これは2015年6月20日から7月1日にかけて初夏の北海道を駆け抜けてきた旅の記録です。新たな愛車、壮大な景色、みん友さんとの出会い、全てが詰まった"思い出"と言う名の旅行記になります。そしていつもどおりの長文です。
いよいよ今年も
愛車で北海道を駆け巡る時季がやって来ました!今年の
2月の冬ドライブから4ヶ月。まちにまった
初夏の北海道へ!
2015年北海道紀行も
第3章となる今回。愛車がアウディ TTより
BMW Z4クーペに乗り換えたことにより、今まで以上に"
ドライブするのが楽しくなりそう"です。
新たな愛車 Z4クーペ。駆動方式も違えば排気量も増えました。2シーターで車内もさらに狭くなって、
いよいよ行き着く所まで来てしまった感があります。そんなクルマで
車中泊をしながらドライブを・・・考えただけでワクワクしちゃいますね(笑)
6月20日土曜 (出発編"フェリー乗船")
ダイジェストの当日の日記(
フェリー出港まで)
はコチラ。
前日(18日)の夜。2時間の仮眠の後に荷物を積み込んだら日付の変わる少し前
23:45に愛知県を出発しました。
外気温21.5度の愛知よりフェリーターミナルがある新潟県に向けてスタート!
Z4クーペに乗り換えて最初に悩んだのが
航続距離。燃費や燃料タンクの容量から考えて
600km前後しか走れないと言うこと。ですので、今回は素直に長野県を縦断する
最短ルート(約500km)で新潟県の
新日本海フェリー フェリーターミナルを目指します。
伊勢湾岸道から高速道路へイン。燃費重視の一定速で巡航です。

ボンネットに背景が映る感じが
新鮮だなぁと感じてしまいます。
伊勢湾岸→東海環状→中央道→長野道→上信越道→北陸道と進みました。

休憩させてもらった
小布施PA。今回は
ワンストップ作戦ですよ。
北陸道に流入する頃になると空は明るくなり始め、やがて
日の出の刻を迎えました。
おはようございます太陽さん!
梅雨時期なのに晴れている事に、少し嬉しくなっちゃいますね。
快調にフェリーターミナルに向かっていると、ハイドラのマップには後方からみん友カラーの
アイコンが近づいてきました。

忍び寄る"
ボクスタ"にドキドキw
高速道路上では追いつかれず、
新潟西ICから
R8新潟バイパスへアウト。
じわじわ近づいてくるアイコン。
紫竹山インターから
栗ノ木バイパスに降りた頃、
迫り来るアイコンに捕まってしまいました(笑)

3度のパッシングで
威嚇、そして後方より
捕獲されてしまうZ4クーペ。
そのまま背後を抑えられた状態でフェリーターミナルに到着しました。
まずは駐車場に並べて駐めます。

後方より襲撃してきたのはみん友の
boku☆yosiさんとその愛車
ポルシェ・ボクスターでした。
yosiさんはじめまして!
なんて挨拶もなしに、
普通に会話を始めます(笑)
yosiさんとは過去の北海道ドライブ旅行記にコメントをいただいた事がキッカケでみん友になっていただき、その後は(
愛のこもった)
メールや(
愛に満ちあふれた)
電話などで連絡を取り合ってきました。なので、
今回が実際にお会いするのは初めてにも関わらず、以前からの"知り合い"であるかのように普通に会話が始まってしまうのですね。
そして今回の北海道ドライブについて事前に相談を受けていたりしたこともあり、同じ日のフェリーに乗船する運びになったわけなのです。
談笑しながら、これから乗り込むフェリーとの撮影を。
安全航海よろしくです!
フェリーターミナルに到着したのが
5:40ごろでしたので、
朝食と
給油しに行くことに。もちろん
yosiさんもご一緒に(笑)
2台仲良くカルガモしながらスタンドで
給油(苦笑)
その後コンビニで朝ご飯を購入して、再びフェリーターミナルに戻りました。
もちろんコンビニも2台並んで駐車w
フェリーターミナルに戻った後も
2台並べて駐めると
yosiさんもご満悦の様子です。

なんだか初めて会ったとは思えないくらいに、仲良しな感じですね。
7時前には乗船用の駐車場が開放されますので、そちらへ移動しました。
今回、
Z4クーペでは初フェリーとなります。足回りは純正なのですがフロントオーバーハングの問題などで、予想通り一般車両とは別の"
車高低い用の乗船口"へ案内されることになりました。もちろん
yosiさんのボクスターも同様に。
次々と乗船用駐車場に車が集まってきますが、
どうも様子がオカシイのです。なぜなら、こんな
凄い車が次々と"
車高低い用"の駐車スペースにやって来ているから。
トヨタ・2000GT!!!
凄いぞ!2000GTだ!と思ったのと同時にナンバーを見て思い出しました。
この2000GT、実は前車アウディ・TTで初めて渡った
13年秋 北海道ドライブ1日目で、このフェリーターミナルで見かけた車体だったのです。
オーナー様は誰かさんと同様に北海道を愛しておられる方なんですね、きっと。
ポルシェ・911カレラ カブリオレ!
他に
BMW現行Z4や
3シリーズのカブリオレ、
マツダ・ロードスター(ND)などなども並びまして、さながらスポーツタイプの車の展示会になっていたのです。

そしてその
先頭がmyZ4クーペ・・・。恥ずかしっw
そんな並びのクルマたちを
大砲のようなレンズを付けたカメラで激写するyosiさん。

ふふふ。
同乗しておられた奥様の帽子がお似合いですよ♪
忘れちゃいけない、
yosiさんのボクスターもチェックです!
真っ赤なポルシェ。よく目立ちますよね。
エンブレムもオーナー様と同様にカッコイイです!

オープン2シーター、リアエンジンのボクスター。
意外や意外、
Z4クーペより車内は広そうでした。シートもソコソコ倒れる様なので・・・
あれ?車中泊出来るかも!?なんて考えてしまいます(笑)
乗船まで時間があるので
ターミナル周辺を散歩です。
ベンチに座るとちょうど
目の前にフェリーが見えます。
コンビニに寄り、ターミナル駐車場へ戻ると乗船待ちの車の数もかなり増えていました。
そして
9:30になると
バイク、そして
一般車と乗船が始まり、
車高低い組の乗船する頃には10:00になっていました。
一般車はフェリーの横っ腹からスロープを上りますが、
車高低い用の乗船口はフェリー後方になります。ズラッと並んだスポーツな車を引き連れて、
後方"おしり"より乗船です!
フェリー内の車両甲板に車を駐車。降車して振り返ると
壮観な車列が出来上がっていましたとさ。
荷物を持ち、
yosiさんとフロントがある階まで移動。受付で部屋の鍵を受け取りますが、なんと
yosiさんとは
部屋が隣通しでした。
偶然ですが、
2人とも思わず苦笑い。
今回借りた部屋はいつも通りの
4人部屋ステートルームBです。
ハイシーズンを除けば貸切料が発生しないのです。
部屋に荷物を置いたり、カメラのバッテリー充電、GPSロガーの設置を行っているとあっという間に
出航時間の10:30になってしまいました。
急いで
フェリー船尾の後部甲板に出ます。ちょうど銅鑼の音が鳴り、
船が離岸する時でした。
いってきまーす!!
お見送りの作業員さんに手を振りますよ。
出港したフェリーはゆっくりと進み出します。
新潟港後にして、進路は北海道 小樽港。
後部甲板で新潟港港外に出るまで景色を眺めたら、個室へ。電波が有る内に
当日の日記を書きました。
ほどなく
12時となり
昼食タイムへ。船内のレストランにてお昼ごはんをいただきます。

今回注文したのは
ホエー豚丼800円。
うん!肉が柔くてタレとの絡みが
美味しい!
十勝地方の定番グルメ豚丼。北海道に上陸する前にいただいちゃいました♪
お腹いっぱいと
深夜からの運転の連続で眠くなりましたので、部屋に戻りベッドへ。そのまま
お昼寝ですzzz
1時間ほど眠ったら
スッキリ!さらに
お風呂に入って
リフレッシュしました。
その後は
船内をうろうろします。
フェリーのロビー。記念撮影も出来ますよ。
売店には"
海の駅"なるコーナーが出来てました。

小樽や新潟にちなんだ特産品が並んでいました。
後部甲板に出ると
空は晴天。海には
船の航跡が。
気持ちいいですねぇ!
ここで
至福の一時を。
発泡酒で乾杯(笑)
航海は順調そのもの。優雅な時間をまったり過ごす、これも
船旅の醍醐味ですね。
16時を回ると徐々に日が傾き始めました。
悠久にも続きそうな時の流れに船のごとくたゆたいながら
これから上陸する北の大地に思いを馳せました。
だんだんと夕刻は近づいてきます。
18時よりレストランで
夕食タイムとしました。

乗船している乗客が多いためか、レストランも混んでます。
ビュッフェ形式で好きなものを選びますよー。

もろもろで
1820円なり。
相変わらず高い食費なことで(苦笑)
船内でうろうろしているだけなのでもっと摂取カロリー的に減らしてもいいかな、なんて考えてしまいます。
ごちそうさまでした。
食後はそのまま
後部甲板へ出て、
夕焼けと
太陽を送ろうと思います。
薄く残っていた雲が
いい感じで夕刻のアクセントになっていました。
このまま水平線に沈む夕日が見られるかと思っていましたが、残念なことに
雲が張り出してきました。フェリーは動き続けているので仕方のないこと、なのですけどね。
最後の輝きを見せた後、太陽は雲の向こう側へ。
今日は朝日が見られたので、出来うることなら沈む瞬間まで立ち会いたかった。
おつかれさまでした。
夕焼けを見届けたら個室に戻りました。
19:30。本航海の最後のシメとなる
姉妹船スレ違いです。北海道小樽港より出港したフェリーと、新潟港から出港したこのフェリーが
日本海上で行き違うイベントになります。
船内放送で呼び掛けもあったので後部甲板には多くの人が行き違う船を見ようとしていました。
相手方のフェリーが見えた瞬間、みんなが一斉にそちらを向きます。
ボォォォォォー。互いに汽笛を鳴らし合いました。
北海道を満喫された人たちが乗っているのかもしれません。
北の大地はどうでしたか?楽しまれましたか?
届きもしない問いかけに
「
行けば分かるさ。楽しんだもの勝ちだろ?」
なんて
フェリーが答えてくれているようで。
個室に戻った後は地図を広げて"
明日はドコへ行こう"と妄想にふけるのでした。
晴れると良いな。
本日の走行ルートと新潟港周辺散策マップ。

詳細なルート。
走行距離 515.3km(747Pro)
活動時間 7時間11分(747Pro)
※移動時間、停止時間を合わせた時間です。
フェリー航路。
2日目に続く。