目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
シートも年季が経つとくたびれます。
塩化ビニールも硬化し、乗り降りで潰れる度に亀裂が入って破れしまいます。中に繊維補強が入っているのがわかります。
2
電話でのみ問い合わせなので部位の説明ができなくて「座面ではないんです・・・リクライニングの時に右手が当たる部分」で理解してもらえました。
その後調べました。
https://www.jstra.com/20171004%20seat.pdf
ここのD部分「框(かまち)のアウター側」
住宅建築用語ですが名称になっていました。パイピングで分けられているこの部分だけ張り替えます。
しっかり潰れて癖になっているのがお分かりかと思います。
3
スポンジ部分が見えていますが色合いのサンプルとして切り取って持って行ったら「全く同じではないけど紺色の在庫はいくらでもあるから不要」とのことでした。
4
数時間後に直ってきました。ドアを開けると破れているのが目に入る部分ですから。助手席と見比べないとわからないかと思います。
5
PDFファイルのC、座面ではなく「天板」のサイド部分は特に気にはなっていなかったのですが潰れていたものを嵩増し修正をしていただきました。堅く締まって新車当時(知りませんが)の座り心地の再現です。
6
普段はこのようにシートカバーをしていますがイベントなどでは外して表皮をアピールしております。カバー自体も傷んできました。
業者さんからは「例えフルバケットシートであっても(高価なら尚一掃)擦り切れないように乗り降りに気を使って欲しい。シートを後ろに下げてサイドシルに手をついて降りる手間を惜しまないで欲しい」という助言をいただきました。最短距離で時間をかけておりませんでした。気を付けます。
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