
溜めたネタを少しまとめて投稿しては放置の繰り返しで、絶賛サボりまくり中の32でございます。
前回の予告通り、6月の第一土曜日にキャデラックCT-6の展示会に行く為に西新宿まで行き、展示会の後の意流れについてです。
※いつも以上に超絶的に長く画像も多いです、スミマセン!
この日は、約2年振りに偶数月の土曜日で仕事が休みと言う奇跡的な日!
そう!ここ数年まともに行けなかったWonder Lounge Night(以下W.L.N)に早い時間から行けると言うことです!!
そんなわけで西新宿で給油を済ませ、新宿から一路お台場に向かいました。
会場に20時過ぎに到着すると、続々とアメ車が集まってきて大興奮!やっぱり様々なアメ車が集まるW.L.Nは最高です!
そしてみん友のKei 6さんも愛車の73エルドラドで登場、さらに柏のリンカーンマニアことNさんも久しぶりにマークV出撃!そしてお隣にはAmejamで見かけた綺麗なライトブルーのマークVと、70'sフルサイズラグジュアリークーペが集結!!

1台居るだけでも迫力があるのに、3台揃うと凄い迫力です!
この日はみん友のineedyouさんも来る予定との連絡を頂いていたのでNさん達と待っていたら、初めて見るレイト80'sタウンカーリモが登場!

仕様から見て、少し前まで愛知のサンセットプランニングさんにあった固体と思われます。
Nさんとこれはナンパするしかない!と意見が一致しその後声をかけに行く事に(笑)
その後も入り口付近でineedyouさんを待っていると、一台のビッグブロアムが入って来たのですが・・・・
ん?
・・・・・・・!?
こ、このビッグは!!
あまりの偶然に、慌ててオーナーさんに声を掛けてしまいました!(笑)
実はこのビッグは今回が初めてではなく、去年の夏に自分が
黒部ダムに行った際に、偶然駐車場で遭遇した同じ神奈川県の車だったのです!
でもそれだけでは、正直言っていくらキャデ好きの自分でも反応しません。
この車には、驚くべきポイントがあったからです!
それは当時本国のカラーバリエーションにはあったのですが、ディーラー車では93年型にしか設定されていなかったカラーであるトープをディーラー車の最終型95年型なのに纏っていると言う事です!
しかも、昨年写した写真からは僅かに見えるシートが、どうもオプションのレザーシートみたいで、同じトープを纏う93年型に乗るみん友ケッチさんやビッグブロアムを7台乗り継ぐ巨匠キャデ太郎さんと、散々話題になった謎の一台なのです!
神奈川県の車なので、何処かのイベントで会えるかなぁと思って約一年、その謎に包まれて一台が遂に目の前に現れたんですから興奮してしまいます!!
昨年の姿と見比べると・・・・・

異なる個所は、グリルがノーマルグリルからE&G製クラシックグリルに変っている所でしょうか。

オーナーさんに伺ったところ、やはり去年の夏に黒部ダムに行かれていた方で、車は95年型のディーラー車で間違えなく、カラーネームまではご存じではなかったのですが、オールペンはされていないオリジナルペイント(補修程度のリペイントはある模様)だそうです。
トップも張替えておらず、今のトップに関しては野良猫の引っかき傷で切れかかっているので張替えたいとのこと。
そして気になる内装も見せて頂くと・・・

予想通りオプションのレザーシートで、しかもカラーはレアなバーガンディー!!
どういった経緯でトープを纏った95年式のブロアムが日本に正規輸入されたのか、謎は深まるばかりですが、某オークションの部品取り車の画像でも、トープを纏った95年型のディーラー車と思しき個体が写っている事実。
さらにA-carsでキャデラック特集があった際にも、内容の詳細は書かれていないながらも、ディーラー最終型に限定色のモデルがあったような記述があったので、もしかしたら95年型でも限定モデルと言う形でこのカラーが正規輸入されたのかもしれません。
そうこうするうちに、ineedyouさんも到着し、他の車もどんどん台数が増えていきます!
そしてこの日はキャデラックとリンカーンも結構台数が多く、年式のバリエーションを楽しめたので気になったキャデラックとリンカーンを沢山撮りました。
※キャデラックとリンカーン以外の画像は
フォトアルバムにあります。
まずはキャデラック編
49?シリーズ62セダネッタのカスタムモデル

凄く手を入れられたカスタムカーで綺麗な仕上がりですが、この世界はあまり詳しくないのでカスタムについてのコメントは割愛させて頂きます・・・・・
55シリーズ60スペシャルフリートウッドセダン

W.L.N常連の方で、プレスリーが自身のお母さんにプレゼントしたことで有名な、ピンクのキャデラックと同じ年式、モデル、カラーと思われます。
59シリーズ62セダン?orセダンデビル?

テールフィンの頂点と表現される事が多い59年型。クーペやコンバーは多いですが、なかなか4drモデルは見かけません。
この車は4drハードトップでもリアクォーターに小さなウィンドーが付く6ウィンドーセダンと呼ばれるタイプです。なお上級モデルのシリーズ60スペシャルフリートウッドも同じボディー形状ですが、目立つ所ではモールのデザインが大きく異なります。
61シリーズ62クーペ?orクーペデビル?

あまり見けない61&62のキャデ。この2年の特徴として上に伸びるテールフィンは多少穏やかになったものの、下側に伸びるフィンが付く事があげられます。
64デビルコンバーチブル

個人的にはフロント周りが59&60モデルに似ている気がする63&64モデル。
ひょっとして当時61&62のデザインが不評で、まるで140クラウンみたいですが、少し懐古的なデザインになったのかなぁ~なんて思ったりしています。ちなみこの時代は一見すると2年ずつ似ているようなモデルが出ていますが、結構あちこち違います!
ちなみにオーナーさんは、これまたロックロールな感じが車に最高に似合うIさん。
自由が丘で飲食店を営まれている中、イベントにも顔を出したり、時には片付けを後回しにしてD1SBYに顔を出すと言う、個人的に非常に親近感の湧く方でした(笑)
72クーペデビル

フロントのロービームとハイビームの間が開く独特のデザインの71~73のRWDキャデ
独特な顔つきは、好き嫌いが分かれるモデルですが、その中でも5マイルバンパーに変る前の最後のモデルである72は人気が高いようです。
Kei 6さんの73エルドラドクーペ

最早、説明不要の超極上車!そして何が良いって、メタリック系のブラウンボディーにアイボリーのクォーターバイナルトップのコントラストが醸し出す、この大人な感じの華やかさと高級感。
これはやはり70'sだから決まるのであり、80'sの場合だとクォーターバイナルトップは同色か同色に近い系統の色の方が合いそうです←ボディーと逆の色合いのお前が言うなよ(笑)
74フリートウッド75フォーマルリムジン
以前もご一緒させて頂いた方で、久しぶりにお会いしたら、なんとクラシックグリルを装着されています!!
この年代のアフターマーケットのパーツは少なく、なおかつ今となっては貴重なのですが、伺った所74辺りのカプリス用を解体屋さんから譲って貰い加工して付けたとの事!
モデルが違うとプレスラインに合わせるのが難しいのにそつなく決まっています!ぜひ次回お会いする際はリクロームを完了させ、リムジンならではオラオラ系(笑)の凄みのある姿になっている事を期待しています!
ineedyouさんの91ブロアムセダン

こちらも説明不要の超極上車!ineedyouさんやO.G.ライダーさんのブロアムを見る度に、自分はいつも思う事があります。
それは・・・・・・
やっぱり本国顔良いなぁ!(爆) ←オールペンの時に変えれば良かっただろ!
93~95フリートウッドブロアム(ビッグブロアム)
20インチと思しきフルゴールドの大径ワイヤーを履くビッグ!ここまで大きいと大径ワイヤー履かせてるぜ!感が強くて良いのですが、恐らく足回りへの負担も大きいので、もしキャデに大径ワイヤー履かすなら17~18インチか、それとも見た目のインパクトで20インチにいくか悩む所です。
キャデに続いてリンカーン編
57プレミア

日本ではキャデに比べて、50'sモデルの残存数が少ないリンカーンのなかで、このモデルはさらに希少な4drモデル!!
恐らく数年前に自分も前の愛車を購入した板橋のスピードナッツさんが本国から輸入した個体と思われます。それにしても凄く程度が良い車でした!
67コンチネンタル

数週間前の横須賀で開催されたEasy Cruise Nightでも見かけた観音開き。
相変わらず重厚感が半端ないです!
73〜76 マークⅣ

派手なペイントで70'sローライダーな仕上がりのマークⅣ。後継モデルのマークVも70'sモデルですが、デザイン的には80'sを見据えたシャープなエッジを強調したスタイリングのせいか、70'sローライダーカスタムのベースとしては、マークⅣの方が多い気がします。
やはり要所に丸みを加えたマークⅣのスタイルが70'sらしさを強調するポイントでしょうか?
77と思われるマークⅤ

こちらもW.L.N常連で、数週間前のAmejamでも見かけた一台。相変わらず綺麗な個体です。
78マークⅤデザイナーズシリーズ”エミリオプッチ”

デザイナーズシリーズの中でも、あまり見かけないエミリオプッチ。
たしかフロントのサンバイザー裏にエミリオプッチのデザインしたスカーフが縫い込まれていたはずです。そしてこの車はトップを張り替えたのか凄く綺麗でした!
リンカーンマニアのNさんの79マークVコレクターシリーズ

マークVの最高峰モデルと言われるコレクターシリーズ!一般的には紺とアイボリーの2色で、圧倒的に紺を見かけるので、アイボリーは結構レアな個体!
ちなみにNさんによると、ごく少数ですが紺とアイボリー以外のカラーで生産された個体が存在するらしく、前述の謎のビッグブロアム同様に興味が募る話でした。
89タウンカーショートリムジン

前述の通り、N君とナンパし、折角なのでリンカーン並べにご協力頂きました(笑)
非常に綺麗な個体で、オーナーさんに伺ったらやはりサンセットプランニングさんで扱っていた、この角型タウンカー最終型になる89年型のディーラー車でした。
95~97タウンカー

かなり派手なローライダーに仕上げた一台。かつては高年式ラグジュアリー系ローライダーに於ける95~97タウンカーの人気は非常に高く、キャデラックのブロアムと双璧をなしていましたが、最近はこの型もかなり減ってしまったのか、見かける事が少なくなりました。
ローライダーに人気があるRWDフレーム車が96ブロアムを最後に無くなってしまったキャデラックに対し、リンカーンはタウンカーをモデルチェンジして2011年まで生産していたことで、ユーザーがより高年式に移行してしまった感もあります。
そして最終的には、先に帰られて方の開いたスペースを使い並べ直した、70~90'sキャデラックとリンカーンの並びを実施!

最高!堪らん~♪(笑)
そしてちょっと角度を変えて上からも

いやーこれは本当にヤバい光景です!
これだけの並びは、そうは見られないと思います!!
そんわけで、たっぷりと満足した後は、大人しく帰る事に・・・・・
・・・・・・・・・・
な訳無い!! (笑)
この日は、W.L.N開催の偶数月以前に第一土曜日なんです!!
当然ながら次のスポットに向う事になり、盛り上がっていたので名残惜しいですが、Kei 6さんとineedyouさんとお台場を後にしました。
このつづきはまた次回。
おわり