interurbanのブログ一覧

前回の宮の森偽セレブごっこの時は道路が見えていましたが、
あれから札幌に結構雪が積もって、
微妙なプラス気温で溶けてシャーベットになってまた固まって
道路がソロバンと言うか洗濯板というかガタガタになっていました。
揺れでﾄﾞﾗﾚｺの映像がピンボケになっています。

前車インプレッサSTIに比べると車体の動きはやや大きかったものの、
しなやかな足回りと高扁平スタッドレスの効果もあって、
腰や首が痛くなることも無く、
重たいフロント荷重のお陰なのか基本的に安定性も高く
コンロトールに苦しむこともありませんでした。

高速道路を快適に走るための車とWRCで勝つための車と比較しても
あまり参考にならないかもしれませんが、
中にはどこに飛んでいくかわからない動きをする車もありますので、
不安な動きを見せなかった事は記録しておきます。

動画中、横に滑っているように見える所もありますが、
あれはガタガタに耐えかねて、あえて轍にタイヤを落としています。
ボルボがソロバンに負けた訳ではありません（笑）



これは師走の札幌中心部の映像で、
ホワイトイルミネーションの綺麗な動画を撮影しようと思っていたのに
あられとワイパーのせいで妙に生活感が溢れる映像になってしまいました。

2013．12．29　4倍速&洒落乙化＋解説追加


そんな感じで今年のクリスマスは終了しました。

先日の雪が溶けて凍って溶けて凍って磨き抜かれた赤信号の交差点に突っ込みそうになりました。

停止線でどうにかピッタリ止まれましたが、ABSを作動させたまま50m以上滑走してしまいました(・・;)

左右に振られることはなかったものの、とにかく止まらない(・・;)

気温－２℃


１２月はどうも凍結路の運転感覚の勘が鈍っている上に、

気温的にも滑りやすい状況・・・


「冬道は走るものではなく滑るもの」がモットーですが、今回は大汗(・・;;)

図らずも氷上制動力をテストする結果になってしまいました。

忘れ物を取りに行くため少し心が急いでいましたか。

今回は反省・・・

今冬初の峠越えを敢行、路面状況はおおむねモフモフ（新雪）でした。

寒いので音楽だけでも沖縄にしてみました(^_^;)

スノーワイパーに交換し忘れたせいか、ワイパーのビビり音がヒドイです(^_^;)


結局今週末は悪天候のモフモフ積雪路を合計470㎞走行する羽目になってしまいました・・・
「JR使え」という意見もありましたが、正直、最近のJR北●道よりVolvoの方が安全な気が(^_^;)

しかしこの事件も記憶に新しく、この冬初めて「死」が頭をよぎりました。
はぁぁ～～～あと今シーズンはあと何回こんな道を走るんだろう？？？？


悪天候の中走り回って、いくつか新しい発見があったので報告します。

①DSTC
前回記事で「DSTCの効き始めが穏やか」と書きましたが、確かに普通に走っている分には穏やかに効くようですが、アクセルで積極的に車体を流そうとするとガッＶ｀Д´）/ と作動するのがわかります。
あ、もちろん公道で試した訳ではありません(^_^;)
今後もし機会があればクローズドコースでDSTCをOFFにして雪ドリでもやってみたいと思います。
普段はDSTCをOFFにする気にはなれません(^_^;)

②ACC
動画のような吹雪でも、ちゃんと前の車を追尾します。
これにはビックリ！！！
但し探知距離は短くなるようです。
巻き上がる雪煙で一瞬前の車が見えなくなっても、前の車を認識していたようです。
状況によっては人間の目よりも優秀かもしれません(^_^;)
但し雪の中を走っていると

ﾚｰﾀﾞｰｾﾝｻｰﾆﾎﾞｳｶﾞｲｱﾘ
　ﾏﾆｭｱﾙｦｻﾝｼｮｳ

と出るので全く油断はできません。
今回は1回だけ表示されましたが、しばらく走っていたら元にもどりました。
今回は気温０℃～-２℃くらいでしたが、もう少し低いと表示されにくくなるのかもしれません。


ACC動作の証拠

高速道路でのトラック追尾（上記とは違う道路です）



③AWD
アクセルオフの状態だと、LSD付センターデフ方式のAWDに比べて前輪・後輪の差動制限が甘いためか、
コーナーの進入時はやや挙動が不安定になるように思います。
しかし、アクセルONではDSTCの効果もあるのか？前車よりもむしろ安定しているように思います。
コーナー手前の直線で十分速度を落とし、車の向きが変わったら尻が出ない程度にアクセルを入れてあげると安定して走れるのかもしれませんが、まだ何とも言えません。

参考までに雪の峠の動画です。
見る人がいるのかどうかわかりませんが・・・(^_^;)
路面も視界も悪いため法定速度厳守で走行。

いい感じに道路が黒光りしているブラックアイスバーンです。



氷上のAWDの挙動の感想については過去記事の通りです。

追記としては、DSTCの効き始めが穏やかで、動画のような日常走行においては、
いつ作動したのか？作動しているのかどうか？も良くわからないです。
ランプが点灯しているので多分作動しています。

これが「自然なフィーリング」というやつでしょうか？
急にガツンと効いてドライバーを驚かせることは（今のところ）なさそうです。
そして流れ出しも、その収束も穏やかです。
これはボルボの味付けなのか？
それとも最近の車はみんなこんな感じなんですかね～？？

今シーズンはまだ2回しかアイスバーンを走っていませんですが、
今週末は、ついに購入後初のアイスバーンの峠越えになります。
ツルツル、凸凹、べチャベチャ、モフモフ・・・いろんな路面状況が予想されますが・・・
果たして長距離アイスバーンはどんなもんでしょうか？？？

積もった雪が日中は溶けて水になり、
夜にその水が凍って、
日中に氷が微妙なプラス気温で微妙に溶けて、
さらに通過するタイヤで磨かれた坂道という、
一番滑るパターンのGS入口です。

(追記：一番滑るパターンと書きましたが、似たようなミラーバーンでもう少し気温が低くてパウダースノーがうっすら乗っている路面の方がスタッドレスが目詰まりして滑ると思います）

歩道の前で一時停止、
それからアクセルを踏んで前に進むと
まずリアタイヤが空転しリアが外側に流れます。


所謂パワースライドです。
ちなみにこれぐらい凍っていれば歩くより遅い速度で簡単にスライドします。



第2世代以前のハルデックスのように、フロントが空転してからリアが滑るということはなく、
最初からリアが空転しているように感じます。


後輪へのトルク移行にタイムラグがあったり、違和感やギクシャクは、全く体感できませんでした。
LSD付センターデフ系AWD（比較車種は前の記事参照）と同じ動きをします。


前車GDBFインプレッサSTIスペックCとの比較では、リアの流れ出しがS60T6AWDの方がマイルドでした。
もちろんDSTCが作動しますが、DSTCだけでは流れを止める事は難しいと思われ、
アクセルオフ&カウンターは必要です。


GDBFインプレッサSTIスペックCと比べると、若干初期のトラクションのかかり方が甘い気はしますが、
これはリア機械式LSDが入っているか否かの差だろうと思います。


日陰になっているツルツルの交差点もありましたが、
やはり発進時は後輪から空転し、それからDSTCが作動します。
少々タイヤが空転したくらいではDSTCは作動しないらしく、左右に流れそうになったら作動するようです。
DSTCの効果もあるのか？氷上発進では左右に流れる事も無く、多少振られる程度でした。
少なくとも前に発進する分には、GDBFインプレッサSTIスペックCより安定感があります。
GDBFインプレッサがデフォルトで後輪に65％のトルクが配分されているのも関係あるのかもしれません。



ABSの介入は、GDBFインプレッサSTIスペックCよりもS60T6AWDの方が早いように思います。
これが+300kgの車重の差なのか、ABSの味付けの差なのか、実際の制動距離に差があるのかどうかは不明です。

前車よりも+300kg重いという意識を持ってブレーキをかけるのが無難なようです。