アーシング…。

中古車ゆえ…各部のアース部分が多少なりとも劣化されているだろうとアーシングを行うも最近はアーシングキットなど量販店にはあまり売っていなく自作しようとケーブルを探すもよい太さのケーブルが見つからず、過去2台に使用したアースケーブルの残り線わずか数十センチのケーブルと工具箱にあった丸型端子というありもので制作を試みることに。もちろん今回は残り物ということで材料費0円。このケーブルは10年以上前に買った「サンダードルフィン」というアーシングキットの5mあった残り線。これだけでもいくらかは効果があるはず…。

エンジン廻りを見て、丸型端子が無理なく取り付けれるボルト部分を探します。このときエンジンをかけて各部振動や揺れも確認します。エンジンマウントが弱い車両、たとえばエンジンヘッドに取り付けたとしてもマウントが弱く振動でケーブルや端子が真っ二つになることも過去に経験してるので効果がありそうな部分でもエンジンの揺れが大きい場所は避けたほうがトラブルは少ないと思います。今回の場合はケーブルも短いということでバッテリーマイナス端子右側純正アースポイントに追加取り付け、エンジン中央上スロットル部分に取り付けます。スロットル分はちょっとエンジンの揺れの影響を受けそうですが試しに取り付けます。また、取り付ける部分のボルトが確実に回るか、取り外しできるかもこの時点で確認されたほうがいいでしょうか。

各部長さを測りやや余裕がある長さでケーブルをカット、カッターでケーブル被膜を取り除き、丸型端子にねじ込むように挟み込みます圧着はケーブルが太いため電光ペンチを使わずハンマーで叩いて潰します。収縮チューブがなかったため、ビニールテープでぐるぐる巻きにします。

先に、各部アーシングさせたいボルト部分にケーブルを取り付け、最後にバッテリーマイナス部分にまとめて取り付けます。このとき取り外したボルトをエンジン内に落とさないよう手で押さえながらゆっくり外します。私は過去にボルトを何度も落とし紛失させたことがあるんですよ（笑）
複数のケーブルを取り付けたいときはS字ステーを購入し、バッテリー固定ボルトに取り付けておくとOK。今回は2本なのでマイナス端子にいずれも直付け。

最後に各部増し締めをしケーブルに無理がないよう配線処理とタイラップ止めで完成。

今回取り付けたアーシングの効果は、まずエンジンの振動が大きかったのがいきなり振動が軽減されました。車に乗ってみると低速トルクがほんのわずかながら上がった気がします。そして確実に体感できたのはオーディオの音質が向上、今まで以上にクリアな音質になりました。
個人的に実現してほしかった燃費アップは今のところ体感できず。あと冬場と夏場のエンジンのかかりが良くなってくれていこととバッテリー負担が軽減されてくれることを願うばかりです。
※あくまで個人的意見なので効果のほどは現車の状態と個人的な体感により変わると思います。