Ｓ　ソドム

アルバム「AGENT ORANGE」以降はずーっと追っかけてますが
このアルバムが一番好きかな。

初期みたいな邪悪さ/いかがわしさはありませんが
このアルバムはとにかく極上に極悪なサウンド。

極悪といっても別に音質が悪いわけじゃなくて
アンディ・ブリングスの若さ丸出しのノイジーなギターも良いし
アトミック・シュタイフのスパスパとキレの良いドラムも最高。
トムのVoもドスが効いてるしベースも歪みまくってます♪
『ワルっぽい音』って事ですね。

曲多すぎとかアルバム一枚長すぎとか言われる事もあるアルバムですが
この３人の個性のぶつかり合う相乗効果の大きさってのは
コレ以降のアルバムじゃ見られないと思うんだよねぇ。
※正直、今のギターとドラムの人にはオーラを感じないので(^^;

曲は多いけど４分台が１曲、３分台３曲、２分台11曲！１分台１曲！
（しかもラストはVENOMの"Angeldust"のカバー）
余分な物を全てそぎ落としたようにキレのある、
アサヒのスーパードライを最初に飲んだ時のようなアルバムですね。



いっそNWOBHMやモーターヘッド辺りののカバーアルバムでも作れば良いのに、
と思いますがなかなかやってくれませんねぇ。
かつてはTHIN LIZZYの"Cold Sweat"もカバーしたぐらい
ブリティッシュHRが好きらしいので誰の曲をどんな風に料理してくれるか
想像しただけでニヤけてしまいます（￣ー￣）