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LGtouringのブログ一覧

2018年07月11日 イイね!

最新ハチマル相場


 お得意のヤ○オクで、ハチマル旧車の最新相場をサーチしてみました。
 基本的にこのまま店頭売り出来そうな、綺麗な車限定です。
 (毎度ネタなので、飽きた方はスルーで)

1 人気車(落札された車)

(1)まずは、当時も今も人気のソアラからです。
・ソアラ GTツインターボL 226千キロ
・店頭価格:70~100万ちょい(同一グレードの中心価格帯)
・状態評価 ★★★(個人的な採点)

 22万キロという走行距離の割には、綺麗な個体です。
 もし走行距離が150千キロ程度であれば、35~40万位いったのでは?
 
(2)続いて、根強い人気のY31グランツです。
・グロリア グランツーリスモSV 20千キロ(直近メーター故障あり)、AC×
・店頭価格:60~80万
・状態評価 ★★

 メーター以外にも多少の難ありで、若干低めの落札額です。
 因みに、走行151千キロでも程度が良さげな黒のSVは、落札額254千円でした。
 
(3)そして、あぶデカ人気のレパードです。
・レパード XS?(VG20DET) 34千キロ(過去メーター改ざんあり)、AC×
・店頭価格:90~120万
・状態評価 ★★

 過去に改ざんありとのことで、シートのスレ具合などからすれば、150千キロくらい?
 因みに、走行160千キロで「機関良好」と書かれた別のレパは、落札額285千円でした。
 

2 不人気車(出品者により、入札が取消された車も含む)

(1)私の愛車でもあるC32。33ならドリで一時期人気がありましたが・・・
・ローレル 1.8グランドエクストラリミテッド(5速MT) 71千キロ、AC×
・店頭価格:同一グレードなし(LRのセダンで53万の売物あり)
・状態評価 ★★★

 結構綺麗な個体ですが、ぶっちゃけ、5速といってもCA18ですからね。
 入札取消されてますが、これ以上高くは売れないでしょう・・・(即決価格は論外)
 
(2)当時売れた+耐久性を誇るだけに玉数も多く、ダブつき気味の13クラウン。
・クラウン ロイヤルサルーンSC 49千キロ
・店頭価格:35~70万
・状態評価 ★★

 写真ではそこそこ綺麗ですが、左リヤドアから後ろがツヤ引けしていました。
 それがなければ、15~20万位でしょうか(こちらも入札取消物件)

(3)当時の若者に大人気だったCB5アコードインスパイア&ビガー。
・ビガー Eタイプ 77千キロ
・店頭価格:同一グレードなし
・状態評価 ★★★★

 状態は文句なしですが、(当時はともかく)今となっては人気の方はイマイチですね。
 ビガーのEタイプ(下から2つ目)ということもありますが、インスパAX-ⅰでも20万いくかどうか。
 
(4)一時期人気だった81系。今はどうでしょうか・・・
・マークⅡ グランデ(ハイメカ) 86千キロ
・店頭価格:30~50万
・状態評価 ★★★★

 結構綺麗なんですが、ハイメカだとせいぜいこの程度ですかねえ(同じく入札取消物件)
 再出品されないので、業者オークション→いずれ店頭価格50万の定番ロンダリングコースか?


 以上のように、ヤ○オク落札額は、以前と比べても大きくは変動していないようです。実際、店頭価格は近年更に上昇傾向にあるとはいえ、長期在庫率も一緒に上昇しており、数年どころか5年以上情報サイトに掲載されている物件もザラです。

 つまるところ、旧車ブームだとは言っても、「旧車雑誌を購買し、当時を懐かしむ」人は増えても、実際に旧車に手を出すかとなると、やはり家族の問題等々で、それが許される人は限られてしまうのでしょう。
 なので、昨今の店頭相場は「ブーム」という言葉に踊らされ、自らブームを鎮静化させている気もします(値段が安ければ家族の了解も得やすく、ブームの裾野がもっと広がるはず)

 もっとも、「店頭価格が高いのは加修するからだ。現状売りのヤ○オクと一緒にするな」という店側の声も聞こえてきそうですが・・・
 ただ、よほどしっかりした有名ショップは別として、普通の中古車屋の場合は、加修とは名ばかりで、本当に最小限のレベルしか手を加えませんし、旧車なので保証なしが普通です。

 例えば、バッテリーを新しいのに替えておくと言って、今時中古流用とか(ターミナルも欠けて千切れそうだった)、ACも直したと言って、ガス補充だけで1年で抜けて効かなくなったりとか、何年も寝かしたスポット付きタイヤのままで、30キロも出すとハンドルがガタガタしたりとか・・・(いずれも、民間車検場を併設した店で購入した際の実体験です)
 なので、店で買ってもヤ○オクで買っても結局は一緒ですから、私は「どうしてもこの車が欲しい!」のでなければ、今後店頭からの購入はしないつもりです。

P.S.
(番外)ヤ○オクで高値落札された例

・クラウン ロイヤルサルーンSC 64千キロ

 状態は、現車確認した訳ではありませんが、今まで見た12系の中では間違いなく最上レベルの極上車です(★5つ)
 290千円スタート、残り2日の時点で既に439千円でした(今までだと、結構程度の良いものでも高くて40万という感覚でしたが・・・)

 という訳で、程度が良ければ、ヤ○オクでも高値で売れるという証明です。逆に言えば、店頭でもヤ○オクでも売れないということは、中身に見合わない高値なせいでしょう。

後日談
 ローレル、この後で再出品されていましたが、無事に落札されたようです。
Posted at 2018/07/11 18:35:45 | トラックバック(0) | 日記
2018年07月07日 イイね!

ミシュランTRX

・・・というタイヤ、ご存知でしょうか?

 一部のエンスー(欧州旧車乗り)か、スーパーカーブームを経験した、かつてのカーキチ少年(死語)には、ああ、あれか・・・と懐かしく思われるはずの、当時の高性能タイヤです。


↑子供達の間で流行った「大百科」シリーズ(借用画像)。自動車大百科、ブルトレ大百科は乗り物好きのバイブルだった。発行は、今は亡きケイブンシャ(←芸文社ではない)

 75年に登場したTRXシリーズは、フェラーリやBMWなどに採用された扁平タイヤの元祖ですが、最大の特徴は、サイズがインチではなくミリ表示だったことです。
 たとえば、タイヤに関しては「220/55VR390」、ホイールは「180TR390」となります。つまり、ホイールは、幅が180ミリ、径が390ミリになります。

 これに近い通常規格のタイヤは、「225/55R15」 、ホイールが「7J15」になりますが、ホイールは幅が7×25.4=177.8ミリ、径が15×25.4=381ミリとなり、幅はともかく、径が違うのでTRXとはサイズが合いません。
 しかも、TRXの場合、リム形状も独特のものになるため、両者のタイヤ(ホイール)には全く互換性がありません。いわば、βとVHSみたいな関係です(今の若い人は、βもVHSも知らない?かもしれませんが)

 TRXは、なかなか優れた理論に基づいたタイヤだったようですが、結局どのメーカーも追随しなかったので、ガラパゴスで終わってしまいました。


↑ミシュランHPより。TRは、Tension Repartie(テンションの分散)の略だそうです。
 
 さて、なんでTRXの話をしたかというと、例のヤ○オクで、珍しいホイールを見つけたからです。


↑リムに保管時についたと思われる傷がありますが、新品未使用のようです。


↑TRXにしか使えないよ、という表記。

 ただ、このホイール、サイズが堂々と「6.5J×15」として売られているんですね。商品説明にも、TRX専用ホイールであることは一切記載がなく、検索用に「旧車AE86レビントレノサニトラハコスカ」と書かれて・・・ホイールキャップの写真に気付かなければ、普通のタイヤに組めるホイールだと勘違いして落札するんじゃないか・・・と。

 なので、余計なお世話とは思いましたが、「ホイールサイズは165TR390ではないか?」とそれとなく質問をしてみたんですが、見事に無視されました(前後の質問には回答あり)

 出品者は中古タイヤショップのようで、過失(知らない)なのか、故意なのかはわかりません。

 ちなみに、ミシュランのHPによれば、TRXシリーズのタイヤは、現在でも一部サイズを生産・供給しているようですが、当然ながら値段も高く、納期もかかるようです。なので、当時のBMW等に乗られている方は別として、今、このタイヤをわざわざ選択する理由は見当たりません。
Posted at 2018/07/07 16:41:46 | トラックバック(0) | 日記
2018年07月06日 イイね!

デボネアVのナゾ


 かつて(70年代前半)、いすゞに「ステーツマン・デ・ビル」というナゾの高級車がありました。

 84年頃に、ドライバー誌の「メチャクチャサーキット¥40」というページの「たずねグルマ」というコーナーで取り上げられ、一瞬だけカルトカーマニアの間で話題?になりましたが、当時は販売から10年余りしか経っていないにも関わらず、殆ど知る人もいない超マイナー車でした。
(因みに、40円というのは当時のハガキ代←読者投稿のページのため)


↑俺たちは天使だ!より

↑大激闘マッドポリス’80より

 九州の「ない物はない(車も売っている)」と言われる某ホームセンターに、1台現存しているらしい。三菱の販売店が取り扱っていたクライスラー318などとの違いは、自社ブランドで売っていたこと(実質的には輸入車だが)

 で、今回はそのステーツマンの話ではありません。
 メチャクチャサーキットといえば、初代のデボネア(シーラカンス)がよく読者からコケにされていたのを思い出しますが、今回は、その繋がりで「デボネアV」をネタにしてみたいと思います(強引)

 さて、シーラカンスとまで言われたデボネアが、なんでモデルチェンジできたか、という話ですが、これはモーターファンの毒舌兼坂(←懐かしい)によれば、詳細は忘れたが、まずは肝となるV6エンジンが、クライスラーのライトトラック用に供給が決まって、開発資金を回収できる目途が立ったから、という話だったと思う。

 更に、'88年のソウル五輪までに、新しい自社製高級車が欲しいというヒュンダイ側の事情も、「渡りに舟」だった。
 実際、社史を見ると、「韓国、現代自動車とデボネア共同開発契約締結(85年)」、「クライスラー社向V6エンジン出荷開始(86年)」とある。

 もっとも、当時のヒュンダイは、エンジンやシャーシーは全て三菱製のKDで、三菱から見たら技術提携先ではなく供与先(つまり見返りの資金が目当て)だったので、共同開発といっても、実際の開発は三菱側で進められた。
 これは、ヒュンダイとの契約締結が85年だったことからも明らかである。
※デボネアVは85年秋の東京モーターショウでほぼ完成形の状態でお披露目されており、提携時点で開発は終了していたため。



↑MM、88年10月号より 因みに、グランジャーのエンジンは4気筒2L&2.4L
 
 なお、同時期にFMCしたレジェンドやルーチェもV6エンジンを投入したが、いずれにしても、乗用車用6気筒エンジンを持たなかったトヨタ・日産以外の第三メーカーにとっては、もし売れなかった場合の影響も大きく、ハイソカー市場が拡大しているとはいえ、6気筒を積む新型高級車の開発は、一種の賭けでもあった。
 そういう意味では、資金回収の目途が立っているだけ、三菱は恵まれていたと言えよう。

 こうして、三菱も当時急速に拡大していたハイソカー市場に、無事に本格参入することができた。なにせ、シグマHTだけでは明らかに戦力不足だったから(笑)
 もっとも、こうして誕生した(三菱にとって)待望のデボネアVであったが、売れ行きの方は・・・バブル絶頂期にかけて販売されたにも関わらず、みなさんご存じのとおりですね。


↑ギャラン/エテルナ∑HT、V6・3000デューク(借用画像) 3Lの∑(なにげに大型バンパーで、4.7M超)を知ってる人、何人いますかね?

 因みに、VはV6のほか、VIP,VICTORY,VANTAGE(優越),VERTEX(頂点)の意味が込められているそうです。
 MCは89年9月に行われ(テール周り変更、3000DOHC追加、SOHCも吸気系を中心に改良)、一般的には前期/後期の区分ですが、当時の三菱はモデルイヤー制をとっていたため、小変更はしょっちゅうでした(大まかに分けて、前期が3モデル、後期が2モデル)

 グレードは、後のクラウンで廉価版として登場した「ロイヤルエクストラ」が最上級モデルで、前期途中で加わった「ロイヤルカスタム」は「ロイヤル」をベースにベンチシートにした廉価版、「ロイヤルスペシャル(2000SC)」は88年末に販売された特別仕様車、最高価格車の「ロイヤルAMG」は最終モデル(後期の後半)では消滅しました。
※ロイヤル以外のグレードを書き始めるときりがないので、省略します。


ロイヤルスペシャル

 なお、この車、特異性からか(ロイヤル)AMGがよく話題になりますが、個人的に一番レアなグレードは、89/4の税制改正後に「パーソナルシリーズ」の一員として追加され、それから僅か半年後の10月のマイナーで消滅した3000ツーリング、同スーパーツーリングじゃないでしょうか。
 そもそも、89年1~8月の3ナンバーモデルの月平均登録台数が168台で、うち9割は主力のロイヤル系と思われるため、累計台数は両グレードでも100台ないかもしれません(もちろん、現車は一度も見たことがありません)


↑ネットで1台だけ見た(借用画像)

 あと、内装では「ススキ柄」というジャガード織(※ちなみに西陣織は、産地限定のジャガード織の事で、言うなればコシヒカリの中でも最上級の、魚沼産コシヒカリのようなもの)のオプションがレアアイテムですが、これはスーパーサルーンエクストラ以上で選べたオプションで、最終モデルまで残っていました(但し、後期ではグレーのみに縮小)。


↑前期のすすき柄シート(ベージュ) これぞ和風総本家?

【年表】
86.7 デボネアV発売(ロイヤルAMGのみ、翌月から発売)※87モデル
87.2 スーパーチャージドエンジン追加(スーパーサルーンエクストラ)
87.6 年次改良(3000ロイヤルカスタム、SCスーパーサルーンを追加)※88モデル
88.5 年次改良(SCアクアスキュータムを追加)※89モデル
88.8 車種追加(2000エクシード、同SCスーパーエクシード)
89.4 車種追加(3000ツーリング、同スーパーツーリング)
89.10 マイナーチェンジ(3.0DOHCエンジン搭載車を追加)※90モデル
91.5 年次改良(ロイヤルAMG、DOHCエクシードを廃止)※91モデル
91.10 年次改良 ※92モデル
92.10 モデルチェンジ


P.S.
 昨今のサイトには、誤った記事が多く見受けられる。

 たとえば、「先代末期で消滅した5ナンバーを復活させたのは、三菱グループ内の上級幹部と下級幹部で格差をつける必要があったため」などという、勝手な思い込みによる出鱈目な記事があったり・・・(出処はwikiだと思われたので、後日書き直しておいたが、また書き直されるかも?笑)
 挙句に、一番笑ったのは「(V6エンジンを持たない三菱が)クライスラーからエンジンの供給を受けることが決まり・・・」という記事。話が逆になってる辺り、もはや子供の伝言ゲーム以下である。

 どうも、昨今のネットライターなるコドモ(笑)は、自分で調べもせず、wikiやら何やらの怪しげなHPからコピペして小銭稼ぎする連中ばかりのようだ。
Posted at 2018/07/06 13:57:13 | トラックバック(0) | 日記
2018年07月04日 イイね!

ヤ○オク注意

またまた、ヤ○オクネタで恐縮ですが・・・



ヤ○オクで発見したこの車、
「あれ、どっかで見たような?」と思って、○ーネットを検索したら、同じ車が・・・
そう、長年売れずに掲載されていた、あの車両ではないですか!

もちろん、ヤ○オクにも同時出品している業者さんも多いので、それ自体は珍しくないのですが、
こちらの説明文には、



と、さも個人が趣味で乗っていた車を手放す、といったような文章が。

もっとも、○ーネットの写真をそのまま掲載している辺りはご愛嬌ですが、逆に写真を撮り直せない事情があったのかと勘ぐってしまいます(長期店晒しで、今は劣化してしまったとか・・・)

いずれにしても、売れ残った在庫車をこういう説明文で売るのは如何なものでしょうか(因みに、値下げ出品した訳でもなく、同じ売値でした)

という訳で、いろいろな業者がいるので、ヤ○オク出品車両には気を付けましょう。

P.S.
ブログUPにあたり、改めて○ーネットを検索したら、既に消えていました。
Posted at 2018/07/04 16:34:56 | トラックバック(0) | 日記

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「エアコンの仕組み【どうやって冷えるの?編】 http://cvw.jp/b/2036415/48596830/
何シテル?   08/14 16:33
ネット上には、車の情報に関する様々な誤解やデマ、更にはオカルトチューン (疑似科学)が大手を振ってまかり通っているので、本音で書きます 皮肉屋なので...
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