本日はYMSに預けていたAE86を引き取りに行ってきました。
今回お願いした作業は
・リアホーシング交換 ベアリング部からのオイル漏れがあり、ベアリング交換してもダメだったのでホーシングの受け側にガタがあるのではということで交換。デフから全て移植なので面倒な作業です。
・ブレーキキャリパー前後OH
・エアコン撤去
・パワステポンプ撤去
・微妙に残ってる内装撤去
・外れてしまったフロントリップ取り付け
ホーシングの交換、ブレーキのOH、リップの取り付けは修理&メンテナンスです。
今回の目玉は何と言ってもエアコン撤去とパワステ撤去です。
作業前の状態
エアコン、パワステ撤去後の状態
エアコンコンプレッサーとパワステポンプは左フロント側にあります。(写真では右側)
コンプレッサーのブラケットが実はかなり重いです。
写真では分かりませんがラジエター前のコンデンサーも撤去してあります。
その他残っていた内装も少し撤去して、作業前と後の車重を計測してくれました。
トータル車重は936.5kg→905.5kgとなり31kgの軽量化ができました。
助手席を外せば約900kgといったところでしょうか。
ガソリンは10Lくらいは残っていたと思うので乾燥で890kgくらいでしょうか。
N1車両の最低重量が830kgですからまだまだ重いですね。
帰り道での印象だともちろん軽さは感じれました。
ギャップを乗り越えた時のフロントの路面への追従性が良くなりました。
街中ではダンパーの減衰力を一番弱くしているのでギャップを超えた後にボヨンボヨンとしていたのですが、ボヨンだけで収まるようになりました。
この軽さが速さにどれだけ影響するか楽しみです。
エアコンとパワステポンプを回すことで発生していた機械損失が無くなるのでエンジンパワーも上がるはずです。レスポンスも良くなるはず。
そして一番心配していたパワステ撤去。
AE86はパワステ付と重ステの2種類の設定がありました。
ステアリングラックが違います。ラックのギア比も違います。
多分、重ステでも少しでも軽くハンドルが切れるように設定されているのだと思います。
重ステ用のラックに交換しようとすると、メンバー交換からステアリングシャフトの交換など様々な部品を交換する必要があります。なかなかの大作業です。
しかし、パワステラックのまま重ステにしても問題無いとのこと。
実際、N1レース車両もそういう車両が多いとのこと。
パワステポンプを外して、ホースなどラインも外します。
ポイントは配管をリターンすること。メクラしてしまうと重くて動かないそうです。エアが行き来できるようにリターンすることが必要です。
運転した感想です。
やはり重いです。止まったままではまず回せません。
動いている状態であればだいぶ軽くなります。
しかし交差点で曲がる際でも片手で簡単に曲がれるわけではないのでしっかりハンドルを握って回す必要があります。
サーキットでどうなるでしょうか。。。Sタイヤではどうなってしまうのかとても不安です。
とりあえずどうにもならなければパワステポンプは戻すことも考えています。
軽量化と機械損失が無くなったことでの速さと重ステによる腕アンダーによるタイムロス。
このバランスがどのような結果になるのか楽しみです。
まずは9/23のTC1000で腕試しです。
Posted at 2014/09/15 00:44:52 | |
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AE86 | 日記