ATF交換(A.S.H-FS)

難易度が非常に高いATF交換。
そのため、信頼して車を預けることが出来るショップを探すのに苦労しました。
約9万キロにて施工しました。
クーリングのため、半日冷まします。
※ATFは膨張するため走ってすぐに交換はNGです。

使用したオイルはA.S.HのFS
1L=\3500円程度の高級オイル。

どういうわけか、あらゆるATとの相性が良い。このオイル以外取り扱わないショップも多数。A.S.Hのオイルは性能もそうですが、圧倒的な耐久性で有名ですね。

ATFを抜きます。
約5L抜けました。

オイルパンを外すとこんな感じです。
ストレーナとフィルタ、ソレノイドバルブが見えます。

マグネットにこびりついた鉄粉・・・
フィルターに溜まったヘドロ・・・

新しいオイルを入れると、眠っていたこれらが活性化する恐れがあるので交換しました。

抜き取ったATF
墨汁と見分けが付きません。

新しいストレーナーにして、新しいATFを注入します。

交換した直後は、
・変速時間が短くなった
・シフトショックが低減された
・車が重たく感じる
・変速タイミングがバラバラになった
(1～4速は通常よりタイミング早い、6速は通常よりタイミング遅い)

という症状が出まして焦りました。
しかし、慣らすうちに(200km～)

・車が軽く感じる(スピードの乗りがよくなった)
・変速タイミングのバラつきが無くなった
・変速ショックも無く、滑りも無く、変速時間が短くスムーズになった

ことを確認できました。

ATの学習値が古いオイルのままだったようです。
慣らすうちにATも学習、ATFも馴染んだと思われます。

結論:ATの延命には必須の作業と言えると思います。