
先週の日曜日Dよりニュルステッカー入荷の連絡が入ったので、
家族で嫁さんの軽四に乗り取りに行ってきました。
嫁さんがBRZの運転席に座って 「案外見切りいいねぇ」 とかいうので 次の候補にするかい? とか言ってたら アバルトが良いと。
ア、アバルト???
というわけでフィアット/アルファロメオ(八光自動車さん)へゴー。
店に入ると
ABARTH 595C TURISMO が展示されていました。
食い入るように595Cを見る嫁と子供を放っておいて私は奥の
500 Twinair Pop へ。
若い店の方と
「かわいいですねぇ~(展示車がですよ)」 とか言ってると、
嫁がベテラン風の店の方を連れて私の方へ。
ベテランD: 「スバリストですか?」
私: 「え?スバルには乗っていますが1年ちょっとですのでスバリストといえるのかな?」
ベテランD: 「こちらへどうぞ」
裏口の扉をあけながら手招きするのでわけも分からないままついていくとピットへ。
そこはフィアット500やらアバルト500だらけ。
中には
ABARTH 595 COMPETIZIONE や
ABARTH 695 EDIZIONE MASERATI が。
ベテランD: 「聴きます?」
…返事をする間もなく
ベテランD: 「これが素のアバルト500」 (エンジン始動+軽く空ぶかし)
ベテランD: 「次はこれ(695 EDIZIONE MASERATI)」 (エンジン始動+結構ふかすふかす…)
……………
私: 「いい音しますねぇ!」
って言ったらベテランDの姿がない…
少し離れたところから
ベテランD: 「乗るでしょ?乗らないとわからないから。マニュアルいけるでしょ?」
少し強引だけど陽気なイタリア人みたいなノリです。
てなわけで試乗開始です。
まずは
フィアット500S から。
2気筒875ccのインタークーラーターボです。
2気筒は初めてですがトコトコといった音で発進。
5MTでクラッチは踏込量が少ないですね。
シフトは軽くゆったりとしたストロークですが手首の返し+αできっちりと入ります。
またハンドルからシフトの距離が近いのでシフトチェンジが楽しくなります。
レッドゾーンは6千からですが4~5千でいい音がしてました。
ゆったりと音を楽しみながらのクルージングをするのにはぴったりです。
試乗を終えて2気筒の心地よい余韻にひたっていると
ベテランD: 「こっち乗り比べるよね?」
またもやこちらの返事を待たずにもう試乗の準備してます(笑)
ところで試乗コースですが市街地で全体約3km。
走り始めてすばらくすると約500mのストレートがあり、
その先の丘を登るところでアスファルト路面が若干荒れているところがあります。
通り過ぎると少し下って約500mのストレート。
あとは普通の道です。
試乗に戻りますがつぎのモデルは
アバルト595 TURISMOです。
1400ccインタークーラーターボで馬力は160(5,500回転)もあります。
こちらはシングルクラッチのATモデルでハンドル横のパドルでシフトチェンジを行います。
なぜか試乗前になってから入念にパドルシフトの使い方、
軽量なボディーにパワフルなエンジンを積んでいること、
タッチの良いブレーキの話をされました。
いざ走り始めると心地よい音が入ってきます。
排気量以上の迫力に思わずニンマリ(笑)
一人でニンマリしていると後部座席のベテランDの指示が次々に入ってきました。
ベテランD: 「前に車がいないから底までおもいっきり踏みつけて!」
ベテランD: 「上まできっちり回して!!」
ベテランD: 「この先の路面が荒れたところの『いなし』を感じて!!!」
ベテランD: 「先の信号フルブレーキング後に右に曲がって!!!!」
ベテランD: 「ここからフルスロットルでGO!!!!!」
ベテランD: 「まだシフトアップしちゃダメ!!!!!!」
このベテランDさん、
かなり熱い(暑い!?)方でした。
このモデル、
欲しいです!
1,200kgに満たない重量に160馬力でよく走りよく止まる。
4,500~5,000がいい音するんですがこの音によってアドレナリンが
ドバドバでます。
で、ベテランDさんと私で
ドバドバ出した結果、
2週目に突入しました。
(2週目は好きなように踏んで好きなように回して良いっていわれたもんですから^^;)
戻ってきたらドバドバも落ち着いたので!?ベテランDさんと落ち着いて色々と話を聞かせていただきました。
以前、系列の他店でアストンを売っていたこと。
サーキットデビューはニュルで、プロによる講習を受けたこと。
イギリスのシルバーストーンも走ったこと。
アストンからアバルトでは値段もパワーも数分の一になるが共通する何かがあること。
この大事な『何か』を感じ取れる人をなんというかご存知ですか???
ベテランD: 「 HENTAI 」と言います。
この 「 HENTAI 」 は色々なところに生息しているようです。
世界のト○タで社○さんである○田○男さんもかなりの 「 HENTAI 」 だそうです。
(以前、アストンのV12ヴァンテージをサーキットに持ち込んだ時、○田○男さんに乗ってみたいと言われ、L○Aと交換で走ったそうですが、音質はト○タのL○Aは格別だとおっしゃっていました。)
その他にも面白い話が聞けたのですがダラダラと長文になってきたのでこのへんで止めておきます。
あ、言い忘れてましたが
私も 「 そこそこのHENTAI 」 だそうです。
「かなり」ではなく「そこそこ」と言われたのは逆に残念でした(笑)
これからも 「 HENTAI道 」 を邁進していく所存でございますm(__)m
(長々と最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m)
Posted at 2013/07/26 17:37:40 |
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