リアからの異音の原因発覚！

以前から、段差時にリアから「コトコト」と音が出ていました。
スタビリンクやスタビブッシュを交換して、多少マシになっていましたが、やはり気になるものは気になります（笑
先日、塩害ガード施工時にリフトで上げた際にリアタイヤを上下に動かすと、上にあげたときに「コト」と音がしていました。
各アームをこじってみてもどこにもガタはありませんでしたので、おそらく車高調からの異音だと思います。

今回は、音の原因を探って直せる箇所であれば直してみます。

写真は取付前の車高調です。

トランク内の内張りを外してアッパー取付ネジを緩めてからジャッキアップしてウマかませてから作業開始です。

ショック抜けの可能性もあったのですが、オイル漏れや滲みはありませんでした。
ショックのみの状態で、ロッドを押し込むとかなり固く、戻りもゆっくり戻ってきました。
音の原因を探るために、スプリングを装着した状態でショックを立てて上から押し込んでみました。
当然スプリングが効いているので反発するのですが、その反発時に「コト」と音が出ました。
どうやらショックが伸び切った時に音が出ているようです。

伸び切った時に音が出るのなら、伸び切らないようにすれば良いと思い、ライドハイトアジャスターを下げてみましたが、HKS推奨の走行可能下限まで下げても音が消えません。
次に、ヘルパーを外してみることにしました。
ヘルパーを外してメインスプリングが遊ばない程度にプリロードをかけてみました。
その状態で上から押し込んでみると、反発時の「コト」がしなくなりました。
結局、ショックが伸び切って音が出ていたのではなく、ヘルパーが音の原因だったということです。

とりあえず音の原因が分かったので、左右共にヘルパースプリングを取り外しました。
HKSのセッティングはヘルパーありきの数値が書かれているので、ヘルパー無しだと車高セッティングは勘に頼らないといけません。
とりあえずこんなもんで！という感じで左右数値を合わせて組付けました。
もちろん１G締めです。

音の確認と車高調整のため、タイヤを取り付けて試走。
「コトコト」は消えてくれました！
車高は、右後が地面からフェンダーアーチ頂上まで660ミリで、左後は650ミリでした。
フロントとのバランスを見ると、右はちょうど良い感じだったので、左を１センチ上げることにしました。
レバー比が1.51なので、６～７ミリ車高調を上げれば１センチ車高が上がる計算になります。

左後の車高を調整して再度試走。
やはり「コトコト」は聞こえません。
車高も左右で１ミリの誤差になったので良しとしました。

あとはトランクの内張りを元に戻して完了です！
気になる「コトコト」の原因がコイツだったとは・・・
以前、友人の整備士が「ヘルパーは音の原因になりやすいよ」と言っていたのを思い出しました（笑
しかし、スプリングが遊んでいるのなら音が出ることはあると思いますが、しっかりプリロードをかけているのに伸びた時に音が出るというのが理解出来ません・・・
が、ヘルパーを外したら音が消えたという事実は変わりませんので、ヘルパーが異音の原因だったということです。

バラした時に、ゴムのアッパーシートに亀裂が入っていました。
近いうちに前後のアッパーシートの交換をしようと思います。