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昭和の時代には、夏と言えば怪談話でした。

最近の夏は温暖化で暑すぎて、ちょっと怪談を聞いたぐらいでは涼しくならないせいか、怪談もあまり流行らないようですが・・・




という訳で、昭和40年代男にとっては、怪談と言えば稲川淳二よりも「あなたの知らない世界」の新倉イワオさんですね。


さて、霊感などとは無縁の私でしたが、一度だけ霊体験をしたことがあります。

場所は、出張で泊まった小樽の某ホテルです。
今は取り壊されて、病院になっているようです。


↓廃業を伝えるニュース



↓建物は競売に



↓現在の街並み



ここの〇〇モールと〇〇屋通り沿いに面した角部屋に泊まったのですが・・・

いつも寝る前にはトイレに行く習慣のある私ですが、この時はトイレに行こうとするとドア方向に嫌な気配を感じたので、トイレに行かずにそのまま寝ました。


↑部屋の概要（記憶の範囲で）


一旦は寝た私ですが、夜中の3時ころでしょうか。
寝ている私の足元の方に、真っ黒で四つ足の獣のような「奴」が現れ、まさにこっちに飛び掛かろうと唸っていました。



で、私はと言うと声も出せず、動けません（金縛り？）
私は猛烈な恐怖に慄いていましたが、しばらくすると奴は消えました。



で、普通なら、ここで夢から覚めるのですが・・・
この時は、覚めませんでした（つまりそれ以前から起きていた・・・夢ではない）



それまでは、霊と言うとお岩さんのような白装束のお化けをイメージしていました。

なので、「トンネルをバイクで通り抜ける途中、背中に女が飛び乗り、振り落とすと四つ足の獣になって追いかけてきた」という怪談を聞いても、四つ足のお化けなんている訳ないじゃん、バカバカしい～と笑っていました。

しかし、後で色々調べてみると、お岩さんこそがイメージで作られた霊であって、四つ足の獣のような奴、あれこそが地縛霊の本来の姿だったのではないかと。


翌朝、奴が出た辺りをよくよく調べてみたら、窓が一つベニヤでふさがれ、上から壁紙が貼られていたんですね。

勝手な推測ですが、過去にここから飛び降り自殺があったのではないか？とピンときました。
（さすがに、ネットでは検索しても何もヒットしませんでしたが、新聞の地方版の縮尺版を調べたら、何か出ているのではないでしょうか？）


・・・信じるか信じないかは、アナタ次第です。