民主党政権時代の失態の中で私が最も怒り、絶望したのは
2010年4月に宮崎県で発生した家畜の口蹄疫についてでした。
ゴールデンウィーク前の4月20日に発覚し、現地ではずっとトップニュースなのに
大手マスコミは「連休は各地で大渋滞」「6月下旬並の暑さ」 「上海万博」ばかりで
徹底無視。
発生後、NHKが初めて全国ニュースで取り上げたのは
5月11日でした。
※当時の赤松農相はさっさとメキシコ視察に出かけ、現地入りしたのは
5月10日でした。
・宮崎県は自民王国だった
これがメディアに圧力を掛けて全国報道させなかった最大の要因だと私は信じています。
そして赤松が視察から戻り、現地入りを済ませたタイミングで解禁した、と。
ゆえに、私は当時の総務大臣だった原口一博を今でも心の底から軽蔑していますし、決して許しません。
(って、具体的には単に票を入れないだけですけどねw)
何ら確たる根拠の無い事ですが、状況からして私はそうだったと信じています。
※産経や読売まで東国原知事が激怒する様な事実と違う行灯記事を垂れ流してましたからね。
さて、当時の私が気付いたのは5月3日。今思えば随分遅いです。
口蹄疫の発覚した4月20日~4月末までは子ども手当てが外国人にまで支給される事や、
普天間の「腹案」が騒ぎになっていましたが・・・。
以降は
当時の私のブログを順に読んで下さい。
5月はほとんど口蹄疫の事しか書いてませんでした(苦笑)
東国原知事や自民党の
江藤議員(現農林副大臣です)が死ぬ物狂いで働きつつ、
それをあざ笑い、全てを放置して宮崎の畜産を壊滅させようとしていた民主党政権と
真正面から対決していた様子が良く判ります。
江藤議員の当時のブログ↓の方が判り易いか・・・。
(4月20日)
>また突然に宮崎で口蹄疫が発生しました。
>私は早朝の便で上京の予定でしたが、尾鈴農協に駆け付けました。
>農林省と各農協や県、役場とも連絡を取り、
>情報収集と防疫体制などを整える事に全力を尽くします。
(4月21日)
>ようやく国会事務所に入りました。
>県庁で東国原知事と意見交換後、都農町役場で、
>行政・生産者・各農協・関係者の皆さんから、悲痛な訴えを頂きました。
>現場が求めている対策こそが必要です。
>10年前と比べて、畜産農家の体力は低下しています。
>
より行き届いた対策を早急に打たねば、地域経済の崩壊にも繋がりかねない危機感を強くしました。
>明日の委員会で質問に立ち、現場の声を届けます。
(4月22日)
>午前中の農林水産委員会で、口蹄疫の問題を政府に問いました。
>
これは与野党関係なく、全力を挙げて取り組まねばならない大問題です。
>ですから、
現場の声を大臣に訴えましたが、余りの認識の甘さに愕然としました。
>冷静に議論をするつもりでしたが、怒りが込み上げてきて、つい激しい口調になってしまいました。
>いい足りませんので、30項目以上の要請をまとめて、夕刻大臣にわたします。
>明日は畜産酪農対策委員会を朝に開催する事にしました。
>そもそも何故、大臣も副大臣も政務官さえも現場に入らないのでしょうか?!
(4月23日)
>自民党に口蹄疫対策本部をたちあげ、私は本部長代理を務めます。
>今、地元に帰ってべく空港に向かっていますが、間に合うでしょうか?
>何とか飛行機には飛び乗れました。
>現場には、疲労の色は隠せないものの、全力で対策にあたっています。
>情報が錯綜して、困惑してしまいますが、とにかく今頑張らねばなりません。
(4月26日)
>今日も1日、口蹄疫の現場を歩きました。
>不安や苛立ちの中にも、困難に立ち向かう畜産農家、地域の皆さんに
>私の方が、勇気をもらいました。
>口蹄疫は地域全体の問題である事を痛感します。
>商店街は活気を失い、軽トラ市も中止です…。
>5月の節句まで取り止める方までおられました
(4月27日)
>本日午後、自民党谷垣総裁へ口蹄疫対策についての要望を
>東国原宮崎県知事・JA中央会羽田会長と行いました。
>要望を行う前に、私から谷垣総裁に「是非現地視察をしてほしい」とお願いしたところ、
>明日急遽宮崎入りして頂く事になりました。
(4月28日)
>谷垣総裁が予定をキャンセルして、現場の苦悩の声を聞いてくれました。
>自民党の口蹄疫対策本部長に総裁がなられ、党を挙げてこの問題に取り組む決意を示されました。
>宮越農林部会長と私が、本部長代行で補佐します。
>更に状況は厳しく、一時間の会談を通じて、総裁は真摯に現場の声に耳を傾け、
>メモを取られていました。
>遠隔地にまで発生した事は、南九州畜産の、日本畜産の危機である事を政府は理解すべきです。
(4月30日)
>本日、谷垣総裁を本部長とする口蹄疫対策会議を開催しました。
>その場で昨日私がまとめた、
42項目の政府に対する申し入れ
については、
>若干の修正の上、承認を得ました。
>
>昨日の段階では鳩山総理も赤松農林水産大臣も申し入れを受けるという事でしたが、
>今日になって二方ともキャンセルしてきました。
>
>官邸は、松井官房副長官、農水省は舟山政務官の対応でした。
>自民党は谷垣総裁自らが出向く予定でありましたが、余りの対応に
>総裁に代わって宮腰農林部会長と共に宮崎・鹿児島の国会議員で要望することとなりました。
>
>衆参6名の国会議員で舟山政務官に政務三役分の要請書を、
>松井官房副長官には鳩山総理への要請書を渡しましたが、
>受け答えのあまりの軽さ・現状認識の欠如にただ一同唖然とするばかりです。
>
>赤松大臣は、政府の口蹄疫対策本部長であるにもかかわらず、
>今日の夕刻にはメキシコへ外遊に出るとの事です。
>
>全く信じられません!
>現場でご苦労されている皆さんの身になって考えたことが一度でもあるのでしょうか!
(5月1日)
>もう皆さんもご存知の通り口蹄疫が止まりません。
>今日は何を書き込めばいいのか…。
>とにかく明日も尾鈴農協に行きます。
(5月2日)
>尾鈴農協に行くと組合長も畜産部の皆も、早朝から集まっていました。
>初めは、ただ無言で顔を見合せるばかりでしたが、すぐに具体的な今後の対策、情報交換をしました。
>勇気づけられたのは、鹿児島の経済連さんが、五目おこわを大量に送ってくださったり、
>製薬会社も無料で物資を提供してくれていることです。
>厳しい事態は残念ながら進行中ですが、畜産農家も懸命の努力をしています。
>何より心のケアが、一番大切なのを痛感します。
※繰り返しますが、江藤議員は当時野党だった自民党の議員です。
・・・という訳で選挙を前に
『私が民主党が嫌いな理由』を長々と垂れ流しました。
流し読みでも読んで、それでも私は民主党に入れる!という方も居るでしょうがどうぞどうぞ。
でも、ハッキリ言いますが
私はそういう方とはお友達になれませんね(^^;
さて泊まりで呑みに行くかな♪
まるで明日の前夜祭みたいですが違いますw