クラッチマスターシリンダーオーバーホール（オーバーホール編）

取り外したマスターシリンダーを写真のメンテナンスキット（正式はシリンダーキット？）でオーバーホールします。

まずは、ゴム部分を取り外します。
すると、スナップリングが見えます。
ここはラジオペンチでもいいですが、スナップリングプライヤーがあると大変便利です。
プライヤーは先がストレートより先が曲がっているタイプがいいかもです。

シリンダー内部のチェック
サビがあったら、磨く必要があります。
明記はしてませんが、一応リザーバータンクも外して、内部をチェックしました。
サビか汚れかいろいろこびりついていました。
ラジペンでぐりぐりとして、出来るだけ取るようにはしました。
シリンダーは、ヤスリで磨いたり、ラジペンで軽くぐりぐりしたりしました。。。シリンダー内部は傷つけないようにしましょう。

今回取り替える物です。
ばねがついているシリンダーは、なかなか取れない場合がありますが、何回も押し込んでピストン運動させると、出てきます。556塗るという手段もあります。

こちら新品です。

コの字のロッド側もばらして、
O字型のリングも取り替えます。

コの字を固定しているナット（12mm）も固い場合があるので、工夫が必要です。自分は穴にドライバー突っ込んで固定して外しました。556は言うまでもありません。（笑
８６Ｊさんありがとうございます。

新品を組み込みます。
バネがついているシリンダーは最後が結構硬いので、ドライバーの柄で、叩いて押し込みました。

叩いて押し込むことに気づく前に、何度もラジペンで抜いたりしたので（タオルは巻きましたが）ちょっと傷つけてしまいました。（ＴＴ）
点が見えるのは傷です。。。掴み傷が。。。

新品のスナップリングで取り付けて、最初にめくったゴムを戻して終了です。