北海道入りした15日から5日目にして初めての青空!
そして
新婚旅行としても初の青空!!


助手席の嫁とテンションが一気にあがりました。天気がよくなるだけで、不思議と気分が高揚しちゃいますね


ルンルン気分で海岸ドライブを楽しんだら国道は内陸側へ入ります。"天まで続く道"に寄ってみますか!

国道からそれて坂道を上がると左手に展望台が見えてきます。まずは展望台から景色を眺めました。

おぉ!
天まで続く道はその名の通り""が観光スポットです。


遠くはオホーツク海も見渡せますよ。


雨上がりの晴れですので、高い空によって印象的な景色を堪能できてます。


道路の真ん中に仁王立ち。27km先まで真っ直ぐ!!

満足満足
朝イチなので他の観光客もおらず、二人で貸し切りでした。


天まで続く道を後にしました。次はっと。

独り旅でしたら清里町の直線道路や宇宙展望台に行くところですが・・・
この天気なら道東の超有名観光地"摩周湖"も綺麗に見えるはず!と考えてしまいました。嫁に摩周湖を見せてあげたいって言う願望もありますしね。


清里町からショートカットコースを使って摩周湖がある弟子屈町に向かうR391へ出ます。

日曜なので交通量が少ないなか南へ進んでいますと、道路脇に動く生物を発見!!
速やかに路肩に車を止めるとそこにはキタキツネが♪

今旅で初めての野生動物との遭遇。

助手席の嫁ははしゃいでます。そう言えばうじゃうじゃ居るはずのエゾシカとも遭遇してなったですね(苦笑)

ただ車内から見るだけです。実際に触ったり餌をあげたりはしません。してはいけません。


キタキツネとお別れをしたら野上峠を越えて弟子屈町へ入りました。峠からの下り坂を進み摩周湖の入り口近くへ。


なんということでしょう!曇っているではありませんかぁぁぁぁ!

摩周湖のある摩周岳方面を見ています。最終日に欲張りすぎましたね。おとなしくオホーツク海側のドライブを続けておけば良かったかもしれません・・・。

後悔先になんとやら。急いでオホーツク海まで出ることにしました。


野上峠は先程走ってきましたので、藻琴峠を越えて行きます。R391を少し戻ったら道道102へ。

天気が良ければ左手に屈斜路湖が見えるんだよ~なんて言いながら標高を上げると濃霧(雲の中)の世界に!

少し前を走る先行車が見えません(汗)

欲張り過ぎた結果、散々な寄り道になってます(;´Д`)
慎重に運転しながら峠をクリア。下り始めると雲の下に出ました。

オホーツク海側(網走管内)に戻って来ましたよ。この後は適当な道路をあっちへこっちへ、農耕地を激走して小清水原生花園に寄ってみます。

濤沸湖沿いを走る国道、その国道とオホーツク海の間に存在するのが小清水原生花園です。有名であり、ド定番な観光地(笑)

入り口近くの駐車場に空きがあったのでそこへ。原生花園へと踏み込みます!

んん??ビミョー(汗)

昨年と比べるとイマイチ咲き切ってない感じでした。それでも観光客は多め。観光地ですからね


エゾスカシユリ♪

原生花園のお花は気温に左右されるそうなので、昨年と同じタイミングで来ても同じ開花状況にはならないのですね。桜前線なんかよりもシビアみたいです。

最後に海岸まで出たらオホーツク海を嫁と眺めるのでした。

知床連山に雲がかかってますね。


先程までの晴れはどこかへ。薄曇りとなってしまった小清水原生花園の散策はちょっと物足りない感じで終わります。



摩周湖を見に行った事でだいぶ時間を費やしてしまいました。お昼も近くなってきたので、とりあえず網走方面へ向かいます。


網走の市街地をドライブしたり、道の駅で休憩していると再び晴れてきたので能取岬に行くことに!

網走市街から抜け、道道76 通称"美岬ライン"を駆けました。東側から進むと森のなかのドライブとなります。先端付近に交差点があるので右折、すると一気に視界が晴れて能取岬に到着となるのです!

駐車場からは灯台周辺をお散歩♪お散歩♪でっす。

タンポポ綿毛が残る能取岬灯台。季節は晩春って感じです。

灯台より先へ歩きます。

小清水原生花園の海岸から見えていた知床連山、能取岬からも見えますよ!

6月でこれだけクッキリも珍しいかもしれません。


木柵ギリギリまで寄ればオホーツクブルーな海も見えますよ♪


気持ちいいですね!!

再び晴れた空に感謝します。遠回りしてきましたが、最終日に素敵な景色と出会えて本当に良かったです。

今までの曇天雨天な景観に慣れてしまっていた嫁は、衝撃を受けているようでした。

晴れた北海道、晴れた道東はスゴイんだぞ!

なんて言ってみたり(笑)



駐車場から出発し、最後は海に向かっている様に見える道路を撮影して能取岬を後にしました。

うん!!いつ見ても最高のロケーションですね。素晴らしい!!


再び美岬ラインに戻ったら能取湖方面へ進みます。トンネルを抜け、その先で車を止めればこのページでも良く出てきます"能取岬をフカンで見られる"場所です。

美岬とは、突端とはこう有るべき。なんて定義したくなるようなカタチの整った景色です。

時間が有るのなら車を路駐させ、海岸沿いのブロックに座ってボーっとしていたいものです。

ジッとしていられない性格なので、出来ないと思いますけど(笑)



美岬ラインから国道まで戻ると、女満別(大空町)方面へ。この新婚旅行最後は女満別のメルヘンの丘が観光のシメとなりました。

メルヘンと名がついてますけど、なんだか寂しい感じもします。

多分旅の終わりが近いからなのでしょうけどね(苦笑)


この後は隣の道の駅 メルヘンの丘めまんべつに行きました。丁度お昼時なこともあり、駐車場は混んでます。道の駅併設のフードモール内でお昼ごはんをいただきました。

しじみラーメン 味噌味♪

スグ近くの網走湖はシジミがよく取れるので、しじみラーメンが有名なのだそう。大粒なシジミがたくさん入ってました。ウマウマ!

横で嫁が「ソフトクリームもあるよ!」とか「じゃがいもフライも食べたい!!」と唸り出しまして、結果・・・


結構たくさん食べることとなるのでした(笑)

ごちそうさまです。


駐車場で荷物の最終整理を行い、スーツケースに詰められるものは全て詰めます。準備を終えるといよいよ女満別空港へ。


女満別空港のレンタカー屋でフィット君を返却です。
フィット君お疲れさま。ここ数年で借りてきたコンパクトカーの中では一番できが良かったよ。ありがとう、そしてお疲れさまでした!

フィット君との別れをすると、レンタカー屋のバンで女満別空港へ送ってもらいました。




空港内に入り、まずは手荷物カウンターでスーツケースを預けます。その後はお土産を買ったり、展望デッキで飛び立つ飛行機を見送ったりしながら過ごしました。

柵がジャマー(´Д⊂ヽ


保安検査場が混みあう前にパス。少し早めに出発ロビーに入りました。

中部国際空港行きは16:35。

ベンチに腰掛けたらカメラの写真を見ながらこの旅の思い出を振り返ったり。料理の写真を見れば「あれは美味しかったよね」とニンマリ顔で嫁と語り合いました。

やがて搭乗する飛行機が女満別空港に到着して来ます。

安全運行お願いします!!

飛行機とボーディングブリッジが接続。機内の準備が終わるといよいよ搭乗となりました。

指定した座席に座り、フライトに向けて準備をします。空港で買ったお土産は天井の収納棚へ、音楽を聞く準備やGPSロガーの準備、機器類の飛行機モードへの変更などを済ませます。

ふと窓の外を見ると、預けた手荷物が機体に格納されるところでした。

この下にカーゴスペースがあるのですか!

コンベヤーで腹下に飲み込まれていくスーツケースたち。機体内部では手で積まれるのかな?



そんなこんなで離陸の時を向かえます。

ボーディングブリッジが外され、滑走路へ。いつもの様に轟音と共に機体は急加速。シートに押し付けられる"G"に快感を覚えながら、飛行機は大地より空へと飛び立つのです。


ゴォォオーーー

グングン高度を上げていきます。

眼下には美幌町市街が見えています。


さようなら北海道。
さようなら魅惑の大地。
さようなら豪華な宿。


雨ばかりの記憶しかないけれど、それはそれで良い思い出になったよ!!!

必ずまた来るからね!


そして
晴れた北海道

北の大地の真髄
次こそは嫁に見せてあげたいな。



そんな事を思っていると飛行機は雲の中へ。さらに高度が上がると"雲の上"へと出るのでした。

5日間中、太陽が見えたのは最終日の今日だけ・・・(苦笑)

雲海フライトが続くので窓の外の景色はそこそこに、事前に購入しておいた北海道じゃらんを読みながら、いつかまた訪れるぞ!と決意します。



・・・フライトは順調。中部国際空港(以下セントレア)に向けて高度を下げ始めると雲海にダイブし始めます。

雲が時化た波にも見えてきますね。

雲の中へ機体が入ると、視界は一気にホワイトアウト。気流も安定しないようで、ガタガタ揺れてます。機内アナウンスでは飛行に支障はありません、そう告げてました。

体感でも相当降下したであろう事がわかります。ですが一向に雲の中から出ません。


やがて飛行機が大きく右に旋回します。

これでも右に旋回してる最中です。"G"のかかり具合でわかりますね。

恐らく知多半島上空なのだと思いますが、景色が全く見えないんですよ。


そのうちに機体から車輪が出る音がして着陸体制へ。そしてやっと雲から抜けたと思ったら、そこは既にセントレア滑走路の直前でした。



滑走路に車輪が着くと同時にエアフラップが全開で急減速。轟音と共に窓には一気に水滴がつくのでした。



下界、つまり地上は大雨だった様です。滑走路から空港ターミナルが霞んで見えました(汗)


そんな状態でも飛行機は無事に着陸、そしてターミナルへと接続されます。


あぁ。帰ってきてしまいました。
明日からは現実が待ってます。

楽しい新婚旅行は本当に今日で終わりなのですね。


暗い気持ちになる暇もなく、他の乗客と共に機体から降りると、預けたスーツケースを回収。足早に嫁車ポルテちゃんのいる駐車場へとも戻るのでした。


ターミナルから外へでると、雨天気とは言え北海道では感じられない"モァっ"とした空気が体を包みます。

北海道は雨だったけれど、こんな重たい空気じゃなかったよね。なんてお互いに苦笑いしながら帰りました。

明日からも頑張るぞっ!!
おしまい。



詳細なマップ。


飛行機航行ルート。


GPSロガーからのデータ
走行距離 224.2km
活動時間 5時間59分





あとがきみたいなこと。
毎度のことですが気が付けば旅行から帰って1ヶ月以上経過してますね。ブログ投稿の頻度が遅く、それでいて長文なので、読んでくださる皆さまにはいつもながら感謝しています。

今回は新婚旅行を旅行記として書き綴ってみましたが、書いてる本人が変わらないため、基本的に今までのドライブ記と大して変わってないのかなーなんて思ってます。

その割に「嫁」「嫁」「嫁」「嫁」「y」と連呼してたりしますがw

運悪く全日程ほぼ雨、と言う心が折れそうな天気が続きましたが、それもネタになると割り切れた分だけ楽しめていたのかな。

また、今まで年に2,3回北海道に行っているので新鮮味やらフツーの人との感覚のズレなんかを再確認できた旅でもありますね。

この新婚旅行・旅行記が参考になるかは分かりませんが、豪勢な宿に泊まってまったりする"旅"も楽しみ方の一つだよって提唱できたかな?なんて考えてます。

とか書いてると「それが普通の旅だ!」と嫁にダメ出しくらっちゃいました(笑)


最後に。
いつにもなく長い文にお付き合いいただきありがとうございました!
でわ。
Posted at 2016/07/27 21:13:32 | コメント(5) | トラックバック(0) | 16年初夏 北海道旅行 | 旅行/地域
2016年07月20日 イイね!

16年初夏 北海道旅行4日目

2016年6月15日から19日まで新婚旅行で北海道を"旅"した旅行記です。雨がよく降り景色は楽しめなかったけれど、豪華な宿と夕食に大満足。今までのソロドライブとは違う、二人で旅した思い出の記録になります。



6月18日(土曜) 道東編
※この日も天気が悪く景色写真は少ないです。
当日の移動ルートはコチラ(巻末の地図が別タブで開きます)


昨日と同じ起床時間は5:30。普段の癖はなかなか抜けませんね。

嫁を起こさないように寝室から抜けだし、自動カーテンを開けて阿寒湖を眺めました。

予報通りの雨模様でございますよ。

まさかの3日連続で雨。せっかくの新婚旅行なのに・・・、と心模様も曇天気味で1日が始まりました。


気を紛らわすために部屋の露天に入ってサッパリ。部屋に温泉や露天があるのって素晴らしいなぁなんて改めて思いますね。

朝食の時間までは荷物の整理などをしながら過ぎていきますが、テレビは土日編成で天気予報もあまり放送しません。なのでこの日から帰宅するまでテレビを見なくなりました。


・・・
のんびり起きてきた嫁を連れて7:30より朝食をいただきに行きます。昨日の晩御飯と同じ個室に案内されました。

朝から手の込んだ御膳をいただきます♪

お世話をしてくださる従業員も昨夜と同じ人ですので、「よく眠れました?」とか「お夜食のお茶漬け食べました?」なんて会話も弾みました。

朝食予約時間に合わせて炊き上げたご飯は北海道米ふっくりんこ!!

土鍋で炊いた熱々のご飯♪

北海道米と言えば"ゆめぴりか"が有名ですが"ふっくりんこ"もなかなか美味しいお米ですよ!粒がふっくらしていて、ゆめぴりか同様にモチっとした粘り。ほしのゆめの良さを引き継いだ良い米だと思います。

きらら397の頃からすると、今の北海道米はどれも旨いですね。



朝からお腹いっぱい食べることが出来ました。ごちそうさまです♪

部屋に戻ったら出発の準備です。広すぎる部屋ですが、持ち込んだ荷物は少ないですのでテキパキ作業は進みました。


9時過ぎ。一晩お世話になった鄙の座さんとのお別れ、チェックアウトです。コンシェルジュが荷物を運んでくださり、宿入り口のエントランスに横付けされたフィット君に荷物を搬入。お礼の挨拶と共に宿を後にするのでした。


16年初夏 北海道旅行4日目しゅっぱーつ!!!


今夜の宿は世界自然遺産としても有名な知床。その代表的な観光地でもある斜里町ウトロにある宿に泊まります。

道中には屈斜路湖摩周湖多和平開陽台オホーツク海から根室海峡までルート次第では寄りたい観光地・景色スポットは山程あります。残念ながら天気が良くないので景色はあまり期待できませんが、空模様を見ながらあっちこっちと寄って行こう、そう思います。



鄙の座がある阿寒湖畔からR240へ出たら東方面へ。今日も雨のドライブで始まりました。

ホンジツモドンテンナリ。

北海道の国道は轍(わだち)が酷く、雨がそこに溜まるので運転しづらいんですよね。もっとイイ舗装にしてほしいものです。大型トラックの往来が多いので無理なのかもしれませんが。

阿寒湖畔から少し進んだ先にある交差点でR241へ左折阿寒横断道路をつかって弟子屈方面に向かいました。


雨が降るなかワインディングをフィット君で駆け上がる・・・のんびりと(爆)
助手席の"絶対安全装置"の厳しい監視のもと、安全に配慮した運転が目下の使命なのです。はい。


ワインディングの途中に双岳台(展望スポット)があるので寄ってみました。

うん。なんも見えねぇ(笑)

晴れていれば雄阿寒岳が目の前に聳えた景観が見渡せるのですけどね(苦笑)

双岳台から先はワインディングと言うより、中低速のダウンヒル。道内の国道では珍しいカーブがキツ目な下りが続きます。

もちろんエンジンブレーキ全開でのんびり下りましたよ!


・・・
周囲がひらけて来ると一面の酪農・牧草地帯へと入りました。さてここから先はいろんな観光地が点在してます。ドコへ行こうか?

雨は止んでいますが雲は低く、どう考えても摩周湖は霧でしょう。屈斜路湖もソレを見下ろす美幌峠も恐らく残念な感じが予想されます。

景色はいったん置いておいて、アイスクリームでも食べに行くか!雨も止んだことなので、そう決めました。



弟子屈町市街に入り道の駅を越えた先でR243に左折。摩周湖の入り口をパスして北上し、R391へ。川湯温泉駅から少し北にあるくりーむ童話さんに行ってみました。

観光ガイド本やじゃらんでも常連なアイスクリーム屋。

実は初めて来たりします。店内に入るといくつかのテーブル、カウンターではジェラートが並んでました。

今旅初のアイスって事で嫁の気合は十二分!ジェラートを5種類乗せるスペシャル(だったと思う)を注文です。コチラは王道でソフトクリームを。

嫁が頼んだジェラート5種盛り(爆)

いろんな味を一度に楽しめて、それでいて美味しいです♪

そしてソフトクリームも。

なかなか濃厚でウマウマ。

今まで気温が低くアイスを食べようって気が起きませんでしたが、雨も止んだので思い切って来てみて正解でした。嫁もとても喜んでますしね(笑)

朝から甘味成分を補給し大満足です。



駐車場に戻ると目の前には硫黄山が見えてました。

活火山ですね。白い噴煙が常にあがってますよ。

うーん。段々と雲が高くなっている感じですよ。南の空は一部に切れ間も見えます。

これはひょっとしたら晴れてくるかもっ!


とアイスクリームを食べて頭もトロけたのか、無意味にポジティブシンキングになった結果、晴れると思い込んで展望台に行ってみることにしました。



目指したのは道東の中標津町にある開陽台。地球が丸く見えるとう言葉が有名な展望スポットで、毎年何度も行っている場所。嫁に"地平線とはコレだぜ"って言うの見せてあげたい願望もあるので、そこに向かいます。


くりーむ童話から今まで走ってきた国道を戻り、弟子屈市街R243との交差点を左折。中標津町を目指して進みます。


弟子屈町の市街でわかってはいました。国道から開陽台へショートカットする道にスイッチしてそれは確信へ。

晴れてこねぇ(爆)


雲の切れ間が見えたのは硫黄山の周辺のみ。あとは曇天が世界を覆ったままだった様です。ここまで来て引き返すのも面倒くさいですから、このまま進むことに。


手慣れた道なので迷うこと無く開陽台へ到着。急坂を登り切った先の駐車場につくと、一面の地平線は待っていませんでした。


こんな天気と景色ですが、土曜日ということもあって数台の車が停まってましたよ。

展望台へ。外気温は14度前後で、風も吹いているために肌寒いです。嫁はダウンを来て歩いてます。


展望台施設の1階にちょっとした売店と軽食を食べることが出来るカフェカイヨウダイがあります。12時も近いのでココでお昼ごはんを食べていくことにしました。

しあわせのはちみつソフトが有名なカフェです♪

軽く食べられるホットドック的なもをの注文。待っている間にカウンターに座ると、今までこのカフェを利用した人たちの感想が書かれた付箋がびっしりと貼られてました!!

いろんな人達が各地からやって来てるのが物理的にわかります。

ネットの口コミも良いですけれど、手書きの付箋もそれぞれ書き手の心が現れていて素敵ですよね。読んでいるだけでこのカフェは愛されてるんだなぁって思っちゃいました。

そして注文した料理が出てきましたよー!

嫁が注文したはちみつチーズドック500円。

ホットドックにはちみつ!?と思わるでしょう。しかし、相性は抜群だそうで"おいしぃー(*´艸`*)"と嫁は大満足でした。

コッチが注文したのはコレ。

ローストビーフドッグ580円。

今流行り、らしいローストビーフを乗っけたホットドック的食べ物。美味しかったですが、ローストビーフはローストビーフとして別で食べたほうが良いかな(苦笑)

あとは、北海道とい言えば唐揚げじゃないよって事で。

知床鶏の特性"ザンギ"300円。

一応、嫁はザンギ初体験になるのですが、はちみつチーズドックのウマさにヤラれて感想はありませんでした(苦笑)

軽く食べるのが目的で寄ってみましたが、予想以上に美味しい料理にニッコリしてしまうのでした。ごちそうさまです。


カフェのあった展望台から駐車場へ戻ります。曇天模様にて牛さんも寂しそう・・・。

次は晴れた日にリベンジです。また来よう!そう牛さんと約束を交わします。


開陽台の駐車場から下ると、有名な観光スポット"ミルクロード"があるので、生憎の天気でしたが寄っておきます。

真っ直ぐの道路がアップンダウンをしながら地平の彼方まで続いているように見える""

角度を変えて。

空につながっているようにも見えますね。

ミルクロードをフィット君で駆け抜けましたとさ。


お昼も過ぎたことですし、宿のある知床はウトロに向かうことにします。選んだのは知床半島横断ルート!ウトロの反対側の羅臼経由です。



ミルクロードからは適当な道道を走り根室海峡沿いのR335へ出ます。その後はひたすら北上。特に寄りたい場所もないのでサクっと進み羅臼町に入りました。道の駅があるのでトイレ休憩です。

道の駅 知床らうす。駐車場は激コミでございました。

道の駅施設の両サイドがおみやげ屋さん。そのおみやげ屋は観光客に対してかなりの食い気味なのです。速攻で撤収しましたとさ(笑)

道の駅を出たら知床半島の横断開始そう、知床峠を走るのです。



羅臼市街から山道を走り、くねくねと登りながら高度を上げていきます。ヒルクライム!って言いたいところですが、"絶対安全装置"の監視が・・・。

そうこうしていると視界に"白い塊"が見えてくるように。

残雪です!!

「6月に雪があるわけないじゃん」
と半信半疑な嫁。

しかし、さらに標高が上がるとそこかしこに残雪があるようになり、やっと雪がまだ残っている事を認識した様です。

知床峠の6月はまだ雪解けの春を迎え始めた、そんな季節なのかもしれません。


やがて雲の中を走行するようになり濃霧のドライブとなりました。そんな状態で知床峠に到着!

細かい雨に風、他に誰もいない6月の知床峠デッス(笑)

天気が悪いので他の観光客はみなスルーしていく駐車場。当然ですが車を止めまして、嫁を車内に残し写真を撮りに行きますよー(爆)


数年ぶり?な知床峠。目の前には羅臼岳があるはずの世界をただ独り眺めます。

よくよく過去の北海道ドライブを思い出しても、晴れた時に知床峠を訪れたことって数えるほども無いくらい。たまたまなのか、季節や地理的にしかたが無いのか・・・。

これはリベンジ必至ですな。次は愛車で!!


そそくさとフィット君に戻ると、相変わらずの呆れ顔の嫁が向かえてくれましたとさ(笑)


知床峠をウトロ側へと下り出しました。最初は濃霧でしたが、ある程度下がると雲の下へ。そして空が高くなります。

どうやらウトロ、と言いますかオホーツク海側は薄曇りな天気だったようです。お昼前にアイスクリームを食べた後、素直にオホーツク海側に出ていれば、なんて考えても後の祭りですね(苦笑)

熊が怖いという理由から知床五湖やネイチャーセンターはパス。ウトロの手前にあるプユニ岬に寄り道です。

高台からウトロの街を見下ろします。

あそこに見える宿泊施設に泊まるんだよーなんて言いながら眺めました。曇っていても視界はイイですよね。ルートの選択ミスが悔やまれます。



ウトロ市街に着いたらオロンコ岩へ行ってみました。

ウトロの漁港にでんっと存在しているデッカイ岩。

岩のテッペンまで急坂階段で登ることができるのでレッツチャレンジ。

・・・登り始めて数分で断念する事に。理由はいろいろありますが、鳥類全般が苦手な嫁には港特有の海鳥が縦横無尽に頭上を飛び回ることに耐えられなかった、と言うことです。

階段越しから見る知床連山。

知床峠よりも良く見えました。雄大だ・・・。


その後は時間の調整も兼ねて道の駅に寄ったしながら、15時にチェックイン。北海道旅行・新婚旅行の最後の夜はコチラの宿にお世話になります。

知床グランドホテル北こぶしさん!!

ウトロ3大ホテルのトップ?な北こぶしさんを初めて利用です。ドキドキ。

広いロビーの受付でチェックイン。後から後から他の宿泊客も続々とやって来ていまして、人気の宿だということを実感します。

部屋は本館の各階に一つしかない特別室です。

和室。




フローリングの寝室。


えっと。
・・・と、特別??


そう。2日目3日目と豪勢な宿を渡り歩いてきてしまったため、感覚が完全に麻痺してました。施設自体も年季の入った老舗宿って感じですからこんな物、となんとか納得させます。

部屋の窓からは羅臼漁港とオホーツク海が見えましたよ!


北こぶしと言えばこの眼の前が漁港!と言う珍しい立地と景観が"ウリ"なんだそうです。



荷物を置いてひと息ついたら館内の散策へと向かいました。

広いロビー。

この広さ、そして館内デザインやら家具の配置まで老舗感が漂ってます。

足湯もありました!

漁港を眺めながら足湯でほっこり。※入りませんでしたけど。


知床の自然をパネルなどで紹介するコーナーも。

世界自然遺産ですからね!


また流氷で有名なオホーツク海に面しているのでこんな展示物もありました。

リアル流氷!触れませんけどね(笑)

2月前後に来ればこの氷の塊が海一面を覆った世界を目の当たり出来ますよ。

そして流氷の天使もいらっしゃいましたぁ♪

クリオネたん(*´ェ`*)

バッカルコーンでちょっとしたブームにもなった気もしますが、基本は可愛いのです。可愛いは正義。

流氷の~って言われてますが、年中生息してたりします。実際に飼育するには冷蔵庫が必要だとか(昔聞いたお話ですよw)


クリオネに癒やされた後は館内の売店でお土産を買ったり、大浴場の温泉につかりにいったりしながらまったり過ごします。


・・・
18時。夕食の時間です。軽食した食べていなかったのでお腹はペコペコ、張り切って夕食の会場へ向かいました。

最終日はバイキングです。矢場とん→鉄板焼→和御膳と来たので最後は好きなものを選んで食べられるバイキングのプランにしてました。

各部屋ごとにテーブルが指定されていまして、そこまで案内されたら、さぁ料理を取りに行きますよ♪

18時ジャストだったのでまだまだ人が少なく、選びたい放題!


ライブキッチン。目の前で調理してくださったモノを食べられますよ。


チョコファウンテン♪奥にはスイーツも♪♪

と、会場の撮影に熱を出していたらあっという間に夕食を食べに来た宿泊客であふれかえってしまいました。

急いでトレイを持ったら料理をちょこっとづつピックアップ。しかし、既にライブキッチンでは渋滞気味で列が出来てますし、インバウンドつまり外国人観光客が大量に流れ込んできてかなりカオスな状況へ・・・。

この時点で意気消沈気味。

適当に取ったらテーブルへと戻るのでした。

いただきまーす。

うーん。普通のバイキングって感じでしょうか。魚モノが多く、肉系をガッツリ食べたい人には不満がありそうなメニュー。それ以上に好き勝手やってる外国人観光客さんにゲンナリだったので、おかわりも程々に会場を後にすることにしました。

ごちそうさまです。
さすが知床。そして土曜日。客が多くないほうがオカシイですから、そもそも論として宿選びのミスかもしれません。


部屋に戻ったらぐったりするのでした(笑)


・・・
2度めの大浴場でサッパリした後は至福の時最後の夜もサッポロクラシックでカンパ~イ♪


なんだかんだで嫁は既に寝てしまってます。学生時代を除くと4泊もの旅行に行ったことが無いそうなので、慣れない北海道や長旅で疲れたのでしょうね。ゆっくり休んでおくれ。


北海道旅行最後の夜も独り飲みながら更けていくのです(笑)


係留された船と点灯し続ける観光船。港町ですなぁ~。



長いようで短かった北海道旅行も明日で終わりです。明日はオホーツク海側をドライブ、または天気次第では今日行けなかった摩周湖や美幌峠なんかに行ってみようかと思います。

帰りのフライトは女満別空港からで時間は16:35です。そこそこ時間には余裕があるので、あとは天気がなんとかなって欲しいところです。


最終日まで悪天候が続くのもさすがに、ね(´・ω・`)ナントカハレテ

雲に覆われた空を仰ぎながら、知床の大地に願いました。


詳細なルート。


GPSロガーのデータ。
走行距離 216.5km
活動時間 5時間42分

最終日に続く。
Posted at 2016/07/20 21:02:40 | コメント(9) | トラックバック(0) | 16年初夏 北海道旅行 | 旅行/地域
2016年07月13日 イイね!

16年初夏 北海道旅行3日目

2016年6月15日から19日まで新婚旅行で北海道を"旅"した旅行記です。雨がよく降り景色は楽しめなかったけれど、豪華な宿と夕食に大満足。今までのソロドライブとは違う、二人で旅した思い出の記録になります。



6月17日(金曜) 大雨・阿寒湖編
※この日も雨で景色の写真はほぼありません。
当日の移動ルートはコチラ(巻末の地図が別タブで開きます)


せっかく広い部屋とガラス張りで景色が良いのだから。とカーテンを閉めずに寝て、起きたのは昨日と同じ5:30でした。

カーテンを閉めなかったので当然ですが既に明るくなってきてます。
なってきていたのですが・・・

今日も灰色世界が待っていましたとさ。

昨日から雨は降り止むことはなく、むしろ更に強く降っている感じでした。
これは今日も景色はダメだな。2日目に続き、3日目もあきらめモードに入ります。


昨日は入ることが出来なかった大浴場に朝風呂しに行ってきますか。大浴場の泉質は部屋の露天風呂と比べると、心なしかぬるぬる加減が少ない感じがしました。広いお風呂につかって気合の注入です。


お風呂から上がり部屋に戻り爆睡している人は放っておいて、気象状況と天気予報の確認です。

いま居るのが帯広で・・・12.3度!?根室に至っては一桁!!

おそるべき初夏の北海道。愛知の春先より寒いですよ。この旅行の出発前、嫁にはダウンを持って行ったほうがイイよって伝えておいて正解でした。

雨は止みそうかなっと。

いいえ、止みませんね。

今夜の宿は阿寒湖なのですが、この場合「釧路」が阿寒湖の天気に一番近くなります。地図で見るとめっちゃ離れてますけどね(汗)


その後は、のそのそと起きてきた嫁と朝食といただきに行きます。昨日の夕食の時に和膳かバイキングかを選ぶことができたので、和膳をチョイスです。

会場は個室食事処。


朝から和な料理をしっかり食べました♪


もっぱらソロドライブ・独り旅ではコンビニで済ます事の多い朝食。こうやって腰を据えてちゃんと食べるのも、旅の楽しみなのですよね。

朝から染み染みです(笑)


美味しい朝食でお腹いっぱい。広すぎる部屋に戻ったら出発の準備をしました。


そして9時に宿をチェックアウト。荷物をフィット君に積み込んだら、宿の入口で記念撮影を。

一晩お世話になりました十勝川温泉第一ホテルさん。

豪華な部屋、ラウンジ。そして心までトロけた美味しいご飯。ここに泊まれて良かったです。値段が値段なのでホイホイと宿泊することは難しいですが、次は晴れた日に泊に来たいですね!!

お見送りの従業員さん達に手を振りながら雨の世界へ進みだしました。


16年初夏 北海道旅行3日目しゅっぱーつ!!


今夜の宿は道東地方でも屈指の観光名所"阿寒湖"です。最短ルートで3時間弱で到着してしまいますので、生憎の雨模様ですが太平洋を見ながら釧路方面へドライブしつつ阿寒湖に向かうことにします。

言わずもがな、この日も宿泊地を事前予約した事を除いてノープラン。自由?かもしれない新婚旅行なのです。


宿があった十勝川温泉から道道78を使って東へ。目指す太平洋側は過去の北海道ドライブでも幾度と無く走り回った場所。十勝地方から釧路地方の海岸を走ろう、そう思ったのです。


本降りの雨なか。レイニードライブ。

景色もなにもありません。

池田町に出たら道道73で南東方向へ。豊頃町R38へと走り、R336との交差点から交通量皆無の道に進みました。

地図を見ないで走っているので「ドコに向かってるの?」と心配する嫁。


そのまま進めば太平洋側を走る国道に合流!左折して少し進めば右手に太平洋が・・・

見えません!雨が強く、霧がかってもいるので視界が悪いのです。


途中で旧道のダート(砂利道)へ進入。さらに心配度合いが増してる嫁、でも気にしません(笑)



道路の両脇には降り落ちた雨水が川となって流れてます。

しばらくダートを楽しんだらなんとなく目的地にしていた昆布刈石展望台に到着でしました!

風も強く、横殴りな雨も振ってましたが車外に出て撮影です。

シケた太平洋と霞みまくった展望に残念。

スグに車内へ戻ると、呆れた顔の嫁に「ブログの写真の為とは言え、よくやるね・・・」なんて言われてしまいました(苦笑)

この"ノリ"もこのブログを書く上では必要なことだと思ってますし、こうやって記録を残すことで"天気が悪いのにあえてダートを走って行ってきたんだぜ!"と言う思い出にはなると思うのです。

ぶっちゃけ、もう少し天気は良いはずって思っていたのも事実なんですけどね(苦笑)


昆布刈石展望台からダートを下り突き当たると太平洋沿いを釧路方面に向かって走り出しました。




が!スグに異常事態に巻き込まれます!

対向車がパッシングの嵐で窓を開けながら何かを言ってきました。

変な人だろうから絡まれないように無視無視!そう言いながら少し進むと大型トラックやトレーラーが前方に確認。

しかもバックして来てます!

えっ!?



とにかく急制動です。するとこの雨の中、ヘルメットとカッパを着た人が近づいてきました。

「この先のトンネル抜けた場所で土砂崩れが起きてて通行止めです!!」

と言い放ったのです。

カッパを着たのは道警の警官さん。


衝撃の展開でした。海沿いドライブを楽しむために交通量の少ない区間にわざわざ立ち入ったのに、まさかの通行止め。


警官さんの誘導のもと、なんとかUターン。

先ほどのパッシングをしてきた車も道路公団かなにかの関係者だったようですね。必死にこの先通行止め!を伝えたかったのでしょう。



この出来事により嫁の心配バロメーターが振りきれてしまいました。



コッチとしては十分すぎるほどのネタなのですが、初夏北海道初体験の嫁からしたらかなりの刺激だったのかもしれません。

天災と嫁には敵いません。ここは海沿いルートを諦めて進むことにしましょう!



・・・
土砂崩れでUターンした後は道なりに北上し浦幌町にある道の駅まで出て、いったん休憩をとる事に。

道の駅 うらほろ。

ココでこの先のルートを再考。海沿いは却下なので、内陸を突っ切って阿寒湖へ向かうしかありません。


道の駅から出発したら浦幌町市街を突っ切り、道道56へ。後はひたすらに北上しました。

周囲は農耕地が続く長閑な風景。雨も降り続いていることもあり、延々とドライブです。


本別町に突き当たると、国道へとスイッチして更に北へ。足寄町にやって来たら道の駅 あしょろ銀河ホール21で休憩をしました。

相変わらずの雨雨雨。

実はこの道の駅施設に入るのは初めてだったりします。いつもは通過か外のトイレを利用するだけですから(苦笑)


中に入って最初にあったのは松山千春さんの展示コーナー!


ここ足寄は松山千春の出身地なのですね。生家?も街中にあるようです。

そんな千春コーナーの先は普通の道の駅って感じなのですが、もともとこの施設は"本物の駅"でした。なのでその面影を残す造りになっています。

右手のバス案内所は切符売り場。奥の売店手前には駅名の看板。写真には移ってませんが当時の線路も残されてます。

この旅行記でも度々登場している旧ふるさと銀河線りくべつ鉄道。それの足寄駅だった物がこの道の駅となっているのですね。

ふるさと銀河線りくべつ鉄道が現役だった頃を知っている身としては寂しい気分になります。


この道の駅に限った話ではないのですが、案内板やポスター、街の案内図なんかが壁にずら~っと貼ってあったりしますよね。その中にこんなのが貼ってあしました。

未来の為に。そう、自衛官募集のポスターです。

随分と2次元的なアピールですよね。でも今つくるならGATE伊丹さんを使ったほうが良いと思うんだけどなー(笑)

足寄町には自衛隊駐屯地があります。それもあってか、こう言うポスターが貼ってあるのでしょう。まぁ北海道をドライブしていると自衛隊の車両によく遭遇しますしね。


・・・
時刻は12時を過ぎたところ。お昼ごはん時でもありますが、朝からあまり動いてませんし今夜の晩御飯も御膳なこともあるので、昼は抜きにしました。

さてさて。足寄町まで来ちゃったので阿寒湖までは1時間もかかりません。チェックインが14時からなのであと2時間ほどあります。

じっとしていても退屈なので阿寒湖に向かいましょう。そして天気が悪いですが、ダメ元で途中のオンネトーにも寄って見ることに!



足寄町の道の駅からR241を進みます。市街地を抜けると山間の道へ。

阿寒湖に向かうには足寄峠を越えるので、それに向かって標高も上がっていきます。周囲に民家がなり、森のなかへ。峠の少し手前にオンネトーへの脇道があるのでそちらへ向かいます。

オンネトーが近づくと、なんと雨が止みました!運が良いです!くねくねする道路を走れば到着となります。

秘境 オンネトー!!

と秘境なんて言われていたのは過去の事かと。今では観光バスもやって来ますし、普通の観光地ですよ。

ただこの日は雨が降っていたこともあり、他の観光客は皆無。貸し切りなオンネトーでした。コレばかりは悪天候ばんざーい、です(笑)

晴天時の美しいオンネトーを知っている身とすればこれだけ雲が低い状態は残念な感じと思ってしまいます。ですが嫁は「凄い凄い!水の色が違うよー!!」と喜んでくれてます。

改めて北海道慣れし過ぎていることを反省するのでした。


ダメ元で行ったオンネトーがまさかの貸し切りで、満足度の高い観光となりました。オンネトーから国道に復帰したら足寄峠を越えて阿寒湖へ向かいました。


・・・
足寄峠を越えると再び大粒の雨が降り出します。峠から坂
を下りきった先のT字交差点で右折、少し進めば阿寒湖・阿寒温泉街に到着となります。


温泉街をぐるっとドライブしてコンビニにピットイン。買い出しを済ませたら少し早めのチェックインにすることにしました。断続的な雨で何も出来ませんしね。

今夜お世話になるのはコチラ!

鶴雅グループ あかん鶴雅別荘 鄙の座!!!
※夜に撮影

"ひな"と読みます。一度は泊まってみたかった宿でもあります。部屋数が少なく金額的にもいい値段しますが、なかなかどうして予約が取りにくかったりするそんなお宿。
※予約が取りにくいと言うのは個人的な思い込み、かな?。

阿寒温泉には他にも鶴雅グループの宿泊施設はありますが、外観からもこの鄙の座だけは異彩を放ってました。


そんな鄙の座。玄関通路(エントランス)の入り口にフィット君を横付けすると、コンシェルジュが荷物を運んでくださいました。

コンシェルジュに案内されてドアを抜けると・・・木彫のフクロウがお出迎えが!

おぉ!意味もなく驚きます。

荘厳なBGMも流れてますよ。ネイチャーセンターかアイヌ関係の施設に入ったかのよう。

その先がロビーとなってました。

靴を脱ぐとスリッパなどの履物は無し。館内は素足で、と言うことだそう。それだけ清掃が行き届いているのでしょうね。

受付が無く、ロビーから続くラウンジに案内されます。目の前に阿寒湖が見える場所に座ると、ハッカの香り付きお手拭きウェルカムドリンクウェルカムスイーツオモテナシされちゃいました♪

ゆずレモン(記憶曖昧)とカラメル・プディング!

プリンが激ウマ(笑)静かなラウンジでドリンクとスイーツにニヤニヤしながらチェックイン手続きを済ませるのでした。


ひと息つくと用意していただいたお部屋に案内してもらいました。


館内は古き和な雰囲気を体現したかのような造り。廊下も畳の様な素材ですし、懐かしい感じがします。


素足で歩いているのでそれも郷愁を誘います。


お部屋に到着。

引き戸タイプのドアを抜けて中へと進み入ります。部屋の中にも廊下がありまして、リビングへと案内されると・・・


ひ、広い(゚A゚;)ゴクリ
和室空間だけでも十分な広さがあるのに、ソファがでーんと置いてあるリビングまでも。



リビングにはBOSEのオーディオが設置されてました。窓は広く、目の前には阿寒湖が見晴らせます。カーテンは自動・・・。

和室、リビングと続き、その奥にはドレッサールームと露天風呂があります。

マッサージチェアが鎮座したドレッサールーム。


半露天に近い感じのお風呂。4人位までなら入れるサイズ!


さらに奥に寝室が待っていました。

和な温かみのあるベッドルーム。

他にもトイレが2つあったり、部屋の入口と廊下を繋ぐ場所を防火扉(の様な物)で閉じることが出来たり。なによりも、とにかく広いのです!

鄙の座は各階に7部屋しかありません。その各階でも一番広いのがこの部屋だそうです。


なんてコンシェルジュが丁寧に説明してくださってますが、聞き耳半分で舞いがってました(笑)


前泊の十勝川温泉第一ホテル豊洲亭も広々として優雅なお部屋でしたが、ここはソレを軽く越えて行きました。広すぎて二人では持て余すサイズです(苦笑)


コンシェルジュからの説明を聴き終えて荷物を置くと、リビングのソファに座って阿寒湖を眺めるのでした。

曇天の影響もありあすが、見晴らしはほどほどかな。


・・・
少ししたらロビーラウンジを見に行くことにしました。浴衣に着替えて1階へ。

15時もちかくなってきたので他の宿泊客がちらほら。それぞれが別々の卓席に案内されいて、直接会わないような計らいがなされてました。

そんなロビーラウンジには木の彫刻が至る所に飾られてます。

芸術ですな。

売店も少し小洒落た感じですね。


ラウンジの一部がバーにもなっていたのですが、そこに高級オーディオがありましたよ!!

JBLパラゴン!!!!!

スゲ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━!!!!
初めて見るパラゴン。しかも音楽を鳴らしていました。1000台の内の1台がココに・・・。

パラゴンの上にMacintoshの真空管アンプが置いてありましたが、どうもコレは稼働してない様子です。残念。

ゆったりとソファに座りながら、艶めかしいツヤのあるジャズを聞き流しました。幸せ♪

他にもこんな物もありましたよ。

レトロなレコードプレーヤー。実働するみたい。


高級オーディオに一人はしゃぎまくり。嫁はポカーンでした(笑)



そんな嫁も喜ぶモノが用意されていました。それは色浴衣です!

ココに置かれている色浴衣、好きなモノを着用して良いそうで。

さっそく悩みまくる嫁
。こう言う楽しみがあるのも女性にとっては嬉しいイベントですよね。

やっとこさ決めた色浴衣。一度部屋に戻り着替え直したら再びロビーラウンジに戻ってきました。


このラウンジの一番奥に足湯があるのでソレにつかりに行きます。

離れの様になっている足湯。その先には阿寒湖が見えていました。


快適そのもの。全体的な和の装いも相まって流れる時間もまったりゆったりって感じがする、そんな宿ですね。


・・・
18時晩御飯の時間となりました。お昼ごはんを抜いていたので既にお腹はペッコペコ。

食事処へ行くと個室へと案内されました。

ちょっとした料亭みたい?料亭に行ったことないですケド(爆)

部屋ごとにお付きの人がいるようで、食事のお世話は全てその人がしてくださいました。なので、食事中は他の宿泊客は元より、従業員すらも見ることはなくプライベートな空間が確保されてます。

今回もお品書きが!

たくさん出てきそうです♪

今思うとこのお品書きを記念に持って帰ってこれば良かったかな、なんて思ってしまいます。


それでは食前酒で乾杯!


雨が続いた1日だったけれど、素晴らしい宿で夜を向かえれられるのでそれだけで幸せですよ。

いよいよ食事が始まります。コチラの食べるペースなどを見計らって次々と料理が運ばれてきます。

前菜。


造里。

右の白身、これは養殖のイトウですって!!タンパクで美味しかったですよ。


お付の人とお話している時に「新婚旅行で北海道に来ているのですよ~」と言った事が発端で、お品書きには無いお祝いドリンクをいただけることに!!

しかもハートの形をした器こう言う心遣いは本当に嬉しいですね!!


美味しい料理はなおも続きます。

焼き物。

メロ(銀ムツ)の粕漬。脂がのっていて旨い。

煮物。

どれも量が絶妙でして、濃すぎず薄すぎない味付けはたまらなく美味しいです。


メインとなるであろう鉢肴。

今夜も牛肉の登場です!!

どれもウマイ。一つ一つの料理・品に感想を書いてると大変なことになってしまいますね。


食事は釜飯でした。夕食の予約時間に合わせて炊き上げたご飯は美味しいに決まってますよね!

お腹ペコペコから始まった食事。釜飯も全部食べちゃいました。


最後はデザートが・・・あれ?

なんとお皿にチョコ文字で"happy honey moon"と書かれているではありませんか!

さらにプレゼントまでいただいちゃいました!


予約時に新婚旅行と書いたわけでもなく、たまたま会話の流れで伝えただけなのに、こう言うサプライズをしてくださり、本当に感激です。ありがとうございます。

美味しい料理だけでも心が幸せになりますが、宿側の心遣いにも心が満たされるのでした。



ごちそうさまです。

温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、どの料理も出来たてを。とても満足度の高い晩御飯でございました。



・・・
広い部屋に戻ると風呂につかったり、マッサージチェアで癒やしのひと時を楽しみます。

露天風呂にはベンチがあるので、キンキンに冷やしておいたサッポロクラシックを持ちだして、至福の時を堪能です。


温泉につかりながら飲むビール。
火照った体で横になりながら飲むビール。

最高ですわw



ほろ酔いになりかけた22時。ロビーラウンジでお茶漬けの夜食が振る舞われるというので「食べに行こっ(^Q^)」と言う嫁の一声が。

いそいそロビーへ向かうと、男性コンシェルジュがお茶漬けを用意してくださいました。

当然のようにお茶漬けすらも豪華でございました。

薬味も種類があり、好きな味で楽しんでください。だそうです。

出汁も美味しく、さらさら食べることが出来ましたよ。満足満足。


再び部屋に戻るとお茶漬けで満足した嫁は沈むように眠りにつきました(笑)



取り残されたので独りで飲みながらちょこっと遊んでみたり。グラスにビールをついでライトアップ♪


コレを和室にあるテーブルに置いてみたり。


まぁいろいろ楽しんでましたとさ。


今日でこの北海道旅行は半分以上が終了しました。明日も天気は悪いみたいなので、せっかくの道東ですが景色は厳しいかもしれません。

そんな明日は世界自然遺産でもある知床はウトロ地区の宿を予約してます。どういうルート行くかは明日の天気と気分で決めようかな、そんな事を考えながら眠りにつくのでした。



詳細なルート。


GPSロガーからのデータ
走行距離 205.3km
活動時間 4時間46分

4日目につづく。
Posted at 2016/07/13 21:54:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | 16年初夏 北海道旅行 | 旅行/地域
2016年07月06日 イイね!

16年初夏 北海道旅行2日目

2016年6月15日から19日まで新婚旅行で北海道を"旅"した旅行記です。雨がよく降り景色は楽しめなかったけれど、豪華な宿と夕食に大満足。今までのソロドライブとは違う、二人で旅した思い出の記録になります。



6月16日(木曜)北海道十勝編
※曇天につき景色の写真はほとんどありません。
当日の移動ルートはコチラ(巻末の地図が別タブで開きます)

スマホのアラーム音で目覚めたのは5:30新婚旅行なんてなんのその、普段と変わらない時間に起きますよ(笑)

窓の外は既に明るくなっています。起き抜けの写真を一枚。

曇天の空、千歳の街を見渡します。


早めの出発を予定して素泊まりのプランにしてましたので、昨夜のうちに購入しておいた朝食を食べたり、荷物の整理をしました。

ちなみに嫁は爆睡中(笑)



テレビの天気予報では傘マークが並び、出発前からテンションを押し下げてきました。

これから向かう十勝地方を含めて全道的に雨、ですか。



7時前、やがて嫁が起きてきます30分で出発できるようにする!と寝ぼけ眼で宣言しました。


・・・宿をチェックアウトしたのは8時です(爆)
じょ、女性の準備には時間が必要なんだからねっ。みんなよく覚えておくように!!


短い時間でしたがお世話になったANAクラウンプラザホテル千歳さん。

部屋も広く、アメニティも揃っていましてなかなか良いホテルでした。

GPSロガーとハイドラの起動、スマホの固定からAUXで音楽を聞く準備まで、昨夜出来なかった事をしていたら出発は8時20分くらいになってました。


北海道旅行2日目、十勝地方に向かってしゅっぱーつ!!


今夜の宿泊地が十勝川温泉なのでこれから十勝地方へと向かいます。チェックイン予定が15時、あとは六花亭本店でしか食べられない"サクサクパイ"を食べる!!それだけ決まっていて、あとはノープラン。
新婚旅行がそんなんでイイの!?って感じなくらいにフリーな旅行なのです(笑)



宿を出発したら千歳市街地を東へ向かって進みました。個人的には見慣れたよくある北海道の地方都市って感じなのですが、嫁からしたら新鮮だったようで

「瓦がないよ!」
「屋根が平らだよ!!」
「玄関が二重扉になってるよ!!!」

非雪国の愛知県民には別世界の街に見えているようでした。

いや、むしろこれが普通の反応なのかもしれません・・・。ちょっと反省(苦笑)


千歳市街を抜けて畑作地帯を走り、向かったのは道東自動車道の千歳東IC。


下道で十勝地方へ向かうのも考えましたが、峠を越えるのが楽しいのはソロドライブの時愛車に乗っている時だけですからね、おとなしく高速でピューンと移動しちゃいましょう。


千歳東ICから高速へ上がり十勝地方へ、東へと進み出しました。

道東自動車道も阿寒ICまでつながったので交通量は増えたほうだと思うのですが、本州の高速と比べるととても少ないです。


助手席からボソッと

「下道と変わらないねw」

確かに。まったりペースで走行している場合、下道とそれほど変わらないのかもしれません。


追い越し区間の度に後ろからやってくる車に抜かれながら、のんびりドライブ。新婚旅行ですから、安全運転ですよ。


・・・
途中で寄り道をすることにしました。この新婚旅行を計画する上で一度は宿泊を考えた星野リゾート・トマムリゾート。それを実際に見に行ってみよう!となったのです。

その為に占冠(しむかっぷ)ICで高速から降ります。近くに道の駅がありますのでまずはトイレ休憩を。

道の駅 自然体感しむかっぷ。平日なのでガラガラでした。

施設内の売店で鹿角を発見!!

結構いい値段しますねぇ。

休憩を終えたら道の駅からR237を北(富良野方面)へ進み、市街地を抜けた先で道道136へ右折します。

道東自動車道とJR石北線と並行するこの道路がトマムリゾートへのアクセス路となります。


だんだんと雲が低くなり、天気は悪化。そんな中でトマムリゾートに着きました。

ツインタワー!!

これが星野リゾートでもありますトマムのツインタワーです。いつかは泊まってみたいね、そう言いながら眺めました。

それにしてもこの天気では、上層階は雲の中なので景色は楽しめ無さそうですな。


駐車場にはレンタカーがたくさん駐められていたトマムリゾートを後にしました。



リゾートとは対象的な寂れ具合だったトマムの街を抜けて、トマムICより再び高速道路へ上がりました。

長めのトンネルを抜けると清水町へ。十勝地方に入ります。
が、トンネルの先は霧が全面を覆う天気でした。

濃霧によるホワイトアウト?前走車が辛うじて見えてますよ。

トンネルが標高の高い場所だったので、そのまま進むと霧(雲)から出ますが、曇天には変わりありません。

こりゃ景色は絶望的です。広大な十勝地方を望む展望台がいくつもありますが、全て行き先から外す事にしました。



道東自動車道を走り帯広JCTから帯広広尾自動車道へスイッチして芽室帯広ICから高速を再び降りました。


道なりに進んで帯広駅へ向かい、11時前に目的地にしていた六花亭本店に到着です。


この周辺は過去のドライブで何度もうろついてますので、ナビ無しでも余裕でたどり着けます(笑)

店内に入ったらお目当てのサクサクパイを購入ですよ!

消費期限が本日中、美味しくいただくなら3時間!?が期限なサクサクパイでっす!!

店内奥にイートイン・スペースがあるので早速食べました!


いただきまっす♪

確かにサクサクしてました。クリームは甘すぎること無く、マルセイバターサンドのクリームにも似たようなお味。

おいひぃ。話のネタとしても十分なサクサクパイ、いただきました♪


満足満足。六花亭の次はお昼を食べよう!となりますが、嫁は「豚丼はイヤ!とおっしゃるので、とりあえず帯広市街から離れることにします。



R241を北上して音更町へ。道中で調べると、更に北の士幌町の道の駅併設のレストランで、面白そうなハンバーガーが食べられるとの事なので北上を続けました。市街地を走りぬけ周囲は十勝地方の農耕地が広がり始めます。

真っ直ぐな道路が右に曲がり出したところに道の駅 ピア21しほろがありました。


その道の駅にピア21しほろと言うレストランがありますのでおじゃまします。店内は昔からある街の洋食屋さんって感じ。テーブルに着いてメニューを見ながら料理を注文です。

嫁は"本日オススメ"にあった士幌産の牛肉をつかったビーフシチューを。

ほろほろ溶けるお肉がウマウマ!だそうです。


もちろんコチラは面白そうなハンバーガーを頼みましたよ。ソレが食べてみたくてここまで来ましたからね。

待つことしばし。やがて周囲のお客さんの視線を集めながら、そのハンバーガーが目の前に運ばれてきました!!!

どんっ!

しほろビーフ100% フレッシュバーガー!!!

なんじゃこりゃー
高いぞ。奥のタバスコの瓶より高く分厚いです(^o^;

想像以上のハンバーガーに思わず吹きます。

当然周りのお客さんからも
「どうやって食べるのかしらww」
と苦笑いが聞こえてきます(笑)

店員さん曰く潰して食べてください。だそうです。
普通には潰しにくいので、レタスを手で抜き取ってからの方が良いですよって言われました。

ちなみにこの状態をキープするために太い串で固定されていまして、普通のハンバーガーみたいに手で持ち上げて食べることは出来ないようになってます。



いただきまーす!
レタスを手で抜き取りムシャムシャ。ある程度層が減ってきたらギューっと圧縮してナイフでカットです・・・。

食レポの物撮りっぽくしてみましたが、美味しそうじゃないですね(苦笑)

パティはしほろビーフ、当然ですがジューシーで身もギュッとしていまして美味しいです。ですが、完全に"ネタ"で食べるものだと思いますよ。

ごちそうさまでした。


面白そうなハンバーガーが、本当に面白いハンバーガーだった事を確認できたレストランから出ると、外では雨が降り出していました。




さてこれからどうしよう。
嫁的にはもうチェックインしても良いと言ってますが、まだ時間が余ってます。少し考えた末、士幌町のお隣の鹿追町にあるチーズ屋さんに行ってみることにしました。

道の駅から少し南下してR274へ右折、道なりに真っ直ぐな道路を走り鹿追町瓜幕の集落へ。ここにも道の駅 うりまくがありますが寄らず、そのまま少し進めばチーズ屋さんに到着です。

鹿追チーズ工房さん。

過去にもここでソフトクリームを食べたことがありますが、今回はチーズを購入してみます。


なんだかいろいろ種類がありますねぇ・・・。

銀の匙で少しお勉強していたはずですが、まったく覚えていませんでした(笑)なので嫁に任せます。

チェダーチーズ
の薄くスライスされたやつを買いましたとさ。
ついでにソフトクリームも!って思いたいところなのですが、外は雨。気温も14度なので、とてもそんな気分にはなりません。


鹿追チーズ工房を後に、いよいよ予約してある宿へ向かいます。宿は十勝川温泉にあるので、鹿追町から南東方向へ進みました。


今日のドライブのシメとして、15年初夏北海道ドライブでも訪れた十勝牧場の白樺並木を見に行ってみることに。鹿追町から音更町へ、そして並木道の入り口へと到着です。

昨年同様に曇天の白樺並木。

しかし一列に植えられた白樺は美しいの一言です。運良く雨も小康状態となり、少しの間撮影タイムとなりました。


2日目にして嫁カメラ初起動(笑)記録はこまめに撮ったほうがイイよー。


フィット君も入れて。

一応は新婚旅行ですので自撮りなんかもやったりして、一通り楽しみました。青空での訪問では無かったのでちょっと残念な気持ちでいたのですが、嫁は「スゴイよーっ」てはしゃいで喜んでいたので、来て良かった。そう思いました。


白樺並木も堪能しましたので、今度こそ宿へ。

十勝牧場より音更町市街を抜け、道道73に出たら道なりに。あっという間に十勝川温泉に着きました。

グルグル温泉街(と言うのかな?)を走り下見。予約した宿はスグに見つかったので、コンビニで買い出しを済ませたらチェックインです。

今夜お世話になる十勝川温泉第一ホテルさん。

荷物を玄関先で下ろし、フィット君を駐車場へ。ロビーに向かうと嫁がベンチに座って待っていました。

さてチェックインを!そう思ったらコンシェルジュだと思いたい女性従業員さんが
「長旅お疲れさまでした、プレミアムラウンジでのチェックインとなります」
と言い、ロビーとは違う場所へと案内されました。

そう言えば予約時の説明欄にそんなことが書いてあったような・・・覚えてません(爆)


今回予約したのは十勝川温泉第一ホテル"豊洲亭"です。この豊洲亭のお部屋を予約すると必然的にプレミアムラウンジに通されるそう。ちなみに豊洲亭入り口はICカードを内蔵したカードキーでしか開閉出来ないようになってました(汗)



プレミアムラウンジに到着。

中はプレミアムなラウンジが展開されているのでした。

見晴らしもよく、居心地が良さそうなラウンジです。

ウェルカムドリンクをいただきながら、チェックインの手続きなどを行います。

ロゼのスパークリングワインがウェルカムドリンク!

思わずルネッサ~ンスってやってしまうほど、嫁ともども顔がニヤけ、浮かれてます(苦笑)

尚、このプレミアムラウンジにはスイーツやお菓子、飲み物(ビールやワイン、ジュースにコーヒー紅茶などなど)が用意されていまして、利用し放題(飲み放題)だというのです。部屋にお持ち帰りは禁じられてますが、このラウンジだけで楽しめちゃいますね。

そしてお部屋へと案内されます。


ひ、広いぞ和室とその奥にはソファが置かれたリビングゾーンが。


一面のガラスで景色も良し!

ベランダ?デッキ?にも出ることはできまして、眼下には雄大な十勝川、そして十勝中央大橋が見渡せます。

雨が降っていなければ絶景かもしれません。

室内に戻りまして、和室の反対側には寝室があり、ふかふかなベッドが用意されてました。

演出で桜のライトがグルグル回転しながら優しく光っておりますよ。必要性を一切感じませんが(苦笑)


お次は浴室へ。脱衣・・・じゃないドレッサールームも豪華です。

洗面台は2つ、ガラスの向こうにシャワー室、その奥にお風呂がありますよ。

お風呂は半露天!

開放感ある景色に浸りながら、かけ流しモール温泉を独占できます!!



いやぁとにかく広くてスゴイです、このお部屋。
コンシェルジュと思いたい女性従業員が

「当館、豊洲亭の一番大きなお部屋になります」

なんて言ってくれたので、さらに盛り上がっちゃいます。




一通りお部屋の写真を撮ったら、まったりくつろぎタイムへ。ごろごろしている嫁を横目にさっそくお風呂へ。モール温泉はぬるぬるして肌触りは良いですね。

チェックインしたのが15時夕食が18時ですので、それまでの時間は部屋でのんびり過ごしたり、宿内を散策したり、意味もなくプレミアムラウンジに入り浸ったりして過ごしました。


豊洲亭とお部屋の鍵。ICカードと嫁カメラ。

鍵は二人分用意されてますので、楽ですよね。



・・・
18時。楽しみにしていた夕食タイムがやって来ました。夕食はバイキングではなく、館内の個室食事処内にある鉄板焼き処。


嫁と二人分の座席が用意されており、ウェイターと思いたい男性従業員さんに案内されて着席するのでした。

目の前には鉄板が!

お品書きも置いてあって、なんだか不釣り合いな場所に来ちゃってしまった感が半端ないです(汗)

少ししてコックさんが登場してきたら夕食の鉄板焼きと言う舞台の幕が上がります。

まずは前菜。

盛り付け方から器までお上品でございますわ。

どれも美味しく、量が絶妙です。前菜を食べ始めると目の前の鉄板では焼き物の準備が始まります。

油にニンニク♪焼ける香ばしい匂いが次の料理への期待が膨らみます!!

何を焼いてくれるのかな?と期待していたら出てきたのは旬の野菜の包み焼き。

地場産の太いアスパラと玉ねぎ。アスパラは甘いっす!!

"カルタファタ"と言うイタリア製の耐熱ラップでつつみ、熱々鉄板で蒸して調理してました。美味しいですぞ!!


そしてメイン?の焼き物が登場。カメラ有無に関係なく素材の説明をしてくださいました。

サロマ産のホタテ、トキシラズ、すずらん和牛。美味しくないわけがない、そんな素材たち。



そんなメインの焼き物に行く前に、鉄板には薄い牛肉が落とされます・・・。コレは!?

サシから飛び散る油、それだけで肉が旨い事を教えてくれてます。

先ほどのアスパラをニヤニヤしながら食べていると、次に出てきたのがこの薄い牛肉を使った料理でした!

炙り牛肉のひと口寿司!!!

おぉ(@@)
口に入れた瞬間に溶けていく絶妙な肉質、それが舌の上でご飯と一体化する快感。

うんめぇ。

嫁は呻き声にも似た歓喜の叫びを発してます(笑)そうとう美味しいようです。間違いない。


嫁曰く

「本当に美味しいものには言葉はいらねぇんだ」

だそうです。



ひと口寿司に大満足していると、先ほどのメインな焼き物たちが鉄板の舞台へ出てきました!!

まずは海鮮。

下処理をしただけの食材達が、コックさんの手によって熱を入れられ、料理と変わっていく姿をリアルタイムに見ることが出来る。これが鉄板焼きの醍醐味なのでしょうか。

みるみる姿を変えて行く素材達。

はぁ・・・美味しそう。


お皿に盛りつけられると、なんということでしょう!!素敵な料理へと生まれ変わったではありませんか!!

両端のソースはエビの頭から生成したものだそう。

どれも美味しい!あえてソースはつけずに、そのまま食べました。トキシラズは初体験でしたが、巷で言われる様に脂が乗っており身もやわらくウマイ。

幸せな瞬間はなおも続きます。野菜やスープ、茶碗蒸しなどをニンマリ顔で食べ続けました。


そして終盤。いよいよ焼き物の中から主役が舞台に立つのです!!

すずらん和牛!!!

すずらん和牛とは音更町で肥育されている黒毛和牛だそうです。お昼に食べたのは音更町のお隣士幌町の牛。畑作や乳牛ばかりが目立つ十勝地方ですが、ブランド牛の肥育も行われているのですね。


もちろん焼き具合は"レア"で!!


目の前で焼き上げられたブランド牛。食べやすい大きさにカットされるとお皿に盛りつけられ、料理となってフィナーレを迎えるのでした。



数種類のタレを用意してもらいましたが、一口目は"そのまま"いただきます。



おいしい。
細かなサシによって肉質も柔らかい、とか。もうそんな事どうでもいいくらいに旨い。

この宿にして良かった。そう心から思う瞬間でもありました。



メインの後はシメのご飯。もうお腹はイッパイなのですが、目の前の鉄板で炒められるご飯を見ていると食欲が沸いてきちゃうんですよね。



そして最後にデザートをいただきまして、最高な夕食は終演を向かえます。

デザートは別腹さ♪


どの料理もとても美味しく、とてもよい思い出になりました。

料理を担当してくださったコックさんも人が良くて、料理のことから十勝地方の観光、さらには愛知のグルメについてもお話することが出来ました。
最後まで最高の時間をありがとうございます。
ごちそうさまでした!!
お腹いっぱいの幸せを手にした嫁と共に、広すぎる部屋へと帰るのでした。


・・・
部屋に帰っても外は相変わらずの雨が降っています。2度目のお風呂につかったらまったりモードです。


夏限定のサッポロクラシックで独り乾杯♪

部屋の照明を消して、目の前のライトアップされている十勝中央大橋を眺めながら至福の時を過ごします。

嫁は一人でお風呂に入っているので、コチラも一人で満喫なのです。


かなりの雨が降っていますがデッキに出て外の風景を撮影してみたり。

奥が明るいのは帯広市街の灯り。それが雲に反射してます。



・・・
酔も廻ってきましたので寝るとしますか。豪華な夕食から続く幸せな気持ちを胸に抱き、ふわふわなベッドに横たわるとあっという間に夢の世界へ旅立つのでした。




明日の宿は道東の有名観光地、阿寒湖畔です。十勝川温泉から最短ルートで3時間弱ですので、雨が降っていてもどこかしらドライブに出かけよう、そう思ってます。


大雑把なマップ。


詳細なルート。


GPSロガーからのデータ
活動時間 6時間32分
移動距離 266.9km


3日目につづく。
Posted at 2016/07/06 21:46:53 | コメント(12) | トラックバック(0) | 16年初夏 北海道旅行 | 旅行/地域
2016年06月30日 イイね!

16年初夏 北海道旅行1日目

2016年6月15日から19日まで新婚旅行で北海道を"旅"した旅行記です。雨がよく降り景色は楽しめなかったけれど、豪華な宿と夕食に大満足。今までのソロドライブとは違う、二人で旅した思い出の記録になります。



毎年決行しています北海道ドライブ。諸々の事情で今年は無理そうな感じでした。ところが新婚旅行と言う特殊事情によって、マイカーで北海道へ渡る"ドライブ"ではなく"旅行"と言う形で決行することが可能となったのです。

良く出来た嫁の理解のもと、今回の新婚旅行を"北海道旅行"としてブログ型旅行記を綴らせてもらいます。





今回は旅行。ですので事前に飛行機、レンタカー、そして"宿泊施設"を手配します。

そうです。

車中泊ではないのですよ(爆)


宿を予約すると移動時間の制約が生まれてしまうので、今まではなるべく避けてきました。新婚旅行だから、と言いますか"誰かと旅をする"上ではむしろ今までの旅のスタイルが異常だったのでしょうね。



前置きが長くなりましたが、日々の忙しさから開放された旅の記録が始まります。



6月15日(水曜) 北海道上陸編。
※上陸するだけですので写真少なめになります。



いよいよ新婚旅行へ出発する日。仕事の事情もあって飛行機のフライトは夕方の19時の便。午前中で仕事を終わらせ帰宅、スーツケースに荷物を詰め込みます。


嫁は着て行く、そして持って行く服選びに悩んでいました。

道民(北海道に住まわれている方々)ですとお分かりいただけるかと思いますが、6月の北海道は気温差が激しく場合によってはダウンジャケットも必要な時もあるのです。

一方、6月の愛知は真夏手前です。なのでそのまま夏ファッションで行く気マンマンだった嫁としては服装をどうすればイイのか迷ってしまうのでしょう。


北海道の週間天気を見てもほぼ雨最高気温は15度前後の予報。こっち(愛知)の3月くらいの気温ですよ・・・。


午後から荷造りを始め、気が付けば中部国際空港(以下セントレア)に向かって出発する時間となっていました。

二人分のスーツケース、それぞれの手荷物を持ち、嫁の車に積み込みます。

初登場(笑)嫁車のポルテちゃん!

助手席側がスライドドアなので荷物の積み込みが楽ちん。クーペじゃない車ってコレほどにも便利なのか・・・。

まだまだ暑い16時前にセントレアに向けて出発しました。



夕方の帰宅ラッシュが始まる前ですのですんなりと進み、あっという間にセントレアに到着です。駐車場にポルテちゃんを置いたら、空港内へ。

法務省発?入国管理局も萌えキャラですぞ。

思わずニヤける(爆)

ちなみにこの手の趣味に関して、嫁は理解してくれていますので何も言われません。撮影している隣で生暖かく見守っておられるだけです。はい。


そして出発ロビーに上がると各航空会社カウンターの上部に忍者を発見!!

おぉ!!忍者!

って反応している人は誰一人いません(笑)サミット関係で展示してあるのでしょうかね。

航空会社の受付でスーツケースを預けたら、少し早めの晩ごはんを食べることにしました。外食時は基本的に嫁任せ(グルメなのです)なので、導かれるまま立ち寄ったのは名古屋といえば!?矢場とんでした。

実は愛知県民でありながら矢場とん初体験です(笑)ドキドキしながら注文。

待つことしばし・・・人生初の矢場とんの味噌カツとセントレアでご対面!!

ロースとんかつ定食。

いっただきま~す。
はむっ。


想像以上の柔らかさ、そして甘い味噌。うまっ!!

もっと濃ゆいお味を想像していましたので、不覚にもニンマリです。

嫁はみそかつ丼をオーダーしてました。

こっちも美味しそう♪


北海道に行く前に美味しいものを食べちゃたね、そう言いながらサクッと味噌カツを食べきるのでした。

ごちそうさまでした。


お腹が満たされたらセントレア内を散策です。食べ物屋以外をマトモに見たことがなかったので、なかなか楽しいものですね。

時刻は18時前。徐々に空港内の人が減ってきました。



フライト時間まではまだ余裕があるのでスタバへ。

ベイクドチーズケーキ フラペチーノ。嫁はストロベリーソース入りで。

程よい甘さ(個人的にですよw)底に溜まって吸い込めないwザクザク食感のビスケットがウマウマ。


矢場とんスタバで腹ごしらえは済まされました。あとは飛行機に乗って北海道へ向かうだけですよ!!


18:20に保安検査場をパス。搭乗ゲート前に着きました。

19:05まであと40分弱。長いなぁ・・・

コレから乗り込む機体に、北の大地への期待を込めます。

安全なフライトよろしくです!


北海道の天気や旅行予定を嫁と話しをしていると、気が付けば搭乗時間となってました。

ゲートを通りボーディングブリッジから飛行機内へ。機体入り口でふと頭上を見ると、機体情報が書かれたプレートに気が付きます。

シリアルナンバーが33894。たくさんの同機体が世界の空を飛んでいるのでしょう。きっと。

事前指定しておいた座席は右舷後方です。窓側に座り、荷物を足元へ。スマホなどを機内モードにしたらいよいよフライトです。



ドアが締まり、ボーディングブリッジが外されると機体は後進。ターミナルから離れ、滑走路へと向かいます。

座席に座った辺りから嫁のことは放置気味(爆)カメラを構えては窓の外をひたすらに覗き込んでました。



この日は風向きの関係からか、離陸は北から南に向かって飛び立つようです。そのためセントレアの北端方向へと進んでから滑走路へ。


そしてそのまま一時停止すること無くジェットエンジンの轟音と共に機体は一気に加速を始めるのでした。


ゴォォォー--

シートに押さえつけられる"G"に耐えながらカメラで一心不乱に撮影を続けます(笑)

機体前方から地面を離れる"ふわ"っとする感覚がした瞬間、飛行機は大地から飛び立つのでした。




上昇しながら機体は右に旋回します。眼下には先程まで矢場とんやらスタバやらで楽しんでいたセントレアが見えてきました。

行ってきます!
北海道に向かってテイクオフ♪





機首が北を向く頃には名古屋(と思われる)夜景が見渡せる様になっていました。

車の作りだす筋状の光線。それは人の営みの証明でもありますね。

夜が始まった空、明るさ的にも撮影はこれが限界でした。




飛行機は雲の上を飛ぶようになったので、機内で音楽を聞きながら過ごします。

ガラガラですね。千歳便でも最終便となると空席が目立つようです。


・・・
離陸から1時間ちょっと。天井からのフリップダウンモニターでは現在の飛行場所が表示されています。どうやら青森県上空を飛んでいるみたいです。


青森県沖へ進んだ飛行機は太平洋より北海道上空へと進入していきました。

北海道でも風向きの関係か北から南にむかって着陸するようです。右舷側に座っていたので札幌の夜景がちらちら見えていました。一応撮影を試みましたが、まともに撮れたものは一枚もありません。

千歳市街の夜景。飛行機内の照明が窓に反射してしまい、上手く撮れないのですね(;´Д`)


街明かりを見ながらも機体は徐々に高度を下げ、やがて着陸しました。滑走路から空港ターミナルへ滑るように進み、20時50分 新千歳空港に到着です。


乗客が少ないのでそれほど待たずに機外へ。
いよいよ北海道上陸となりました!

機体からボーディングブリッジへ出た瞬間、愛知とは違う"涼しさ"に北の大地に"帰ってきたぞ!"そう実感します。

隣で嫁は「涼しっ!」と唸ってました(笑)



出発前に預けた手荷物の受け取り。

乗客が少ないのも影響して早々に預けたスーツケースが出てきました。

スーツケースを転がしながら今度はレンタカー会社のカウンターがあるフロアへ。新千歳空港は今年の1月の北海道ドライブでも利用していますので場所はスグにわかります。


カウンターに着くとなんと従業員は不在。なんでもカウンターから営業所に連絡してください、そうすれば営業所から向かえに行きます、そんな状態でした。

さっそく電話をし、近くのソファーでレンタカー会社の送迎車が来るのを待ちます。

どのレンタカー屋もカウンターは不在状態。21時台ともなれば利用客の方が少ないのでしかたがないのかもしれません。


10分くらい待ったでしょうか。同じレンタカー会社を利用する人たちから「まだ来ないのか!?」と半ば怒りの声すら聞こえてきます。

そのイラツキに応えるかのタイミングで営業所から送迎車が到着。新千歳空港からレンタカー会社の営業所へと移動しました。


営業所では事前にWEBチェックインを済ませてあるので、スイス手続きは進みまして今回の新婚旅行でお世話になる車とご対面です。

どん!!

ホンダ フィット君!!!

新婚旅行なのでちょっとグレードの良いレンタカーを・・・なんて微塵も考えません(笑)実用性重視なんですっ!

嫁もレンタカーに多くを望んでいなかたのでこれで良いのだと思います。


それに

いつかは愛車に乗って
二人で北海道を駆け抜けますからね!!!



時間も遅いので、レンタカー会社の営業所内でハイドラの起動だけ済ませたら出発しました。



初日の宿は千歳のビジネスホテルを予約しています。ですので営業所からR36に出たら右折、千歳市街へと向かいました。


そのままR36から千歳駅に向かって進めば宿に到着です。いったん通り過ぎた先のコンビニで買物を済ませてから、宿にチェックインしました。

暗かったので外観の写真はありません。今夜お世話になるのはANAクラウンプラザホテル千歳です。案内された部屋はコチラ。

なかなか広めなツインベッドルーム。

荷物を置いてササッとシャワーを浴びたら、プチッと宴会タイムです!

サッポロクラシックをグイッと♪

ちなみに嫁はお酒が全く飲めません(ドクターストップされてます)ので、ノンアルコールで。

無事に北海道に着いたこと
新婚旅行が始まったこと

2つを祝して乾杯です!



・・・
時間も時間なので明日の予定などを話し合ったら、窓より見える千歳の夜景を撮影して寝ることにしました。

目の前には千歳駅。



天気予報では明日から3日間雨と曇。移動距離は少なめで予定は組んであるのですが、そもそも天気が悪ければ景色が楽しめなくなっちゃいますよね。嫁には晴れた空のもとに広がる"雄大な北海道"を堪能してもらいたかったんですけど。


明日は十勝川温泉の宿を予約してます。あまり移動しなくて済みますので、天気が悪いぶん他のことで楽しもう!そう意気込みながら夢の中へと落ちていくのでした・・・。


飛行機のルート。

2日目につづく。
Posted at 2016/06/30 21:14:47 | コメント(13) | トラックバック(0) | 16年初夏 北海道旅行 | 旅行/地域

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「託された新たな命、それは親としての責務と希望。家族近況報告編。 http://cvw.jp/b/1995869/43108160/
何シテル?   07/31 23:18
うるてぽと言います。 長距離ドライブと、北海道ドライブを生業とするぐらい北海道依存症な生活を送ってましたが、2016年の結婚を期に生活スタイルが激変。 ...

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