150キャノーグ2号、完成！

エンジンを載せ換えて配線を終え、ナットというナットはステンレス製ロック付ナットにしてチャイナビートに備え,ロングのRブレーキワイヤーと、2400mmのアクセルワイヤーに交換し、エンジンオイルとギアオイルを注入。そしてスカイリッチのリチウムイオンバッテリー(電圧13,6V。普通の鉛蓄バッテリーだと12．6V前後)をセット。24Φキャブ(Zhejiang Kinzo Carburetor 製で、ケーヒンのコピー品。250ccエンジンにも使われてるキャブで始動性が良い)に直接燃料を入れてキーをON。セルを押すとすんなりエンジンは掛かり、アイドリング安定(オートチョーク中は約2100rpm。電圧13,9V＝ライトOFF)。新品のマフラーなので独特のマフラーが焼ける匂いの中、各部をチェック。会社の駐車場で試運転。ライトON状態（PH７バルブで18W＋18W時の電圧13,2V）でのアイドリング付近（1600rpm)ではバッテリーに充電されない模様。で、この場合このような回路にしとけば安心。ちなみにCDIはジャイロキャノピーのアナログ式CDIをそのまま使用(99年10月～にマイナーチェンジされたキャノピーはデジタル式のCDI）。マフラーはノーマルボーグ用なので、やたら静か。Rﾀｲﾔもノーマルボーグの110/90-10なので、全幅674mm。全長は約20cm長くなり、2m10ｃｍ。乗り心地も足つき性もジャイロキャノピー。約2700rpmでクラッチが繫がり、9000rpmまで回る。１５０㏄なので加速が良い（現在のメインジェットは#１１０番。IUF22イリジウムプラグの焼けは少々濃いめ）。不安なのはブレーキ。ノーマルのドラムブレーキでは全然役不足。なのでフュージョン用か（片押し2POT）、リード９０用（片押しシングル）キャリパーを使ったディスクブレーキにしないとダメです（その場合、フュージョンMF02のメーターギアと、リード９０用メーターケーブルも必要）。現在のナンバーはキャノピーの前オーナーがマロッシ６８㏄キットに付いてた「軽二輪登録用　販売証明書付き 」を使ったトライク登録のままなので、陸運局にて登録変更ですね。前回の時も「マロッシ６８㏄キットが壊れたので、XY１５０ZKのエンジンに乗せ換えました」と陸運局に相談に行き、キャノピーとXY１５０ZKのスイング部分の画像と、簡単な寸法図、エンジン番号の石刷りを提出して、最後に「この件で事故が起きても責任は自分です」という一筆を書き、ナンバーを出してもらった経緯があるので、今回も大丈夫だと思います。