
ようやく遅れまくりのブログの時が11月まで回復した32でございます(普通は回復なんて言えないレベル)
なんとか今月中で昨年の分を終わらせたいのですが、ちょっと厳しいかな。
・・・・・なんて前置きはどうでもよく、サクサク行きます!
実は、ホイールを交換しました!
まぁタイトルと冒頭の画像にある通りでそのままなんですが、遂に昔から憧れていたDayton Wire Wheels(以下デイトン)を履かせました。
そのデイトンは1916年創業の老舗ワイヤーホイールメーカーで・・・・
なんて言うウンチクは書ききれなくなってしまうので、簡単に言えば、デイトンワイヤーホイールにも色々種類がありますが、ローライダーがよく履いているラジアルレース(クロスレースもありますが)でセンターロック式のワイヤーホイールです。
その昔は、ローライダーに憧れ13や14インチのリバースの小径ホイールが好きだったのですが、やがて自分の好みやライフスタイルの変化で大きめのワイヤーホイールとヴォーグタイヤの組み合わせがヤンチャさの中に大人な感じがして良いなぁと思うようになりました。
当時雑誌を見ていると、たまにこんな車が紹介されていて・・・・

※古いカスタムローライディングより
タウンカーですが、ヴォーグタイヤとゴールドとクロームのコンビのワイヤーホイールがシャンパンゴールドのボディーと合い、何とも言えない高級カスタム感を放っていて、こんな風に仕上げたいなぁ、と思うようになりました。
前の愛車であるフリートウッドの頃から、17~18インチぐらいのワイヤーを探していましたが、デイトンの新品は高いし、しかもFWDモデルのフリートウッドではリアスカートの干渉や、そもそものオフセット値の問題で一部のメーカーにあるFWDにするとスポークが手前に張り出す感じ等、課題も多く、カッコ良く履くには難しいなぁと思い諦めていました。
ブロアムに乗り換えた後は、再び探していましたが、中々良い出物には廻り合えず時が過ぎていくばかり。
そうこうしているちに元みん友のキャデ太郎さん(今は一旦みんカラ離脱中)が自分の憧れるスタイルでビッグブロアムを仕上げられ刺激になったものの、やっと見付けた程度も良い出物は、タッチの差で売約済みになってしまう等、中々プロジェクトは進まず思いは募るばかりでした。
それがようやく2016年の2月頃、某オークションでサバーバンに履かせていたと言う、山がすり減ったタイヤ付きの17インチのデイトンを見つけました!
ただしよく見かけるスタンダードの17インチだと8Jなのですが、これはスタンダードでも9Jのディープリム仕様なので、リアフェンダーの爪との干渉や、目立つ錆は無いというもののかなり茶色で汚れており、本物のデイトンならステンレススポークで汚れは落とせるけど、不安要素もありました。
その後確認の結果、ホイール自体は本物で間違えなく、リアフェンダーとの干渉も数値上は大丈夫そうなので落札し遂に入手しました。
届いた時の画像は撮り忘れたので、念のために干渉をチェックする為に一度履かせてみた様子です。

使い物にならないタイヤは255/45R17の普通なブラックウォールにタイヤですが、扁平率の関係で、自分が履かせたいVogueの235/55R17に比べると、だいぶ小さく見えますね~
肝心のクリアランスに関してはリアのフェンダーとの干渉も無く、ステアリングを切ってもタイヤハウス内で干渉せず、タイヤサイズが大きくなっても大丈夫そうなので無事チェックは終了!
そして、センターロックのワイヤーホイールとくれば、ノックオフが欠かせないわけですが・・・・

ホイールに付いてきたのは右側の2バータイプ。
デイトンの本物でウレタン製デイトンイーグルチップ付き。
これはこれで悪くないのですが、個人的にオクタゴンにしたかったので、中古で程度はそれなりですが安かったので、左側のキャデのメタルチップの付いたデイトンのノックオフを手に入れ磨くことにしました。

元々はゴールドでしたが、くすんでいたので磨いてゴールドを落として使おうと思い4個中3個まで軽く磨き、とりあえず後は残りの1個を磨いて、ペイントでチップを補修する段階まで来たところ、やはり中古ですがほぼ新古品状態のクロームのデイトンオクタゴンが売りに出たのを見付けてしまい、結局そちらを購入し使う事にしました。
そのノックオフはチップは無かったのでどうしようか、悩む展開に。
キャデのチップはとっくの昔に廃盤のデイトン製メタルチップ(七宝焼のような感じで、自分が持っているのはそれの程度の悪い物)か、10年くらい前によく売られていた鋳物の様な立体的なチップ、他にはウレタン製のアフターマーケット物と言う感じ。
デイトンチップは最近では滅多に見かけないし、たまに売りに出る立体的なチップも当時の新品の売値と比べるとだいぶ高いし、一番の悩みは普通過ぎて個性がないなぁ、と思うところでした。
そこで思い出したのが、ストリートのローライダーを映したDVD、Give IT UPシリーズを販売しているG.I.U:Productionさんがオリジナルチップの作成も手掛けている事です。
そこで日頃お世話になっていて、Give IT UPシリーズの代理店にもなっているクレイジャスオートの宮内社長を通してオリジナルチップの作成を依頼しました。
それが
前回のブログにある引き取りに行ったブツです。
そしてどんなチップが出来上がったかと言うと・・・・・

既にノックオフに貼り付けた後ですが、大好きなヴォーグタイヤのエンブレムのデザインの特製チップ!
実はデイトンやLAワイヤー等の一番普及しているノックオフサイズのヴォーグエンブレムのチップは一応存在するのですが、簡素化されたデザインが気に入らず、懐かしのマークリーンやトゥルークラシック等のパンタイプのワイヤーホイール用に大きめですが、悪くない感じのエンブレムがデザインされたチップが存在するので、そのデザインのままデイトンサイズにして貰い、色も希望色にしてオーダーで作って貰いました。
試しにホイールと合わせた様子。

いい感じ~♪
ホイールは当初ブレーキダストまみれで、先に載せた試し履きの前に一回、その後二回洗って磨き、なんとかこの状態までクロームの輝きを取り戻しました。
実際に履かせるのに必要な、肝心のヴォーグタイヤはタイミングが悪く国内では売り切れており、色々探しても見つからなかったので、夏にPitLineの大木社長に頼んで本国で探して貰い輸入して貰う手配を取り、ようやく11月の始めに入荷すると連絡を貰いました。
そこで組み付けとバランス取りや交換、1年以上前に壊れたままだった助手席ドアのドアロックの修理も合わせてお願いし、その前日は仕事が、終わったあとウキウキルンルンで深夜洗車をしピカピカに。
待ちに待った当日、いつも通りアクアラインで東京湾を越え・・・
ようやく市原インターまで到着。
市原インターからPitLineさんまで途中で見かけたオリジナルなインパラSS。
そして到着して交換作業開始!
・・・・のはずが
!?
なんとタワーを忘れてくると言う大失態を犯し、電車で取りに戻ることに(大バカ)
まぁ元々、大木社長に預かりではなく日帰り作業をお願いした時に全部で4~5時間掛かるから何処かで時間潰してね~と言われていたので、結局その時間の潰し方を考える手間が省けました(笑)
そして東京湾をぐるっと周りに房総半島から三浦半島に戻り、再び房総半島の八幡宿駅に戻ったのは夕方。
駅に着いたら連絡くれたら迎えに行くよ~とは言って貰えましたが、敢えて歩いてPitLineさんに向かいました。
何故なら・・・・

少しでも体を動かし、PitLineさんと並び市原名物の家系ラーメン屋であるぼうそう家さんでラーメンをさらに美味しく楽しむ為(笑)

この日もとっても美味しく頂かせて頂きました(笑)
そもそも神奈川から千葉に来て家系ラーメンかよ!って言われそうですが、ぼうそう家さんは本当に美味しいので毎回寄りたくなってしまいます。
しかも、思い出すとオールペンをするために車を預けた日以来でした。懐かしい~
食べ終わった後は、国道16号線を渡った先にあるPitLineさんまでラストスパート。

歩道橋から遠くにブロアム君が見えます。
いよいよ、念願のプロジェクトの一つがゴールに差し掛かる処ですが、いつもながら長くなったので、この続きはまた次回。
つづく