映画ドラ『緑の巨人伝』観てきたゾ★

という事で、昨日のオフへの参加もそこそこに、ドラえもんの新作映画『のび太と緑の巨人伝』を観てきました。


＃長いしオタクな話なので、興味ない人は読み飛ばしてください。(爆)



これはコミックス３３巻に収録されている『さらばキー坊』をベースにした映画です。
一昨年の映画『のび太の恐竜２００６』の渡辺歩監督が再び監督となり製作されました。
この渡辺監督は、あっしと同世代で『ドラえもん』で育って監督にまでなった、ファンの代表のような人です。
これまで、短編映画の『のび太の結婚前夜』や『おばあちゃんの思い出』などで手腕を発揮し、ファンの間ではかなり支持されている人です。
何が巧いかと言うと、ドラえもん作品全般からの引用が巧いのがツボを押してくれます。
例えば『結婚前夜』では、静香ちゃんのママが真珠のネックレスをプレゼントするという、原作には無いシーンが追加されていました。
これは全然別の話で静香ちゃんがママのネックレスを勝手に持ち出して叱られるという話を発展させての引用でした。
普通に見ていれば何でもないシーンですが、マニアにはタマラナイシーンでした。

★3/11追記
今回の映画も、短編映画『僕の生まれた日』からの引用がありました。
どのシーンがそれか…と書くとネタバレになっちゃいますね。
でも渡辺監督のオリジナルシーンでした。
今回の映画はちょっと引用が強引な気がしました。(爆)


話がそれましたが、今回の『緑の巨人伝』もナカナカの出来でした。
内容的には『さらばキー坊』をベースにして、ちょっとＳＦ短編の『緑の守り神』が混じっているような内容でした。
終わりの方は『風の谷のナウシカ』っぽかったりもしましたが…。
最近流行の環境問題を前面に押し出しているので、仕方ないのかも知れないです。

環境問題を取り扱った映画としては『のび太とアニマル惑星（プラネット）』や『のび太と雲の王国』などがあります。
どれも人間の環境破壊に対する警鐘を鳴らしているわけですが、いまだに状況が変わらないというのは悲しいものです。
この映画を見た子ども達が、少しでも環境問題に関心を持ってくれるといいですが。

詳細な内容を書くのは、これから観る人の邪魔になるので書きません。
実際に劇場に足を運んでください。

余談になりますが、今回のゲスト声優には堀北真希が出ています。
基本的に本職の声優じゃない人が声優をやるのには抵抗があるのですが、結構良い感じになっていたかと思います。
まぁ、堀北が気に入っているという事もありますが。（爆）
＃『クロサギ』も行かなくちゃww

そうそう、昔の映画では主題歌と一緒に、観ている子ども達が大合唱したものですが、最近はそうでもないですねぇ。
みんなで歌って盛り上がって欲しいものです♪


★3/11追記
本編終了後、来年も映画をやるって予告みたいなのがありました。
＃最近多いですが…
どこでもドアから、どこかで見たようなキャラクターが飛び出してきたのですが、ひょっとして来年はリメイク版になるのかも。
もう一度劇場で確認しなきゃww