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2025年09月30日 イイね!

DSP設置において

このブログは、個人に向けてののマニュアル的記事になります。
通常のブログでは無いため、みん友の方は無視して下さい。

1、ギボシ端子について
電気信号上流にギボシのメスを付けます。
これは「万一、外れた際」に車両金属部分とショートしないためです。
オスの端子は接点むき出しのタイプが大半ですし、外れた際ショートの危険性がメスより大きいです。
スピーカーの端子も同様です。信号(電圧がかかる)があるほうがメスです。
※音の信号は交流のため、どちらにも電気流れるだろってツッコみは無しでお願いします。
DSPにはスピーカーからのINとOUTがそれぞれあるので注意して下さい。
アクセサリー電源も、バッ直電源も同様です。


2、ナビ裏コネクタについて
純正では下記のような接続になってます。

ナビ裏から出たスピーカー出力はドアのヒンジ部分グロメットを通り、ドアスピーカーを鳴らします。
上記オスカプラーを外し、中継ケーブルを接続します。
これは家庭用のテーブルタップみたいな物とお考え下さい。

ナビを駆動する電源、ステアリングスイッチ信号、車速、リバース信号等はそのままに、
「スピーカーの線(IN、OUT)」を取り出せるものです(ギボシ付き)
同様にアクセサリー電源、常時電源も取り出せます(メスギボシ付き)
電源等はナビにも必要なため、分配されるだけで切断されてません。
スピーカーの線は一度切断され、「DSPに入ってDSPから戻って来ます」

3、接続順
原則、バッテリーの脱着同様「アースを最後に付けて下さい」
アースが付いた状態で常時電源(駆動用パワー)を繋げると最悪の場合スパークし、機械を駄目にしてしまいます(保護ヒューズが飛んでくれるとは思いますが)
幸い、本体には電源のプラス(黄色、赤色)とマイナス(黒色)は色分けされてますので間違う事は無いと思います。
DSP本体にバッテリー電源(黄色)が常時入っており、エンジンをかけてアクセサリー電源(赤色)がオンになると本体の電源が入る仕組みです。

4、DSPーナビ裏間の中継ケーブルについて
ナビ裏から「フロント左右のスピーカー信号」をもらい、
DSPからナビ裏に「フロント左右のスピーカー信号」を返します。

合わせて、DSPオンオフ用の「アクセサリー電源」もDSP用にもらいます。
つまり、ナビ裏とDSP間の配線は
DSPに渡すスピーカー線左右(それぞれ±があるので)4本
DSPから戻って来る線ドア左右(同上)4本
DSP電源スイッチ用アクセサリ電源1本
の「計9本」になります。
次に、ツイーター、スコーカーには新規追加となりますので、ナビ裏には行かず、DSPから直接スピーカーにつなぎます。
つまりツイーター左右±スコーカー左右±で計8本です。
スピーカーは同軸の2ウェイとなっているため、ツイーター±スコーカー±配線が4本入ってます。
「非常にわかりにくいため」平ギボシ端子と丸ギボシ端子で振り分けると良いと思います(ツイーターに平端子、スコーカーに丸端子みたいな感じです。オスメスは項目1により決まりますし、左右間違いは最悪DSP裏で簡単に繋ぎ変えれます)
同軸スピーカーには既存で接続端子が付いてるのですが
「早まって端子を切断しないように」お願いします。
パッシブネットワーク(ツイーター、スコーカーに振り分ける箱)との接続を確認しながら、ツイーターとスコーカーが逆にならないようギボシを付けます。

上記が設置編になります。
パソコンとの接続、設定編は後の記事となります。
Posted at 2025/09/30 10:18:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年09月18日 イイね!

カーオーディオ、どんどん触れなくなって来るね・・・

先日、講習会で感じた事です。

画像がちょっと見えにくいかもです。
これは、新型ムーブの右フロントドアになります。
カーオーディオやってる人は「ん?」って思うかもしれませんし、思わないかもしれません。

従来では、透明のビニールがインナパネルに貼ってある状態です。
このビニールはブチルで留まっていて、外からの水が車内に侵入するのを塞ぎます。
それが、新型車は樹脂のパネルがサービスホールに付いてます。

「お!遮音じゃん」とか思うかもしれません。
通常、スピーカーてのは振動板が前後して空気を揺らして音を出します。
前後する振動板(コーン)は車内に音を出すと同時にスピーカーの後ろ側にも音を出します。
で、この後ろ側の音は、スピーカー前側の動きと真逆の動きで音を出します。
つまり、振動板が手前に動く時、裏側では奥に動きます。
もう少しややこしい言い方をすると、音の波形は表裏で真逆になります。
で、この表と裏の音がぶつかっちゃうと、打ち消し合います。
リュウとケンの波動拳がぶつかって打ち消し合う感じです。
ただ、普通のスピーカーの場合は、表側は真空波動拳が出てるイメージなので、裏側の波動拳が負けます。
で、この裏の音を出さない(ケンに波動拳を撃たせない)ために、デッドニングや、ホームだとスピーカーボックス(エンクロージャ等)というコンテンツが存在します。

ちょっと話がそれちゃいました。
次に、左ドアになりますが、この樹脂のパネルを外した状態の画像を見て下さい。

矢印の部分は「圧力センサー」です。

これ、法律で新型車には義務付けられてます。
どういう意味で?と言われると、
「事故等の衝撃でドア内の内圧が上がったのを判断するセンサー」となります。
つまり、従来のフニャフニャビニールシートだと、ドア内の内圧(密閉度)を担保出来ません。
ちなみにですが、このパネル、再使用不可部品です。
パネル自体はクリップで留まってますがエプトシーラーで気密も確保されます。
お値段も数百円では無く、5000円近くします。

ここで、カーオーディオマニア(カーオーディオファン)はピンと来るかもしれません。
そうなんです。
「スピーカーはメーカー純正(オプション)の物を使用して下さい」
となっちゃってます!
これ、僕らがお客さんに
「げ~げ~さん、カロッツェリアのコアキシャルスピーカー付けたいんだけど」とか依頼されても、断らなければいけません。
命に関わる事なので(もちろん法も絡みます)触れないんです!
で、鉛等を貼る(制振)いわゆるデッドニングについても聞いてみたのですが、
これに関してもメーカーとしては不可との事です。

ディスプレイオーディオ主流になって来て、タイムアライメント等の音場的な調整が出来にくくなって来ている昨今、スピーカー交換もままならなくなる時代が来るかもしれません。

補足:最近ではカロが後付けDSPの新製品を出してたり、アフターマーケットも時代の流れに対応して来ているので、スピーカーも「安全装置の動作を確認出来たもの」を出して来る流れにはなると思います。
(上記ムーブでは、ダイハツ純正オプションでのアップグレードスピーカーは用意されてます)
Posted at 2025/09/18 11:11:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「オーディオで酷使したりなので、COJの前に替えておきます」
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