
世間は3月になり卒業の季節、自分も既にみんカラを勝手に卒業した・・・いや中退したと言っても過言ではない(汗)くらい放置中の32でございます。
皆さん、ご無沙汰しております。
先日はブログタイトルの通り、ムーンアイズが主催する老舗アウトドアカーショーでもあるストリートカーナショナルズに初エントリーしてきました!
そんな訳で、過去ネタが溜まりに溜まっていますが、PCぶっ壊れ事件で消失した分もあるので、とりあえず最新のネタで(笑)
さて、本題に入りますが今回のエントリーは、昨年末からみん友番ちゃんさんに誘われて決めていたのですが・・・
なんと年始早々、左側のフロントバンパーサイドを不注意で標識柱にぶつけて凹ます始末💦il||li (OдO`) il||li
そんな訳で、2月始めにエントリーしてからは、予定のない休日を使い修理しながら準備開始!
まずは凹んだバンパーサイドを、本国から取り寄せた中古のバンパーサイドと交換。

外したついでに、擦り傷だらけのバンパーモールを直しておけば良かったのですが、この時は時間切れ~
そして、残り1週間を切った所で、珍しく連休が取れたので、仕上げをする最後のチャンス到来!
そんな訳で、バンパーモールを外して塗り直したり、アルファグリルの建て付けを直したり・・・
バンパーモールは、
昨年みん友O.G.ライダーさんに譲って貰い、訳あって缶スプレーで塗らずに剥がせるラバースプレーで塗っていたのですが、結局今回剥がして安直に缶スプレーで仕上げてしまいました。
さらにさらに、これまたみん友yu-zoさんから頂いて温存していたワイヤーキャップを引っ張りだし、一旦リベットを飛ばして、ちょっと分解修正してから組み直し、傷だらけのワイヤーキャップと交換。
仕上げきれなかった箇所もあるものの、みん友の皆さんのおかげで、なんとか準備完了!
そして当日、お台場で番ちゃんさん&しゃちさんと合流。
何度もエントリーしているベテランお二人に付いて行く形で会場入り~
大渋滞すると言う噂だった搬入も、今回は入口が増えていたお陰でスムーズに終え、受付も済ませた後はナンバープレートを展示用化粧プレートに交換し展示準備も完了!
う~ん、それにしてもやっぱりしゃちさんの58クーペデビルはカッコイイ!!

特別な存在で別格的立ち位置だったエルドラド・ブロアムを除くと、GMの各デイビジョン共に4灯ライトを量産モデルに採用したのは58年型。
翌59年型は、各ディビジョン共にモデルチェンジしテールフィン等は巨大化したものの、ボディーラインは抑揚の押さえられた60年代に通じるストレート基調な物になってしまったので、フィフティーズらしい、丸みと抑揚の効いたグラマラスな感じのボディーライン、そしてデラックス感を醸し出す4灯ライトの組合せと言うと、58年型に辿り着くので、人其れ其れ好き好きはあるでしょうが、フィフティーズの一つの頂点と言っても過言ではないでしょう。
番ちゃんさんと自分の92ブロアム・デレガンス(ヤナセ仕様)
そんなこんなで、番ちゃんさんやしゃちさんと話している間に、エントリー車も大半の搬入が終わり一般入場が始まったので、番ちゃんさんのと、他の車をギャラリー開始!
※恒例のキャデラックのみです(笑)他の車種は
フォトアルバムに載せてあります。
まずは80-84クーペデビルの92仕様×2台

赤い個体はボンネット中央に付くデビル特有のモールが残っていますが、下のグリーンの個体は外されていますね。
そして赤い個体はスキントップですが、リアウィンドウ周りやクォーターピラー周辺を見る限り元々はグリーンの個体と同様にカブリオレルーフ仕様だった様子。
ローライダーにカスタムされた、この辺りのクーペデビルやブロアムクーペは、パーツの移植やカスタムの仕方も個体毎に個性があり、オリジナル好きでも見ていて飽きません♪
セダンも含めるとモデルライフが16年と長かったので、特に内装はバリエーションが豊富で、カスタムされた個体だと、どのように移植したかなど、興味深いものです!
68デビルコンバーチブル

よくW.L.Nでも見掛ける個体で、4年間続いた縦目のキャデラック最終年式です。
中央に対し両側の上辺が一段下がったグリルデザインに、横置4灯顔になる翌年への繋がりが感じられます。
お次はその前の年である67デビルコンバーチブル×2台


どちらも奇遇にも似たようなカラーですが自分が知る限り、同じ様なライトブルーメタリックの67デビルコンバーチブルは、他にも関東だけで3台生息しているので、縦目の中でも人気が高いのでしょうか?
ちなみに上はオリジナル、下はハイドロ?エアサス?が入っているようですが、ホイールが定番のワイヤーホイールではなく、純正鉄チンに確ブロ用のスタンダードキャップを付けいるのが特徴ですね!しかも似合っていて自然です!
折角なので、今回は見られなかった縦目の前期型(65~66)である66デビルコンバーチブルを昨年末のCadillacFesta Vol.6で見てきたので上げておきます。

前期型の目立つ特徴は、ヘッドライトが付くフロントフェンダーの峰が垂直に切り立っているのと、フロントフェンダーからリアフェンダーにかけてのプレスラインがストレートな所でしょうか。
話が脱線してしまいました(笑)
この辺で元に戻して・・・
しばらく進むと59、60、53?が並んだ凄いエリアが!!
まずは60と59

この時代の2ドアモデルは、ベーシックなシリーズ62とちょっと上級なシリーズ62デビル、そしてトップモデルのエルドラドに3種ですが、シリーズ62とシリーズ62デビルの違いが判りにくいので、どちらかは不明です。
ちなみに当時、クーペは上記3種共に設定がありましたが、コンバーチブルはデビルには設定されていませんでしたので、よく映画ピンクキャデラックに出てくる59のコンバーチブルを、デビルコンバーチブルだと思われてる方がいますが、あれはシリーズ62コンバーチブルです。
また話が脱線していましたので、元に戻って特徴的なおしり姿

よく言われる通り、テールフィン自体は59の方が巨大ですが、60のより直線的なテールフィンもスタイリッシュでカッコイイし、フィンの下のジェット噴射口を模した模した言われる部分は個人的に59の方がカッコイイし、どちらも魅力的なので見ていて飽きないです!
さらに59は他にも2台いました。

どちらもオリジナル度が高く、やはりインパクトは絶大でカッコイイです!
複数台の59の並びや、60との並びは中々見られないので今回とても良かったです!
次は先ほどの60,59と並んでいた53。
・・・ではなく、既にお気付きの方もいると思いますが、年式順に遡っているので、先に56クーペデビル。

中々見掛けない年式です!
特に日本ではフィフティーズなキャデラックの2灯顔だと54、55は見掛けるの他の年式はあまり見掛けない印象です。
実は知り合いが、56エルドラド・セビルを寝かせているので早く路上復帰させて頂き、ぜひとも並べて欲しいところです。
そして順番を飛ばしていた53・・・かな?

写真を撮り忘れましたが、リアにはバンパー延長タイプのコンチネンタルエンタープライズ社のコンチネンタルキットが装備されていました。
実は40年代譲りのフェンダーのラインに対し、フードが高い50~53モデルは好物で、個人的に50年代の2灯顔のキャデはこの4年間が大好きです!
この年代のモデルと言えば、たしか50のシリーズ75フリートウッドリムジンがかつて御料車に採用されたのも忘れてはいけないトピックです!

※昔何処かで拾った画像です。
またまた脱線しました(笑)
会場内には、他にも何台かキャデラックが居ましたが、撮り損ねました。
さて、戻ってきて他の車ばかり撮っていて番ちゃんさんと自分のブロアムをちゃんと撮っていなかったので、今度は自分達のを(笑)
番ちゃんさんの92ブロアム・デレガンス

相変わらずカッコイイです!
前に書きましたが、90-92ブロアムの黒(セーブルブラック)は、本国ではユーロパネルがボディーと同色で黒か、シルバー(プラチナム)か選べましたが、ディーラー車に限っては同色しか輸入されなかったので、実は他では中々見られない仕様です。
よく見掛けるディーラー車のダークカラーのツートンは、紺(サファイアブラック)で黒ではないんです!
ある意味、カスタムだけどオリジナル、オリジナルだけどカスタム(笑)
見ていた方も「こんな凄く綺麗なのが残っていたんだ~」と話していたので、たぶん判らない人が多い、通好みな仕様です。
皆さんのおかげで、少し綺麗になった自分の92ブロアム・デレガンス

何気に、昨年グリルをリクロームし、ホイールを純正鉄チン&ワイヤーキャップに戻してからは、初のイベントエントリーでした。
そして番ちゃんさんに合わせて自分もヤナセの認定中古車プレートに付け替えて中古車展示場気きどり(笑)

ブロアムが2台並んでいるヤナセの展示場なんかあったら、気になって毎日通るだろうなぁ(笑)
そんなこんなで、みん友社畜さんを始め他にも沢山のキャデ乗りのお知り合いとお会い出来、とても楽しい1日を過ごせました。
オリンピック関連の開発でこの会場も使えなくなるので、来年以降は何処で開催になるか判りませんが、また参加したいものです。
最後に、帰りの信号待ちで撮ったしゃちさんの58と会場で撮り損ねた白い60の並び。
おわり