風向切換えアクチュエーター修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
少し前からエアコンの風向切換えの際にグイッグイッって音が怪しい時がしばしば。センティアのウィークポイントのひとつにこの切換えの不調があり、10数年前にもアクチュエータを交換したので、今回は早めの治療をすることにした。運転席左足の側面に風向切換えの円盤があり、これが90度回転する間に4つのモードに切替るようになっている。リンクが渋くなりこの円盤がスムーズに回転出来なくなると最悪アクチュエーターの歯車の歯が飛ぶことになる。
2
切換えの円盤を外すとリンクが4個所表れる。
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円盤の裏側は先ほどの4つのリンクがはまる溝がある。実はこの溝も年式によって角度が異なる。切換え不良が多発したのか、溝の角度が変更されてリンクの動きに引っ掛かりが生じない様に改良されている。写真は改良品に変更したもので10数年前の私がシリコングリースを塗りたっくっているがこのたびも同様にグリースアップした。
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円盤を取り付けて手でスムーズに回転することを確認したら奥のアクチュエーターを取り外す。ビス3つで固定さてれいるだけなのだかこの取外しが非常に困難。奥まった場所なのでチョー薄型ラチェットを駆使して1ラッチずつ根気よく回していく。頭に血が上りそうになるは指はつりそうになるはで、くじけそうになるけど過去の自分に負けるわけにはいかない!!
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そんなこんなで外したアクチュエーター。次第に部品入手困難になっている為、どーか再生可能でありますよーに。
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中を開けると写真の歯車、そして基盤下にあるウォーム・ホイールも無事。ちなみに写真の歯車は左側の90度しか仕事をしていないし、裏側接点も軸対象の為、万一ここに歯こぼれがある場合は180度回転させて組めば再生可能かと考える。
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今回の不調の原因はこの基盤と歯車裏の接点との接触不良だと考える。接点をコンタクトクリーナーで清掃して見事復活!!
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ちなみに愛用のチョー薄型ラチェット。通常のラチェット(左)と比べると薄々で何かと便利です。
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