一応休止中ですが、ブログのみ不定期で再開します。
先日、某トヨタディーラーにて、カギ番号からメインキーを注文しました。
理由は、メインキーが擦り減ってきたせいか、時々エンジンキーが回しにくいと感じることがあったからです(未使用のスペアキーはありますが、樹脂製の持ち手のついたメインキーが欲しかったため)
因みに、以前13クラウンの時にも、同じディーラーでメインキーを番号から作成して貰った経験があります。
1週間ほどして完成したとの連絡を受け、取りに行ったのですが、
出来た鍵を受け取って、最初に「あれ、なんか形が違わない?」と思いました。
家に帰って、早速見比べてみると、案の定、形が違うではないですか・・・
キー穴にも刺してみましたが、引っ掛かって半分くらいしか入りません。
(全体の写真は複製の恐れがあるので、一部のみ掲載します)
問題のキー(外溝のベーシックなタイプです)
スペアキー(全く未使用のもの)※スペアもメインも全く同型のタイプ。
↑黒い三角形の箇所が、余計な出っ張りです(片側7箇所、合計14箇所)
因みに、「ミゾ」の幅(黒い縦線の長さ)が約0.8~0.9ミリなので、一番高い所で、0.8ミリは出っ張っていました。
とりあえず、ディーラーへ電話し説明の上、写真の鍵2つと、念の為、説明用に「2つの違い」を描いた図を持参し、徒歩でディーラーへ。
とまあ、この時点では普通に再加工をしてくれるんだろうと思っていましたが・・・
(街の鍵屋さんなら、当然そのような対応となります)
ディーラーでは、サービスチーフ?の人が対応しました。
その人に、鍵と図を見せて説明しようとしたところ、人の話を遮るように
「新しい鍵はどうしてもバリが出来ちゃうんですよ。使ってるうちになくなりますから」
と言うではないですか。
これには私も呆れて、「これはバリというレベルじゃないでしょう」と言うも、
あくまで「バリです」と繰り返すので、こちらも切れてしまい・・・(怒)
「あなたねえ、立場上そういう発言をしてるのかもしれないが、個人的に見て、これが本当にバリだと思うか?」と聞いたら、さすがに黙ってしまい、「バリと言ったのは撤回します」と。
ただ、その後も再加工を約束するでもなく、店側は悪くないという趣旨の、その場限りの言い逃れを繰り返すのみ。
あげくに、(カギ番号を間違えて注文しているのでは?)との問には、「こちらは言われたままに作っただけ」と、まるで私のせいだと言わんばかりの態度。
しかし、手元の注文書を確認すると、カギ番号は間違っておらず、簡単な確認すらせずに、端から客のせいにして非を認めない態度に腹が立ちつつも、冷静にどう対応するのか確認すると、
「(実車に)カギを刺してみて、刺さらなかったら返金する」と約束。
で、仕方なく、小雨の中、一旦家まで帰り、今度は車に乗ってディーラーへ行ったところ、
そのチーフ、ドアのキー穴に力づくで無理やり差し込んで、「入ります」と・・・
これには私もアドレナリンがMAX状態となり(笑)、「アンタ、力づくで無理やり突っ込んだだろう」とカギを奪い取って、眼の前で入れてみせたが、強めに刺してもやはり半分しか入らない。
(返金が嫌で、客の車のシリンダーまで壊す気かよ?)
さすがに相手も気圧されたのか、すぐに手直しすると言うので、
(ディーラーにカギ複製機があるとは思えなかったため)きちんと機械でやるのかを確認したら、機械を使うと言うので、店内で待つこととしたが・・・
暫くして「出来上がりました」と言って渡されたカギは、驚いたことに、ヤスリか何かでテキトーに削っただけのボロボロなシロモノで、ヘタクソな中学生の図工レベル未満。
(仮に他人が見たら、「このカギ一体どうしたの?」と間違いなく聞かれるであろう状態)
機械でやるんじゃなかったのか問うに、「機械は防犯上の理由からディーラーにはない」と言い出す始末。
(もはや言い訳まで中学生レベル・・・)
これには私も、もはや怒りを通り越して、呆れてしまい、「お宅では、こんな未完成なモノ(不良品)を納品するのか?こんなモノは受け取れない、金を返してくれ」と言うと、さすがに反論できなかったのか、素直にわかりましたと。
但し、最後まで謝罪らしい言葉の一つもありませんでした。
追記)
最終的に返品したので、そのカギの写真がないのが本当に残念ですが、この期に及んでまで、こんな子供騙しな対応を取るとは、一体どういう神経なのでしょうか?
確かに、神経質な客の中には不当なクレームを言う人もいるでしょうが、今回はどうみてもバリ(=公差)というレベルの話ではないのに、「こんなもんですよ」と言って客を言い包めて、追い返すのが彼らの仕事なのでしょうか?
トヨタ(ディーラー、共販)側の内部事情はわかりませんが、よほど再加工依頼や返品手続きが面倒で、やりたくないのか、それとも、トヨタのカギの精度は、所詮この程度のシロモノなのでしょうか?
いずれにせよ、私に残ったのは、そのディーラーだけでなく、「トヨタ全般に対する不信感」のみです。
因みに、カギにはバリはあります(丁寧な業者なら、仕上げにバリ取りをするようです)
ただ、普通は爪で引っ掻いてわかるレベルで(=0.1ミリ未満)、指の腹で擦ってみて、はっきりわかるようだと、精度の高いシリンダーでは引っかかります(もちろん、今回のような0.8ミリという目視でもわかるレベルは論外)
通常のバリ(左は使わなかったスペア、右は23年間で7万キロ使用したメインキー)
↑わかりにくいですが、バリは黒い矢印の間にあります(この部分が少しだけ山になってる)
メインキーでは、長い使用により、バリは削れてなくなっています。