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これもご他聞に漏れず
当時行き付けだったラビットフットレコードで買ったハズ。

1stLPの存在は知ってましたが現物を見たことが無く、
（後に中古で購入）
この2nd以降をCDでリアルタイムで聴いてました。



ええええ、もちろんジャケ買いですよ。
MOTORHEADに心酔してた（今もですが）の私が
このジャケ見て買わない訳ないじゃないっすかｗ

ちなみに品番がHBR-F0002。
ということは
"ハウリングブルレコーズがリリースするフルアルバム２枚目"
つー意味と解釈しましたがたぶん正解でしょう。

１曲目のスピードチューンはカッコ良いですねぇ。
NWOBHMを主なルーツに持つ事がよ～くわかります。
糸を紡ぐように丁寧で構築美すら感じられるギターソロも
要所要所で連打されるツーバスもサイコー！

ただ、１曲目のインパクトが強すぎるのも困り者で
途中で若干弱い（と私が感じる）曲もあります(^^;
っていうか疾走命のスラッシュバンドじゃないんだからコレで良いのかｗ

SleletonwitchがAmazonから届いたんで聴いたんですが
試聴した時ほどインパクトなくて
小奇麗で小ぶりな北欧メロデス＋スラッシュって感じで
個人的にイマイチだったので古典に逃げる(^^;





リリース当時、巷の輸入盤屋さんでは
「あのメガデスのデイヴ・ムスティンがプロデュースした！」
というだけで作品のクオリティが半分保証されたような売り方をしてましたが
まぁこのアルバムは聴いて文句言う人はあんまり居ないでしょうねぇ。
（後に国内盤もリリースされましたし）

ウォーレル・ディーンの超絶ハイトーンと
メタルチャーチ（2ndまで）やクイーンズライク（1st）を髣髴とさせる
全くアメリカらしくないヨーロピアンテイスト溢れる
硬質かつスラッシーなメタルっ！

"Battle Angels", "Die For My Sins", "The Third War",とか
曲展開が複雑でサビが耳に残る曲が多いのも特徴ですが
2ndリリース後にバンドは分裂して
ウォーレルはNEVERMOREなるバンドを結成した、と。

んで聴いてみたらモダンヘヴィに首までどっぷり浸かってたんで
数枚で買うの止めちゃいました・・・(^^;
※聴いてると「もっと疾走しろよ！」とかツッコミたくなったんでｗ


で、今はこの1stも2ndも廃盤みたいですね。勿体無い。
2ndは1stよりも意図的にスピードを殺しているように聴こえますが
「不気味」という表現が一番合うのかな、
切り裂きジャックが跋扈しそうな濃い夜霧に包まれた街の様な
そんな不穏な印象を受ける作品で、こっちも名盤。
非スラッシャーには2ndの方が聴きやすいでしょうね。
あ、近年のゴシックメタルが好きな人にもお勧めしたい。
路線はちょっと違うけどムーディで暗いし。