元朝日新聞記者烏賀陽弘道氏によるコラムですが・・・いろんな意味で面白いw
いわく
>新聞やテレビといった旧型マスメディアが衰退して何が一番変わったかと問われれば、
>私は「ニュース・センターの消滅」を挙げる。
>かつて、『朝日新聞』や『日経新聞』、NHKの夜7時か9時のニュース、
>あるいは『ニュースステーション』を見れば、社会が何に関心を持っているかが分かった。
>新聞やテレビが「社会はこれとこれに関心を持ち、議論すべきだ」
>というメニューを用意していたのである。
笑止。
朝日や日経やNHK、ニューステが取り上げていた(いる)のは
「社会が何に関心を持っているか」ではなく
自分たちの思惑というフィルターを通過させた
「社会に何の関心を持たせるか」ではないの?w
直後に自分で吐露してるじゃないの
>新聞やテレビが「社会はこれとこれに関心を持ち、議論すべきだ」
>というメニューを用意していたのである。
ってw
・社会が自発的に関心を持つ
と
・大手メデアが特定のネタについて社会に関心を持たせる
じゃ
まるで意味が違うけど「同じ」って事にしたいのかな?
そして中盤。
>こうして「多数が関心を持つ」「少数の」「大きな話題」はバラバラに解体され、
>「少数が関心を持つ」「無数の」「小さな話題」が登場した。
>こうした有り様は「教師がいなくなった教室」に似ている。
>教師が去り、生徒はめいめい自分の関心に従って自習せよと命じられる。
>確かに、教師が一方的に「授業」という情報を押し付けるよりは、自由だ。
>しかし個人の関心はそれぞれ違う。ある生徒はマンガを読み始め、
>ある生徒は仲間と教室の外へ遊びに行ってしまう。マジメに自習する生徒は少数だろう。
>そこでは「授業」という「集合的情報体験」は霧散する。
>出現するのはてんでバラバラの無秩序、カオスである。
一見まともな主張に見えますがこの主張は
「教科書と教師は必ず正しい」という前提に基づいています。
「多数が関心を持つべき」話題としてフィルタリングし記事を書き、番組を作っているのは誰か?
常に公平公正で全能な神様か?そうじゃないだろうw
それは各社の記者だし番組スタッフだし
、「教科書」となる朝日の記事やNHKの番組内容には
嘘や創作や間違いがないのか?そうじゃないだろうw
間違った仮定・前提からは間違った結論しか出てきませんw
さらに続く。
>「パーソナライズされた関心集団」の内部では、人々は自分と似た思考や嗜好の人ばかりと交流し、
>異なる意見の持ち主とは接したがらない。
>結果、集団は細分化し、内部の意見はますます均質化していく。
>ハーバード大学ロースクールで憲法や行政法を教えるキャス・サンスタイン教授は
>2006年の著書『Infotopia』で「インターネット上の集団は、より同質の人々との交流を好む。
>その結果、ネット集団は意見が均質化し、急進化し、過激になっていく」と指摘している。
>
>この指摘はすでに現実になっている。
>インターネット時代になって、人種差別や排外主義を叫び街頭を練り歩く
>「在日特権を許さない市民の会」が登場したのはその一現象にすぎない(関連記 事)。
>目を世界に転じれば、2014年1月にシリア・イラクにまたがる地域で独立を宣言した
>「イスラーム国」(ISIS)がある(関連記事)。
>欧米人を誘拐して斬首し、捕虜や占領民を奴隷にする。
>残虐な暴力支配を実践するISISが、一方ではSNSで外国人志願兵を募り、
>YouTubeで斬首処刑を公開しているのはよく知られた話だ。
はい来ました。ポイントは2つです。
・インターネット上の集団=悪というレッテル貼りw
・「在日特権を許さない市民の会」と「イスラム国」をさらっと同一視するw
この部分、もう少し掘り下げます。
>「パーソナライズされた関心集団」の内部では、人々は自分と似た思考や嗜好の人ばかりと交流し、
>異なる意見の持ち主とは接したがらない。
>結果、集団は細分化し、内部の意見はますます均質化していく。
私にはこれは
『朝日が誤報を垂れ流し続けたメカニズムの解説』の様に見えるんですが
私の目かアタマが悪いんでしょうかね~?w
ちなみに「在日特権を許さない市民の会」の(
関連記事)。
こちらは窪田順生という方(この方も朝日に居た経歴の持ち主)が非常に冷静に分析しています。
>自分でもすっかり忘れていたが取材後、私は彼ら(注:在特会)の
>「怒り」を増幅させていく原因をこのように分析していた。
>『そして、それは「偏向メディア」によってさらに増幅される。
>「人間の鎖」のみなさんや「従軍慰安婦」はマイクを向けられていたが、
>保守系市民の主張はやはりマスコミはスルーしがちだ。
>そんな不平等さは、さらなる怒りを生む。
>間違いなく2012年、「市民」たちの怒りはさらに膨張する。』
これが真実でしょ?w
朝日や日経、NHKといった大手メディアは
「知らせない権利」「教えたい事象(事実とは限らない)だけを垂れ流す権利」
を好き放題に行使してきた。
そしてそれに気づいた人がインターネットで繋がって偏向メディアにNoを
突きつけている現状が誇り高き元朝日記者としては気に食わないw
昔みたいに上から目線で俺に主張させろ、
そして確認も検証もせずそのまま盲信しろ、
そういう主張がこの元記者烏賀陽弘道氏のコラムの行間から滲み出ているというか透けて見えるw
ああ、私の目かアタマが(以下略
ラストに両者のコラムの最後を引用。
>彼ら(在特会)は一体何に「怒り」を感じているのか。
>なぜ過激にならざるをえなかったのか。
>その背景を正しく理解している日本人は恐らく非常に少ない。
>テレビや新聞がこの現象を、「戦時中のような排外主義」としか報じないからだ。
>
>規制だなんだという前に、まずはそのあたりをはっきりとさせたうえで、
>もっとオープンに議論をすべきではないのか。
>
>「差別主義者とは話さない」では、なんの解決にもならないんじゃないでしょうかね、
>橋下さん。
>かつては「インターネットは文化や国の違いを超えて、世界の交流を促進する」
>「抑圧的な政権を打倒する」というバラ色の「インターネット・ユートピア」が
>喧伝(けんでん)された。
>エジプトやリビアで起きた市民革命でネットが活躍したことを思い起こせば、
>まんざらウソでもないと思う。
>
>だが、一方では、醜悪としかいいようがない、暴力や破壊、差別や憎悪に満ちた
>「インターネット・ディストピア(ユートピアの逆)」が出現している。
>結局はネットは「ポジティブな方向」にも「ネガティブな方向」にも変化を
>加速させたに過ぎない、という至極単純な結論に至る。
>こうした「ユートピア」と「ディストピア」の極端な分裂もネット世界の現 実だろう。
>
>こんな情報カオスの海で溺れてしまわないためのコーチング。
>教師のいなくなった教室で、数人の生徒の横に腰かけて手助けするチュータリング。
>私が本連載でできることはそんな感じかな、と思っている。
何て素晴らしい上から目線w 烏賀陽弘道氏は一体何様のつもりなんだろう?
化けの皮が剥がれて「差別や憎悪に満ちた」本性を露呈してますよ?w
てか自身がリンク張った(関連記事)によると、ご自身がまさに
”戦時中のような排外主義としか報じない偏向メディアの人”
に認定される事すら気づいていないんだろうか?w
Posted at 2014/12/16 23:39:30 | |
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大マスコミ様(笑) | 日記