
奇跡の個体の紹介です。
一部の方にはお話ししましたが、ノスヒロに販売車両として展示されていた奇跡のセリカを紹介します。
51年式セリカLB2000GT。ブルーメタリックの外装にアイボリーホワイトの内装。
ノーマル車。
ノスヒロ会場で目にしてから頭を離れなくなりました。
会場ではじっくり見られなかったので、買えないなとは思いつつ
一度きちんと見たいと思い、6日後に思い立って見に行きました。
先にのせた一人高坂の通り、当日は雨。しかも走るところは融雪剤が残っているであろう関越道。
雨天走行をしないsmoky号にとって過酷です(笑)。
しかしセリカを見に行くのにほかの車はダメだろうという変なこだわりがあり、
意を決して(大げさ)XXで出かけました。
事前に連絡を入れてありましたが、現地ではまんまと迷子に(笑)
わかったら意外と単純な道で拍子抜け。
見た目はかなりきれいです。

屋根付き車庫保管だったそうですが、一部外から見えていたらしく、外装はメタリックのせいで色が一部褪せて、同色で全塗装をかけてます。
残念なのはその時にモールも塗られてしまったこと。これが唯一残念なポイント。
他は文句なし!
走行距離は正真正銘13800km。記録簿を見せていただき確認しました。
しかも乗らなくなってからも定期点検、車検は切らさずにいて、定期的に走行もしてたそうです。
当日は気温が低く、雨天で湿気があったにも関わらずセル2発であっさり始動。
暖気後のエンジンは絶好調です。
内装は見ての通り使用感がほとんどありません。
純正のマフラーカッターも完璧な状態。

ガラスのモールも傷みが全くなく、きれいです。
お店で1時間半くらい悩みました(笑)
状態を見る限り、わかりやすく言うと当時の2~3年落ちの中古車と表現すれば理解できるでしょうか?
とても38年前の車両とは思えません。
まさに時空を超えてきたという感じ。
実物を見て車両の状態を考えると、この価格は納得です。
正直200万の車両を買ってフルレストアしてもこの状態にはならないでしょう。
レストアした車両はレストアしたことがわかりますが、この個体は未再生ですから新車の状態に近いです。
見積もりまでもらいましたが、帰宅後の家族会議で瞬時に却下。
確かに普通の人には何の価値もない代物。
もう一人商談中の方がいたそうで、見に来る暇がなく先に私が訪問したわけです。
メールで連絡が来ましたが、その後その方が見に来て即決されたようです。
もし私が後先考えず、その場で即決していたらどうなっていたかと考えると
妙な気分です。
高速代、さびの恐怖を押しのけて出かけた甲斐はありましたね。
ノスヒロで見つけて2週間。その間いい夢が見られました。
購入された方も昔からのセリカ乗りのようですからどこかでお会いできるかもしれないと期待しています。
Posted at 2014/05/16 23:07:49 | |
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