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LGtouringのブログ一覧

2026年06月02日 イイね!

【カオス】 バッテリーの要交換表示が出た 【本当?】


エンジンルームを開けて点検していたら、バッテリーのインジケーターが赤色に!
(これは初めての経験)

普段から発電電圧は電圧計でモニターしており、過充電でもないので理由が思い当たらない。



早速、各セルごとの液量を点検すると、一番端はアッパーまで届いていませんでしたが、他は問題なし。
※カオスの場合、液面が歪んで見えれば、アッパーまで入っている。

つまり、インジケーターのあるセルは問題がなかったということ。


では、なぜ液不足の表示になっていたのか?
インジケーターには回転式と浮き式があるが、カオスは浮き式。


↑GS YUASA Info-Mate(整備業界向け啓蒙パンフ)より


ネットで検索を続けると、浮き式のインジケーターを作っているメーカーを見つけた。

『鉛蓄電池の充電状態と電池内の電解液(希硫酸液)比重とが比例する点に着目し、プリズムの原理を応用して液中で浮沈みする着色比重ボールの色をバッテリー外部から一目で検知できるように考案した商品です。昭和48年の販売開始以降、現在においても、国内はもとより、東南アジアを中心とする電池メーカー各社に採用いただいています。』とのこと。



↑大電株式会社のHPより

更に読むと、『充放電時に発生する気泡の影響を受けにくい素材及び構造です』と書かれていた。

となると原因は、どうやらインジケーター内に(一時的に)気泡が入ってしまったせいのようです。


因みに、メーカー側は「赤だと(基本は)要交換」です。
※バッテリー本体にも「要交換状態のまま使用すると爆発するおそれあり」、「一時的に使用を継続する場合は補水してください」と書かれている。

まあ、一般ユーザー向けに大事を取って説明しているのでしょうが、使用末期でほぼ全てのセルで深刻な液不足が起きているような場合はもはや要交換ですが、1つのセルで僅かに減っている程度なら、補水で使い続けて大丈夫です。
※因みに使用開始後3年半なので、海外バッテリーならともかく、カオスの場合はまだこれから(笑)

(参考)
過充電による鉛バッテリーの爆発!?
https://minkara.carview.co.jp/userid/2036415/blog/48137423/


一般ユーザーの場合は、店員や整備士から「これはもう使い続けると危険ですよ」などと言われて、新品に交換させられちゃうのでしょうけど・・・
※彼らにも当然ノルマはあるだろうし、下手に「補水すれば大丈夫です」などと言って、後で問題が起きたら一大事だし(それ以前に整備士でも良く解っていない人も多いが)

Posted at 2026/06/02 18:04:31 | トラックバック(0) | 日記
2026年05月23日 イイね!

廃品利用?ミニコンポ


スピーカーと時間が余っていたので、自作ミニコンポ(?)



4スピーカー&4アンプ駆動にしました。
※ツィーターの出力レベルをフェーダーで調整できるようにするため。

見た目はともかく、下手な既製品よりは良い音が出ていると感じるのは気のせい?(笑)
Posted at 2026/05/23 17:02:55 | トラックバック(0) | 日記
2026年05月14日 イイね!

スピーカーあれこれ


トヨタ某車のリヤスピーカー(16センチ)の音があまりにショボかったので、交換した。


メーカー不明(ベトナム製)、マグネット小さすぎ


重量:なんと240g

どうりで、ラジカセ並みの音しか出なかった訳だ・・・


ついでに、手持ちのスピーカーで色々計測してみた。




【重量】

上記スピーカー以外は磁力が強すぎて(針が触れて)測れず。

ちなみに、交換予定のケンウッドのスピーカー(左下、KFC-RS165)は、メーカーHPによると650g。
※フロント側は既にKFC-RS104に交換済みだったため、同じシリーズで揃えた。


【端子】

スピーカー端子(平型端子)ですが、基本はJISに基づく110,187,250のいずれかの組み合わせが使われますが、ケンウッドはなぜかプラス側(太い方)が205なので、配線加工等する人はご注意を。

基準幅(オス側、mm)
・110 2.8
・187 4.8
・205 5.2
・250 6.3


【スピーカー口径】

エッジ部分を含めた外径は以下の通り(単位:cm)
・公称17センチ(トヨタ純正) 14.0
・〃(パイオニア・コアキシャル) 13.4
・公称16センチ(トヨタ純正) 13.0
・〃(ケンウッド) 12.5
・〃(ケンウッド・コアキシャル) 12.3
・公称12センチ(アルパイン・コアキシャル) 10.0

因みに、16センチを例にすると、取付部を含めた最大外径が約16センチだった。
う~ん、スピーカーサイズって明らかに誇大だな。


真ん中の人(画像はJAROより)

Posted at 2026/05/14 16:38:54 | トラックバック(0) | 日記
2026年05月09日 イイね!

ナフサの話(本編)【最新改訂版】


今回は、主に石油化学製品の原料としてのナフサについて書きます。

ナフサ(ガソリン/ナフサ留分)はガソリン及び石油化学基礎製品として利用されますが、前者は燃料なので燃焼することが目的ですが、後者は熱分解して石化製品を製造するための原料となります。

ナフサは単一の物質ではなく、様々な炭化水素化合物が混ざり合った混合物だという事は既に書きましたが、更に重質ナフサや軽質ナフサ等に分留されます。

・軽質ナフサ
エチレン(C2)、プロピレン(C3)、ブタジエン(C4)
・重質ナフサ
ベンゼン(C6)、トルエン(C7)、キシレン(C8)の通称BTX
・C5留分
C5(シクロペンタジエン、イソプレン、ペンタン)
・メタン(C1)
これはナフサを熱する際の燃料として使われるようです(リサイクル)

具体的に、石油化学コンビナート内にあるナフサ分解炉の工程を見てみます。

・熱分解
ナフサを 800°C 以上の高温で蒸気とともに加熱すると、パラフィンやナフテンなどの長い鎖状の分子が熱エネルギーにより分離し、バラバラになります。

・分留
バラバラになった分子(気体)を各蒸留塔で仕分けますが、それによりエチレン、プロピレン、ブタジエンなどのオレフィン系炭化水素、またベンゼン、トルエン、キシレンの芳香族(環)炭化水素まで様々な炭化水素化合物が抽出されます。
※オレフィンや芳香族のような二重結合になるのは何故かというと、大雑把に言えば余った手を繋ぎ合うから。


(画像は、石油化学工業協会のHPより)


この後、中間工場(石油化学誘導品工場)へ運ばれ、重合等が行われて石油化学誘導品に加工されます。
※エチレンガスのように、そのまま製品として出荷されるものもある。

・重合
例えばエチレンガスに圧力や触媒を加えると、数千〜数万個の分子が鎖のようにつながりますが(ポリマー)、これによりポリエチレンが生成されます。
※工場でできあがったポリエチレンやポリプロピレン、PETなどは、ペレット(丸い粒)状の半製品になります。

これらの工場は全て石化コンビナート内にありますが、この後コンビナート外にある関連産業工場へ運ばれて、プラスチック、合成繊維原料、合成ゴム、塗料、洗剤、医薬品、肥料、接着剤など様々な製品に加工されます。


(画像は、同じく石油化学工業協会のHPより)

このように、ナフサは市場には出回らないため、ネット上の「ナフサを(米と同じように)溜めこんでいる中間業者がいる」というのは全くの嘘情報で、仮に溜め込んでいるとすればこれらの半製品なのですが、読売新聞等の報道によれば、現状ではどこの関連産業工場も(一部は休日返上で)フル生産しているし、卸問屋にも在庫はない状況なので、3月に先行き不安から受注が集中して需給バランスが崩れた影響が、今も残っていると解釈するのが正解でしょう。
※ネットリテラシーという言葉があるが、マスコミリテラシーも同様に存在するため、TBSや毎日新聞のような一部のマスコミ情報だけを鵜呑みにして騒ぎ立てるのは、避けた方が良い。


さて、世界的に見れば、石化産業の原料はナフサだけではなく、天然ガス等も使われています。

アメリカでは主にエタン(C2H6)や液化石油ガス(LPG)が主流で、中東など産油国でも、天然ガスから石化製品の生産が行われています。
※一方日本では、ナフサが大部分(95%以上)を占める。

なお、最近ではエタンシフトと呼ばれるように、シェールガスから得られるエタンを原料にする動きが強まっていますが、エタン(C2なので軽質ナフサの一種)からはエチレンは効率よく取れますが、プロピレンやブタジエン、芳香族などはあまり取れません。
※一方、日本の石化プラントで使われているナフサ(重質+軽質)からは、エチレンだけでなく多種多様な石油化学基礎製品を同時に作り出すことができるが、これが強みになっている。

但し、エタンは米国のシェールガス開発ブームにより安価な石化原料として存在感を高めており、米国内の石化プラント向けだけでなく、アジアなどへの輸出も拡大していましたが、ここに来てナフサ不足(高騰)が進んでいるので、更なる追い風になっています。

トランプのイラン攻撃の裏に、「米国産シェールガスの生産(輸出)拡大を狙う動きがある」と言ったら陰謀論だと笑われるでしょうが、中長期的に見れば、中東情勢の不安定化がMAGAを後押しする事になるかもしれません。
※そういう意味では、トランプは大統領ではなく商人(笑)


P.S.
前回は書きませんでしたが、メタだエタだと言うのは、炭素数を表しています。
1 メタ(モノ)
2 エタ(ジ)
3 プロパ(トリ)
4 ブタ(テトラ)
5 ペンタ(←)
6 ヘキサ(←)
7 ヘプタ(←)
8 オクタ(←)
9 ノナ(←)
10 デカ(←)
※1~4までは慣用名。()内は数を表すギリシャ語で、それ以外の時に使う。

有機化合物の名称は、IUPAC(International Union of Pure and Applied Chemistry)命名法に従っています。
命名法を細かく知る必要はないですが、教養としてある程度知っていると、昔の自分のように「オルガノポリシロキサン配合」なるコーティング剤に騙されずに済みます(笑)

参考)
ガラスコーティング、実はシリコーンコーティングだった?
https://minkara.carview.co.jp/summary/13664/

Posted at 2026/05/09 10:21:25 | トラックバック(0) | 日記
2026年05月07日 イイね!

ナフサの話(有機化学の基礎知識)


ナフサの話をする前に、今回は前提となる有機化学の基本(高校レベル)について、原油の成分を通じて書いてみます。
※化学に興味のない人はスルーしてください。


原油中の炭化水素は、主にアルカン、シクロアルカン、芳香族の3つです。
※このうちアルカンとシクロアルカンで、全体の8~9割を占めている。

つまり原油に含まれている成分の殆どがアルカンやシクロアルカンなど単結合の化合物(飽和化合物)であり、芳香族のような二重結合や三重結合を持つ化合物(不飽和化合物)はあまり含まれていません。

ここで、アルカンだ二重結合だという言葉が出てきましたが、炭素同士の結合が、すべて単結合である炭化水素を飽和炭化水素(saturated hydrocarbon)またはアルカン(alkane)、二重・三重結合を持つ炭化水素を不飽和炭化水素(unsaturated hydrocarbon)と呼びます。

以下、炭化水素(有機化学)の基本を簡単に説明します。
※構造式を考えながら(紙に書きながら)読むと、理解しやすいかも?

・アルカン
鎖状アルカンのうち、ブタン(C4H10)は4つの炭素原子が一列に並んでいるが、このようなアルカンを直鎖アルカン(straight-chain alkane)またはn-アルカン、一方、同じC4H10でもイソブタンのように途中で枝分かれしている炭素原子の並びのものを分岐アルカン(branched alkane)またはイソアルカンと呼ぶ。
※このように、構成原子の種類と数は同じだが、原子のつながり方が異なる物質のことを構造異性体(structural isomer)と呼ぶ。

また、飽和炭化水素で、炭素原子が環状につながっているもの(環状アルカン)をシクロアルカン(cycloalkane)と呼ぶ。

例えば、
①プロパン(C3H8)は、直鎖アルカン
②シクロプロパン(C3H6)は、シクロアルカン
③プロピレン(C3H6)は、シクロプロパンの構造異性体(直鎖アルケン)

・アルケン、アルキン
エチレン(C2H4)のように炭素-炭素二重結合を1つ持つ炭化水素をアルケン(alkene)と呼ぶ。
※同じ骨格を持つアルカンの名称の末尾の“ane”(アン)を“ene”(エン)に置き換えたもの。

プロピン(C3H4)のように炭素-炭素三重結合を1つ持つ炭化水素をアルキン(alkyne)と呼ぶ。
※これも、同じ骨格を持つアルカンの名称の末尾の“ane”(アン)を“yne”(イン)に置き換えたもの。

・パラフィン、ナフテン、オレフィン
これらは化学用語ではなく、一般的に石油化学業界で使われる呼び名。

鎖状アルカンは、パラフィンと呼ばれる(一般式:CnH2n+2)
※例として、上記①のプロパン(C3H8)

環状アルカンは、シクロパラフィン、またはナフテンと呼ばれる(一般式:CnH2n)
※例として、②のシクロプロパン(C3H6)

一方、アルケンはオレフィン(一般式:CnH2n)と呼ばれるが、原油中にはほとんど含まれていない(ナフサを熱分解することにより生成される)
※例として、③のプロピレン(C3H6)

なお、イメージとしては電場(物理学)のことを電界(電気工学)と呼ぶような感じだが、一方でパラフィン=石蠟、あるいは流動パラフィン=ベビーオイルのように、限定的な意味にも使われる。

・芳香族
芳香族は、ベンゼン環を持つ不飽和有機化合物のことを指すが、これも主にナフサを熱分解することにより生成される。
※一般に芳香性があるため、この名で呼ばれている(シンナーが臭うのはこのため)

ベンゼン(C6H6)は、6つの炭素原子が六角形の環を形成し、構造式では炭素間の結合は単結合と二重結合が交互に存在するように描かれるが、実際には全ての結合が等価で1.5重結合の性質を持ち、電子は環全体に非局在化している。
※単結合を挟んで、二重結合を共役していると言う。

この非局在化によりベンゼン環は常に安定しており、付加反応よりも置換反応が起こりやすい特徴があるが、ベンゼンにメチル基(-CH3)が1つ置換した化合物をトルエン、2つ置換した化合物をキシレンと言う。
※トルエンやキシレンはシンナーなどの成分に含まれていたが、最近では有機溶剤中毒を避けるため、TXフリーといってこれらを含まないものが増えている(マジックもよく見ると、これらが含まれていない旨の注意書きがされている例が多い)

・炭化水素基とアルキル基
炭化水素からから水素原子を一つ除いたものを炭化水素基と呼び、中でもアルカンから水素原子を一つ除いたものをアルキル基(alkyl group)と呼ぶ。

アルキル基は多くの有機化合物の部分構造となっており、分岐アルカンにおいて置換基と見做されるものは、すべてアルキル基のことを指す。
※代表例として、メチル基(–CH3)やエチル基(–C2H5)がある。

例えば、
メタノール(メチルアルコール)は、CH3OH
エタノール(エチルアルコール)は、C2H6O

・アルコール
アルコールは、炭素骨格に結合したヒドロキシ基(–OH)を持つ有機化合物の総称(一般式:R–OH。Rは炭化水素基)

1価アルコールは、ヒドロキシ基が1つだけ結合したもの(2価は2個)
第1級アルコールは、第1級炭素にヒドロキシ基が結合したもの(第2級は第2級炭素に結合したもの)
鎖長の短い低分子のアルコールは低級アルコール(長い高分子のアルコールは高級アルコール)
※昔の酒税法の特級とか1級とかとは別物。

まあ、こんな事考えながら酒を飲んでも、美味しくないでしょうが(笑)

Posted at 2026/05/07 17:02:25 | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「【カオス】 バッテリーの液不足表示が出た 【本当?】 http://cvw.jp/b/2036415/49123228/
何シテル?   06/02 18:04
ネット上には、車の情報に関する様々な誤解やデマ、更にはオカルトチューン (疑似科学)が大手を振ってまかり通っているので、本音で書きます 皮肉屋なので...
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