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昨日は毎月の手入れの日でした。
下緒（さげお）を結び終わって片づけの途中に親戚の家族が旅行の
土産を届けにきました。

コーヒーを入れている途中に「あっ・・ハート」と、姪っ子が刀の鞘の
彫金を指さしていました。

※ 親しい親戚とはいえ、置きっぱなしであったのは不注意でした。
　　言い訳ではありませんが、下緒は飾り結びではなく 簡単に抜刀出来ないように
　　普段から鍔を通してしっかり結んでいます。





姪が言う処の「ハート」とは・・・




猪目（いのめ）　そのまんま、イノシシの目の事です。
私にはどう見てもそうは思えないのですが、古来からの言い伝えらしい。

詳しくは知りませんが、魔除けの意味り刀剣には良く見られます。
神社・仏閣・お城などの屋根瓦や柱・破風に見られるのは懸魚（けぎょ）
という逆さハート？だそうです。

京都からの帰りだったそうで、どこかの庭園のへやの壁にもハートの形を
した飾り窓があったとか、一頻りハート談義になりました。