GEN@GK3のブログ一覧

NWOBHMバンドですが名前しか知りませんでした(^^;
んが、輸入でCD化されたので
全く何も考えずにサクッと購入。
（いかんなーNWOBHMと80年代スラッシュは
　底が深すぎる）



えーとぶっちゃけAC/DCの影響下にあるハードロックです。
あれほどコキコキしてませんが、実はツインギターの片割れは
マジでAC/DCのアンガス＆マルコムのヤング兄弟と従兄弟だそうで（爆）

このVoはボン・スコットに良く似てますが
エアロスミスの1stの頃のスティーヴン・タイラーとか
トム・キーファー（シンデレラ）、
ジェフ・キース（テスラ）っぽさもありますね～。

これは83年リリースの2ndですが3曲目の"Who Cares"あたりは
シングルカットできそうなキャッチーさ。
AC/DCほどズ太いサウンドではないので多少ポップ寄りでも違和感ありません。
当時としては割とありふれた音だったのかもしれませんが
やっぱ安心して聴けますね(^^;

ROCK DETECTORによれば2006年に
バーミンガムのコンサート用に再結成したみたい。
何かまた最近再結成ブームのような・・・
ま、当時のメンバーが再起動すると旧譜がいきなりCD化されたり
デモやライブ音源がオフィシャルで出てくるので
時間軸的にマイナス方向でも楽しめます(^^;←後ろ向きだなぁおいｗ

Amazonのドイツだと30秒試聴ができるんでリンク貼ってみました。

今は亡きフィンランドのバンドが
デスメタルを演ってた頃の最後のアルバムです。
これ以降はVoも曲も大きく変わったため「ここまでのファン」と
「これ以降のファン」で層が見事に分かれます。

まぁ私はどっちも好きですが1stの頃は
割とありがちなデスメタルだったので
特に好きというわけでもありませんでした。


でもこの2ndはちょいと違いました。
タネリの唸るようなVoとヘヴィなバックの間に女性Voだとか
明確なメロディが乗るようになったわけですが
この「メロディ」が曲者。
ギターソロにしてもリフにしても陰鬱で救いが無いったらありゃしない(^^;
スコーピオンズの"Fly People Fly"みたいな、というと判りやすいでしょうか。
キレイなんだけど絶望的に暗いというか何と言うか。
デスメタルらしい「邪悪さ」は皆無で、ただただ暗くて美しい。


次のアルバムからはVoも変わって、この
「救いの無さを感じさせるメロディと重さ」
を追求していった感もありますが
メタルの重さとうねり、良質のメロディを併せ持つこのアルバムは
やっぱり名盤なんじゃないかと思います。

この後のアルバムだとFROZENかCOLD WHITE LIGHTが、
曲なら"Lower The Flags", "Killing Me, Killing You",
"Cross My Heart And Hope To Die", "The Suicider", "Excuse Me While I Kill Myself"あたりが好きかな。
いずれも血涙慟哭系のギターソロが聴けます(^^;
（しかしマジで救いの無い曲名だな・・・歌詞もだけどｗ）

ってうかインタビューで
「冬場のフィンランドじゃ自殺ぐらいしかする事が無い」
とか半分マジで言っちゃうメンバーもメンバーなら
この手のアルバムがナショナルチャートの１位になっちゃう国も国。
『フィンランド＝北欧メタル、ムーミンの故郷』程度の認識しかないんですが
一体どんな国なんだ(^^;

通勤中に聴くと「ツイてるアルバム」と
「ツイてないアルバム」がありまして。

「ツイてないアルバム」はBLITZKRIEGの
「A TIME OF CHANGES -PHASE 1-」。
BLITZKRIEGそのものは来日してくれるなら有給とってでも
見に行きたいぐらい好きですが・・・。

定時に帰れるはずが突発NGで午前様、とか
急遽、上司の代打で会議出席＆議事録係で深夜残業、とか
このアルバムを朝聴いた時に限って
通常ありえない事が片手で足りない回数起きたので
「んなわけねーだろ！」と意地になって数回チャレンジしましたがダメ。
マジで必ずハマります(^^;


逆に「ツイてるアルバム」は最近お気に入りのLIZZY BORDENの新譜。
ドツボ確定だったはずの仕事が異常に簡単に終わったり
絶対に揉めそうな製品のNGが大した事なく済んでしまったり、
こちらも通常ありえない事が複数回起きてます。
こうなると当面はこのアルバムしか聴けない(^^;


別にゲンかつぎする方でもないんですが
ここまで明暗クッキリだとちょっと、ねぇ・・・。

何とな～くジャパメタ/ハードコアの「S」欄を
聴いてるわけですが久しぶりにサブラベルズｗ




これこそ私の後追いの最たるもので
旧リマスター版が出た前後にやっとCDで買って聴き始めたぐらいです(^^;
※ヤだね～洋楽至上主義者はｗ


名前だけは知っていたので中古屋で見つけて買った、
といういつものパターンですが
これ、87年盤だと"ルルドの泉"が入ってるんですよね。
後に中古屋の店頭でリマスター盤を見つけて
買い直すつもりで買って帰って再生して初めて気づいたという・・・。
（リマスター盤はそのままオークション行きになりましたｗ）

最初はキーチのファルセット使いまくりのVoが苦手でしたが
良く考えたら大好きなブライアン・ロスも似た様な歌い方してんじゃん。
ということで問題解決ｗ←その程度かい！
イントロから続く"Black Iron Horse"なんてもう極上じゃないっすか！

このアルバムとかアースシェイカーなんかを聴いてると
常々感じるんですよね～「日本のギタリストってソロ美味いなぁ」って。
もちろん技術的にも「上手い」んでしょうが
「構成やメロディが耳にオイシイ」って意味で。


サブラベルズはメジャーデビュー前の音源を
全く聴いた事がないんですが
「"Dog Fight"は名曲」とはそこここで聴く話なので
ZADKIELがCDで聴ける時代なんですから
どうにかならんもんかなーと思います。

エセ霊能力者/占い師と
それにたかる視聴率至上主義のマスゴミ、
更には80年代以降アメリカにはびこる
TV伝道師どもとブラックサバスについてなどなど・・・。


＞フジテレビが７月に放送した「ＦＮＳ２７時間テレビ」の「ハッピー筋斗雲」のコーナーについて、
＞出演者から「（演出に虚偽があり）自分や周囲の人たちが傷つけられた」と、
＞放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）の放送倫理検証委員会（川端和治委員長）に抗議が寄せられた。
＞同委員会は９日、フジテレビに質問書を送り、事実関係の説明を求めることを決めた。



＞江原の説教の要旨は単純だ。
＞「お父さん自身も守護霊さんもおっしゃってるから言うんだけど、Aさんが悪い。下手なの」
＞─Aさんは美容院の経営をおろそかにしてボランティアに熱を上げ、自分ばかり喜んでいる。
＞それでは美容院スタッフにも迷惑がかかり、「“両方の車輪”がうまく回っていない」と江原は言うのだ。
＞そして最後に、江原の話に目を潤ませているようなAさんを映し出し、
＞＜亡き父のメッセージによって心の迷いが晴れたAさんに、いつもの笑顔が戻りました＞

＞しかし、実はこれ、大ウソなのである。まず、Aさんの美容院は決して経営難ではない。
＞デタラメな霊視に笑顔になるどころかAさんは憤慨、江原を睨み反論するが、
＞番組ではその場面は一切カットされ、リンゴをもらった人たちの感謝の拍手に涙したAさんを、
＞江原の言葉に涙したかのようにつなぎ合わせている。
＞Aさんは番組放送後、地元で「経営難の美容院」と囁かれ、人間関係もギクシャク…。
＞いわば全国ネットで人格を全否定されたようなものだが、テレビを見た人たちにはそんな事情など分からない。


私は常々、江○とか細○ってこいつら一体何様だよ？
こいつらをゴールデンで放送するTV局って報道機関でも何でもないんじゃねーの？
と思ってるクチですが、こいつらのやってる事（＝TVに露出して出版物バカ売れでウハウハ）は
80年代以降にアメリカに山ほどあるケーブルTVチャンネルで
TV伝道師がやってる事とほぼ一緒。

TV伝道師ってのはググるとよくわかりますが、つまりまぁ
『TVを通じて視聴者に説法して巻き上げた寄付でウハウハ♪』
というアメリカのアタマ空っぽの富裕層～中産階級の層の厚さと
電波状況の悪さから普及しているケーブルTVをたくみに組み合わせた職業ｗです。


80年代～90年代にメタルを聴いていた方ならオジー・オズボーンの
"Miracle Man"のプロモを見た方もいるかも知れない。
"Miracle Man"の主人公wの"ジミー"は有名なTV宣教師であるジミー・スワガートの事。
散々偉そうな事言ってて、売春婦を買った事がバレたおっさんです。


で、ディオがブラックサバスに一時復帰した92年のアルバム
「DEHUMANIZER（＝非人間化する者）」にも
"TV Crime"という曲が入ってまして。
歌詞では"ジャック"になってますがこれも"ジミー"がネタ元ですね。


それまでのロニー・ディオはドラゴンと魔術のファンタジーの世界を描いてましたが
この頃は「現実の方がヘヴィだ」という理由で
病んだ現実世界をえぐり出す事にしたらしく
「DEHUMANIZERアルバムは現代社会に対する警告だ」とも発言しています。

"TVクライム"ではジャック＝TV宣教師のカネ集めの手口と
それに騙されてカネを払う人を描く事で警告を促しています。

以下日本盤の対訳（西○マ○ー・・・）が判りにくいので一部加筆修正。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
孤独な人々のある日　堂々巡りの暮らしの中のある日
彼らに必要なものは　愛すべき対象だった

孤独な人々のある日　TVの画面に奇跡が映った
彼らがそこに見たものは　愛すべき対象だった


ヤツはあなたに即席の栄光を与えてくれる
さぁ手持ちのカネを電話線に乗せるんだ
（＝電話で寄付をしろ）


"プラスチックのキリスト像を送ってもらうんだ
今日には請求書が届くはず
これこそ私が欲しかったもの
愛すべき対象"

"私達は日曜だけは食事を抜いてるんです
彼にリムジンを買ってやりたいんだ
豪邸と礼拝堂もついでにね！"


人々から送られた硬貨の一枚一枚が　狼をドアの外でのさばらせる
自分自身を許すために　ヤツからモノを買いまくっても
ヤツはもっともっととせきたてる


聖なる父よ　精霊よ
誰が一番カネを払うのかね
ゆりかごを揺らして　泣くなとあやしながら
ヤツは次の子守唄を売りつける

ジャックは賢く　そして素早い
あなたのポケットからカネを掴み取り
自分の罠に掛ける　ゆっくりと　しっかりと
ヤツには時間がたっぷりあるから
またTVを使った罪を犯せるってもんだ




孤独な人々のある日　また堂々巡りの暮らしに戻った
彼らに必要なものは　愛すべき対象だった

孤独な人々のある夜　TVの画面に別の奇跡が映った
彼らがそこに見たものは　またしても愛すべき対象だった

スーパーマーケット並みに品物をそろえた救世主
"さぁ店の中を見てごらん"
自分自身を許すために　ヤツからモノを買いまくっても
ヤツはもっともっととせきたてる


聖なる父よ　精霊よ
誰が一番キズつくのかね
ゆりかごを揺らして　泣くなとあやしながら
ヤツは次の子守唄を叫ぶ

ジャックは賢く　そして素早い
あなたのポケットからカネを掴み取り
自分の罠に掛ける　ゆっくりと　しっかりと
ヤツには時間がたっぷりあるから
次のTVクライムを犯せるってもんだ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・


他にジミーをネタにした曲としてはアイアンメイデンの90年の"Holy Smoke"があります。
バカさ満点の映像と"私を信じろ　そしてカネを送れ"って
直球ド真ん中で始まる歌詞が最高ｗ

あと、ソドムの92年の"Wachturm（＝も○○○塔？だろう多分）"とか
これは新興宗教の勧誘とカネ集めをおちょくった歌で
なぜかこの曲だけはタイトルも歌詞も母国ドイツ語ｗ
母国のキッズに対する警告なのか英語で歌うと問題があると判断したのか(^^;

あ、DEATHのアルバム「SPIRITUAL HEALING」なんてジャケットもそのままだｗ



まぁネタとして笑ってる分には良いんでしょうが
（って気持ち悪いんで私は江○も細○も絶対に見ませんが）
こんなのを持ち上げるTV局の姿勢は甚だ疑問ですね！