
10乗りの弟との林道行。
あいにくの曇天でしたが、
前日に弟から幌を剥いだとの報告を受け、
剥がないわけにはいかない私。(笑
今週は天気が崩れるようだったんで、
剥がずに行こうかと思っていたけど、
剥いで、正解の一日でした♪

2週間前の林道行ではイマイチだった吹けもちょっとだけよくなり、
公道での巡行も順調の様子。
エンジン音も2スト特有の軽快な音が戻った気がします。
もう一つの課題、登坂時のストールと始動性の様子を伺いがてら、
この日は南下してお山を目指しました。

中腹あたりの視界が開ける所で一服。
ここまではなかなかの調子です♪
ヘアピンの登りでアクセルを踏むとカブり気味になるそうですが、
なんとかイケそうな感じ。

すでに峠付近です。
新緑が鮮やかでとても気持ちのいい林道。
ですがここまで来るのに四苦八苦。
2月の大雪の爪痕がそこかしこに残っています。
いったい何本の倒木を切ったことやら。
幸い、太いもので直径15cmくらいだったので、
私はノコギリ担当、弟は落石をせっせとどかしました。
進んでは倒木撤去と落石退治の繰り返し。
峠に差し掛かると作業道ばりの幅になり、
弟も弱気になっていましたが、
私としては新緑の気持ちのいい林道だったのでどうしても抜けたかったのと、
Uターンするのがなにか悔しくて(笑
半ば強引に前へ前へと歩を進めました。

森の中、中年2人でいい汗を流しながらなんとか峠を越えると、
そこには楽園ともいえる裏庭のような広場がありました。
写真には白とびしてしまい写っていませんが、
桜の木が何本かあり、春の風にあおられた桜の花びら舞い散る
秘密の裏庭的お山の広場でカップ麺をすすりました。
いい汗かいて、おなかもぺこぺこでした。(笑

一休みして出発。
もうこの先順調に降りれるだろうと思っていたら大間違い。
まだまだ倒木と落石に行く手を阻まれました。
へとへとで写真なんて撮ってる余裕がありません。
潜れる倒木は潜りますが、枝攻撃を顔面にくらうのは痛いものです。
ウィンドを立てました。(笑

するとバイク乗りの方に遭遇。
峠好きな方らしく、各地の峠でのいろんな話を聞かせてくれました。
危ない目にも何度か会っているようで。。。(汗 コワイ話もありました。
この先の情報をお互い交換すると、
どうも私たちの行く手にはまだ試練が待っている模様。
バイクの方には倒木撤去のお礼をいただきましたが。。。
この方と別れた途端、情報通りに竹の通せんぼに何度も会い、
半べそかきながら、もうやけくそになって切り倒してやりました。(笑
もうオープンの車内は葉っぱと小枝だらけで山の一部と化しています。

なんとか通り抜けて、2本目の林道です。
ここは登山口があるのでさっきまでの倒木だらけの林道と比べると、
普通の道です。(笑
疲れて立っているのがやっと、といった様子の弟。(笑
普段通勤で使っていないので、まだ10の運転にも慣れていない彼には、
ちょっと険しい道のりだったようです。

登山口の開けた場所で一服。
なかなかの景色でした。
まだ上る枝道がありましたが、倒木退治で時間を食ってしまったので、
次回のお楽しみにとっておいて今日は下山します。

新緑のフラットダートを快走。
後ろを走る弟は埃っぽかったことでしょう。(笑

帰りに年末に立ち寄った材木置き場をチェック。
整理された材木置き場は健在でした。

キャブの調整が必要そうではあるけどなんとか元気に走ってくれた10。
油面とエアーの調整でいけそうな雰囲気。
ちょっと運転させてもらった感じでは、2週間まえよりだいぶ良くなっていた。
50kmまで加速するのがやっとだったが、
軽快なエンジン音とともにキャブの小気味良いレスポンスを感じながら加速する。
重く感じた車体も本来の軽さを取り戻したように感じた。
エキマニからエアクリーナーボックスへと繋がっているパイプが破けていて、
少しエアを吸い込んでしまっていた模様。
その穴を塞いだだけの簡易補修だけでこれだけ復調するということは、
エンジン自体はまだまだいけそうな気がする私。
これからも頼むよ~10!元気にいつまでも走ってね~♪

約4ヶ月ぶりのこの林道、真新しいアスファルトに変わっているところが何箇所かあった。
ここも全面舗装されてしまう日がそう遠くはないようだ。。。
残念。
ダートが残っているうちにあと何回走れるのだろう。
きょうもお山に感謝! 合掌。
Posted at 2014/04/29 22:50:17 | |
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