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ブリヂストン、草から天然ゴム成分採取　１５年までにタイヤ試験生産
ブリヂストンは８日、「グアユール」と呼ばれる多年草から、
タイヤの主原料の天然ゴム成分を採取する研究を始めると発表した。
６月までに米国南西部に試験農場を開設し、２０１５年までにタイヤの試験生産を開始する。
天然ゴムの多くはゴムの木から採取されているが、供給源を多様化させることで、
天然ゴム資源の価格の高騰を抑え、資源の安定調達を図るのが狙い。

グアユールは米国南西部からメキシコにかけての乾燥地帯が原産の多年草で、
茎などに天然ゴム成分を含んでいる。
ブリヂストンは草を採取して粉砕し、木質成分などを取り除くことで、天然ゴム成分を抽出する。

ゴムの木がアジアを中心とした熱帯で栽培され生産地帯が過度に集中しているのに対し、
グアユールは乾燥地帯に生える植物なため、米南西部のほか豪州や
南欧の乾燥地帯など世界中で栽培できる。

ブリヂストンでは「産出地域の一極集中の緩和につながる」と期待している。
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天然ゴムってゴムの木からしか採れないと思ったら他でも可能性があるのか。
効率良く生産できたら安くしてほしいなｗ

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