
この記事は、
行くで! J1の舞台へ・・・について書いています。
ども、昨日は今期の祝勝会と応援の疲労で帰宅後はそっこー寝オチしてました。
(後、Youtubeに多くの動画をUPしていたら半日近く掛かってしまいました(汗))
目覚めた後も(今でも)実感が全く湧いておりませんが、とりあえず『夢オチ』ではなかったようなので一安心ですw
正直、今期の初戦を観た時には
『イヤ、今年も無理ゲー!』と早々に諦めていましたが、3月11日の震災でJ1,J2問わずに多くのチームが被災し、スケジュールが大幅に変更となったことは今シーズンの順位に大きく影響を及ぼしたことは間違いありません。
結果論ではありますがJ1、J2共に大混戦となり、スケジュールはきつくなったモノの札幌は有利だったのかも知れません。(水戸ホーリーホックは、震災の影響でクラブハウスや練習場も使えなくなった挙げ句、大型台風のせいで河川敷の練習場まで使用不可能になってしまいましたから、シャレになっていませんね・・・札幌も練習道具一式を援助させていただきました。)
J1では柏レイソルが優勝し、ベガルタ仙台も4位と躍進したのが印象的でした。
さて、色々と大変なシーズンではありましたが、昨日は今季最終節(J2 第38節)を迎えました。
昇格チームが絞られるにつれ、札幌がアウェイ連戦で3連敗したり、大事な所でロスタイムに逆転負けを喫するなど足踏みとも昇格のプレシャーとも付かないイタイ星を落として4位に後退した時には、「さすがに今期はムリだったかな?」とか、『最初の体たらくから考えたら、いい夢見れたよね』という声も聞こえてきていました。
ですが、昇格のプレッシャーというモノは、どのチームにも平等にのし掛かるモノで、先週の第37節では札幌が逆境を跳ね返し、反対に3位だった徳島ヴォルティスが2位サガン鳥栖に3-0で敗れるというウチにとっては願ってもない展開で最終節を迎えました。
この時点で2位鳥栖はほぼ安全圏(負けても得失点差でマズ間違いなく昇格可能)であり、残る1枠をコンサドーレ札幌と徳島ヴォルティスとで争う状態となりましたが、勝ち点が65で並んでおり得失点差がわずかに+2だけ札幌がリードしているというとっても心臓に悪い状態で最終節を迎えました。
お互いの対戦相手は、札幌が2節前にJ2優勝を決めたそもそもなんで元・現代表を6人も揃えてJ2にいるのか理解に苦しむFC東京であり言うまでもなく強豪です。
対する徳島は、今期13位でシーズンを終えたファジアーノ岡山です。
ちなみに各々の前回対戦結果は、FC東京 0-0 札幌、徳島 2-2 岡山 と実は互角だったりします。
※これだけでも今期のJ2が如何に混戦だったかが分かりますネ。
と、相変わらず前置きが長くなりましたが、
コンサドーレ札幌 2 - 1 FC東京 
試合会場:札幌ドーム
入場者数:39,243人
如何にFC東京が優勝&昇格を決めており、前節ホームで優勝の銀皿を受け取って満足しているとはいえ、大熊監督の最終戦でもあり、あの有名なサポ達も4000人近くは来ていましたのでそうそう気の抜いた試合はしてくれません。
ですが、コチラも札幌ドームのコケラ落とし2001年7月21日の対横浜Fマリノス戦の39,319人に継ぐ集客で、その迫力はかなりのモノです。(ちなみに前回昇格した2007年の対京都パープルサンガ(当時)戦では、32,599人でした。
ウィキペディアより)
ということで、選手入場時のスタジアムの様子です。
今年は、某日公さんが大コケしてくれたおかげで、道民気質全開w満員御礼となりました(殴
ちなみに札幌ドームの収容人数は、サッカー開催時で最大41,484席となりますが、アウェイサポーターとの緩衝ゾーンを設定する都合上どうしても1500席弱犠牲となります。(ワールドカップ開催時は、俗に言う“オリ”が仮設設置されておりましたw)
これだけのサポーターが入ると、圧倒的に弱くなって新規ファンを逃すのが我らがペンペン草チームでしたが、今年のチームは第2クール頃からナゼか今までのジンクスを全て覆す希有なチームに仕上がってました。
当然、全く強さを感じないどころか、どんな下位のチーム相手でも全力を出し切らせないと気が済まないという某『修○の門』の主人公のような粋なことをしてくれやがります・・・・・1000年無敗ならそれでもいいんですケドね・・・・こんなところだけは、どんなに選手が入れ替わっても変わらない所なので、ある意味ウチらしくて一安心です。(分からない方は、分からないネタですいませんw)
まぁ、そんなこんなでキックオフ。
出だしは、まぁこんなモノかと思うように順調に押されてます(汗
特に若手の選手は、最初の10分くらいは緊張していたのか動きが固く、ヒヤヒヤさせられました。
ですが、今期後半のなんだか良く分からないケド勝っちゃう試合運びでは、相手にドンドン攻めてこさせてもいい位置取りでプレスを掛けてシュートコースを塞ぎ、決定機は作らせずにじれた相手から中盤でボールを奪いハーフカウンターを仕掛けるという、やられた方にとっては『なんでウチ負けたんだろ!?』的な感想をもたらすという非常にイヤなチームに仕上がっております。
(喩えるなら、サボテンダーに不思議な踊りを踊られて、フェニックスの尾だけを奪われるような混ざりに混ざった感じでしょうか?良く分かりませんw)
えぇ、サポーター的にも
『何でウチ勝ったんだろ!?』的な感想を与えるという二次的効果も持っています(汗
そんな嫌らしい展開をこの試合でも発揮しているウチに、前半40分絶妙なインターセプトとウラへの抜け出しから絶妙なゴール前折り返しのボールが入り、内村選手のゴールで先制します。
このゴールの後、なんとなくFC東京の選手の動きが1.5倍速くなったような気がしましたが、とりあえず気にしないでおきます。
表向き平静を装っているFC東京の選手と同サポは、内心札幌相手に負ける訳がないと舐めていたのかも知れない感じでしたが、先制されて焦ったのかさらに前半ロスタイムに近藤選手がインターセプトの上で絶妙のパスを出し再び内村選手がゴールを決め、大方の予想に反して前半を2-0で折り返します。
後半開始早々に、FC東京は石川選手とロベルト選手を同時に投入し、さらに攻撃速度を1.5倍にしてきました。(サポ的心境)
このため、前半にさらに輪をかけて攻め込まれる時間帯が増えカウンターの機会も減っていき、何とか後半35分までは持ちこたえましたが、今度はFC東京にカウンター気味にウラに抜けられ、一度はキーパーホスン選手が止めたモノのその跳ね返ったタマを谷澤選手に決められてしまいました。
この後、前節ケガから復帰した芳賀選手が入りましたが、この交代がもう数分早ければこの失点は防げたかも知れないのが残念です。
そうは言っても、芳賀選手投入後はまた前半同様に落ち着きを取り戻し、そのまま試合終了のホイッスルとなり2-1でのまさかの勝利となりました。
この時点で、サポーターは徳島の試合結果が分からなかった(約4万人も入るとネットも繋がりませんw)ため微妙な空気が流れていましたが、ピッチ上の選手やスタッフが抱き合って喜んでいたため、ほぼ確信は持てました。
その後場内アナウンスが流れ、歓喜の時を迎えます。
※徳島は、先に札幌の勝利を知ったのか、後半ロスタイムに失点し0-1で敗北しております。
選手の数人は、大泣きしていましたがサポーターはタイミングが悪かったのと、強豪FC東京を破った興奮からか泣いている人は周りにはいませんでした。
その後、ヒーローインタビューがあり、コンサドールズの勝利のラインダンス↓の後
河合キャプテンや、石崎監督、HFCの矢萩社長の挨拶があり、全選手のサンクスウォークとなりました。
選手とゴール裏サポによる『J1へいこうぜ!!』コール&ダンス
正直、今シーズンは初期の体たらくもあり、震災もあり、ホントに苦しいシーズンでした。
今でも昇格(ホントはJ1復帰と書きたい)できたことが信じられませんし、このチームのストロングポイントも結局分からないままでした。
周囲のサポーターも、嬉しいけど何で勝ち続けて昇格できたのか謎のままだったと思いますが、最後の選手とサポの一体感を観ると技術や戦術よりも大切なモノがあるような気がしてなりません。
現状の戦力では、来シーズンのJ1で厳しい戦いになることは間違いないですが、今のチームにボールを落ち着かせることができる選手が一人中盤にいて、尚かつその選手だけに頼らないシステムと気持ちを持っていれば、それなりに勝利に繋げられると信じています。
何より今季代表戦で有名になった選手を生で観られるでしょうし、もしかすると生のデルピエロやインザギがJリーグに来るかも知れませんしね(笑)色々と楽しみです☆
やっぱりサッカーネタを書くと長いBlogになってしまいますね・・・コレでもかなり削ったのですが(汁
先週は、なんとなく仕事の効率も落ちてましたし、個人的にもドキドキしていたのかも知れませんネ・・・・明日からまた頑張れそうです♪