Ford Racing BOSS302 Intake Manifold換装2/2(取付編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
先の取外し編の続きです。
さ、おもむろに新しいマニホールドを箱から出しましょう。
ぐるっと外観と、ライトで照らして中を覗いてゴミなどないかチェックします。
ランナーのパッキンも全部ついています。
FordRacingのステッカーは見当たりません。
チェックが終わったら、まずマニホールドに燃料レールを取り付けます。
取り付けるというより乗せるという感じです。
スロットルボディも旧マニホールドから付け替えます。
ボルト4箇所を10Nmで締め付けて、その後さらに45度増し締めします。
これでスロットルボディのBBKのロゴがよく見えるようになります。
2
吸気ポートの養生テープを綺麗に外しましょう。
掃除したとはいえ、やはりゴミが入らないよう作業は慎重に。
ヒーターホースやハーネスをよけながら、マニホールドをそーっと乗せます。
意外とすんなりポートの上に乗りました。
ライトとミラーで8本のランナーが綺麗にブロックに接しているか…
全部密着をかくにん。よかった♡
6本のマニホールドボルトをセンターから順に手締めし、次に10Nmで締付け、さらに45度増し締めします。
続いて4本の燃料レールボルトを対角順に手締めし、次に10Nmで締付け、さらに90度増し締めします。
ボルトを締める手順とトルク管理はとても重要です。
3
インジェクターの電源コネクタを全部さしてしまいます。
燃料レールインシュレーターを左右とも、グニグニっと手ではめ込みます。
4
ヒーターホースガイドをはめてナット止め、左バンクはバキュームラインをつないでガイドとともにナット止めします。
バキュームホースはクリップをきちんとかけて(これが結構難しい)、漏れがないように確実に施工しましょう…
後々、ブレーキが効かない、なんてことのないように。
5
燃料レールと燃料ラインのコネクタを接続。確実に繋がったことを確認します。
Install KitのEVAPシステムassy付属のパージバルブをマニホールド付属のブラケットに固定。
パージバルブの位置が、ストックだとマニホールド前端だったのが、BOSSは後端に移動するのでベーパーラインが短くなります。Install kitのベーパーラインと付け替えます。
このときサウンドチューブのタイコが作業の邪魔になるので外しておきます。
EVAPシステムのチュービングをひととおり接続します。
6
パージバルブが引っ越ししたため、パージバルブの電源コネクタが届きません。
困ったことにInstall Kitには延長コードが付いていないので、工作して配線を1mくらい延長する必要があります。
耐熱ケーブルなら沢山あるわい、と準備を怠ったため、いざ探すと1.25sqの同色の配線しか手持ちがありませんでした。
仕方ありません。極を間違えないよう、1本ずつ皮むき、圧着、接続し、2本をシュリンクチューブで固定し、さらにフレキチューブに収めれば、まるで純正品のようです。(自画自賛)
これをマニホールドの後ろに回して、パージバルブのコネクタに接続です。
さらにスロットルボディに電源コネクタを接続しましょう。
7
配線やチュービングを整えて、BOSS302 Engine Cover Kitを左右バンクとも被せ、3箇所のナットと1カ所のファスナーで固定。
後はエアインレットチューブ、エアクリーナー、PCVチューブ(今回はJLTオイルセパレータです)やら、その他のチュービングを接続してほぼ完成。
今回はお茶をしながらダラダラ作業したので4時間近くを要しました。
テキパキやって所要時間2時間ってところでしょうか。
8
仕上げにBOSS302 Strut Tower Braceを装着して、エンジンルームは完成。
後はFPDMのコネクタを差して、チューナーでBOSS用のプログラムをECUに流し込んでやります。
エンジン周りの燃料ラインにエアが入っているはずですが、セルを回すと意外にもあっさりとエンジンに火が入り、回転ムラも無く安定したアイドリングです。
手順を間違えて二度手間になってしまいましたが、Engine Coverを外して、燃料ラインの漏れがないことを確認。
ガソリン臭もありません。
五感をフル活用して、燃料、バキューム、吸気の漏れをチェックし、多分大丈夫でしょう。
後は試運転するだけ。
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