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LGtouringのブログ一覧

2019年06月09日 イイね!

セドグロ 430


430というと、西部警察を思い浮かべる人が多いと思います。
でも、個人的には、特捜最前線の「セダン280Eブロアム」ですね!


↑ 特捜最前線より


↑ 旧ANAロゴマーク(ダ・ヴィンチマーク)が懐かしい


↑ 旧羽田モノレールも


この車がデビューした時、私はまだ小学4年生でしたが、この「セダン280Eブロアム」にはメチャクチャ憧れました。

今でこそ、日本にも3ナンバーの高級車や高級外車が溢れていますが、'70年代当時は3ナンバー車など、一般庶民にとっては雲の上の存在でした。
なので、大手町のようなビジネス街や、成城などの高級住宅街ならともかく、私の住んでいた東京郊外では、この280Eブロアムを見掛ける事は殆どありませんでした('80年代になり後期モデルになると、いくらか見掛けるようにはなった)


話はそれましたが、今回紹介するのは、セダンでも280Eでもなく、HTのターボブロアムです('82年後期とあるので、多分スーパートルコン車)


↑ HTは、なぜかヘッドライトが(ガラス製?なのに)黄ばむ事が多いようですが、この輝き!


↑ 後ろもピカピカです


↑ 内装も非常に綺麗


↑ リヤシートも使用歴なし?と思うぐらい


↑ 運転席ドア内張りは汚れやすいのですが・・・この綺麗さ


↑ 内張りだけでなく、溝やゴムモールの綺麗さに注目(これ、新車ですか?)


↑ 430のウィークポイント、インパネ中央の浮きも殆どありません。


どうでしょう、まるで37年前からタイムスリップしてきたかのような個体・・・

強いてケチを付けるなら、ボンマスがない&リヤガーニッシュの車名が消えているぐらいですが、もはや430でこれ以上の個体は、二度と出ないでしょう。
これで、当時物のホイールにでも履き替えれば、なにも文句なしです。
値段はそれなりに高いですが、それだけの価値はあると思いますね。

※画像は全て借用。
Posted at 2019/06/09 10:33:26 | トラックバック(0) | クルマ
2019年06月07日 イイね!

ルーチェ HT SG-X(HB後期)


アラフィフ以上の世代にとって、マークⅡ、ローレルとくれば、その次はルーチェですね。

歴代で最も人気の高かったBigルーチェに続く、縦目ルーチェ(LA前期)は、バタ臭すぎる顔のせいか日光の一つ手前(←昭和のギャグ)でしたが、後期型はそこそこ人気がありました。


↑ 後期型(通称ベンツマスク・ルーチェ) 大激闘より


ところが、次のHBルーチェ、特にHTは、アストンマーチン・ラゴンダを劣化させたような醜い顔で、街中でも殆ど見掛ける事はありませんでした。


↑ デザイナーが主張しすぎるのは、良くも悪くもマツダの伝統!?

これにより、新車需要が一巡して以降は、販売は大幅に低迷し、月間登録台数はコスモと併せても3桁止まり、という月も珍しくない状況でした。
そこで、再び起死回生を狙った後期型は、結構イケてる普通の顔で登場。

因みに、私の最初の車はHCルーチェセダンの4気筒車でしたが、元々はこのHB後期のRE-SI車を買う予定でした(但し、サルーンの方)


さて、今回紹介するモデルは、ロータリーではなくレシプロ搭載のベーシックなSG-Xです。


↑ 今見ても、格好の良いスタイル(最初からこの顔にしとけば・・・)

83年10月のマイナーチェンジでグレードは縮小され、HTのレシプロ車はSG-S系が落とされ、SG-XのEGI(4AT&5MT)と、キャブ(3AT&5MT)の2機種になりました。

と同時に、キャブのSG-Xは価格を抑えるためか、ボディ同色の衝撃吸収ソフトカラーバンパーから、写真のハード黒色バンパーに格下げになりました。

なお、85年5月の一部改良(最終モデル)では、SG-X系は廃止されジェンティールX(EGI)に、またHTにも旧SG-S相当のジェンティール(キャブ)と、更には時代に逆行する形で、最廉価版のSG-L(キャブ)が追加されました。
また、この時点でキャブ車のATも4速化されました。


↑ 前期のエンブレムは仰々しかったですが、後期は「2.0」or「2.0i」とシンプルに


↑ 内装(色はレシプロがブラウンとグレー、REがワインとグレー)

サテライトスイッチを多用した未来チックなインテリア。
ただ、内装色は、前期型の2トーンの方がセンスがあったと思います。

この個体は低走行のためか、シートのヘタリもなく、極上です。
また、車庫保管だけあって、ドアヒンジも綺麗です。


↑ マグナムエンジン(埃は多少あるものの、ゴム&樹脂製パーツの綺麗さに注目!)

エンジンは、カペラで登場したショートストロークタイプの新開発マグナムエンジンに換装されました。
グロス110PS(次期型HCではネット82PS)ですが、割と低速からトルクがあるうえ、車両重量はベースの状態(エアコンレス)で1,110kgなので、普段乗りには特に問題ないでしょう。

因みに、次期型HCの車両重量は、車体の大型化と高剛性化の影響で一気に140kgも増え、ベースでも1,250kgとなりました(SG-X、セダン・HTとも)
なので、複数名乗車で急な上り坂にでもなると、いくらアクセルを踏んでもメーターの針が徐々に下がっていく・・・という状況で、さすがにキツかったですが。


この個体は、リヤ右に少し押した跡がありますが、低走行の車庫保管車で程度極上、しかも「たとえ不人気&程度の悪い車でも、ハチマルというだけでバカ高値が付く」という現状の中古市況からすれば、非常に良心的な価格設定です。

ただ、元々新車時でも殆ど売れていなかっただけに、今となっては部品供給の不安はありますが、それを乗り越えられる生粋のマツダファン、或いはルーチェファンの方に、ぜひ乗って戴きたい1台です。

※画像はすべて借用。
Posted at 2019/06/07 11:27:06 | トラックバック(0) | クルマ
2019年06月02日 イイね!

ローレル 元祖エミネンス!?


さて、マークⅡと来れば、次はローレルです。

70年代、日産の上級小型車以上の高級グレード戦略は、ロイヤルサルーンが出れば2年後にブロアムを、グランデが出れば2年後にメダリストを追加するという具合に、常にトヨタの後追いでした。

一方、C32(84年)のメダリストエミネンスは、グランデGに4年も先行する形で登場。


↑ V6ターボ・メダリストエミネンス(プラモ)

でも、先行したものの、当時このグレードには殆ど需要がなく(明らかに時期尚早だった)、そのため後期型ではパッケージオプションに格下げされる、というオチも付きました。
まあ、普通はローレルのエミネンスを買うなら、もう少し頑張ってセドリックのターボSGLとかブロアム辺りを買う・・・というかセールス氏もそちらを勧めたのではないしょうか。

なお、C33には本革シートが標準のクラブLが設定されましたが、バブル絶頂期という事もあり、街中でもそこそこ見掛けるなど、それなりに売れたようです。


ところで、そのエミネンスの先代に当たるC31後期といえば、ジバンシィバージョン(Ⅰ~Ⅲ)が有名ですが、それとは別に、エミネンスのパイロットモデルともいうべき「パッケージオプション装着車」がありました。


↑ 外装 OPのマルーンスイートツートーン&純正アルミも装着


↑ 後ろ姿は今見てもカッコいい


↑ 後期型で一部の造形が見直され、高級感を増したインパネ


↑ デジパネ ちゃんと生きてます


↑ ドラポジメモリー あまり使わないとは思いますが・・・


写真の通り、デジパネとドラポジメモリーが付いているので、パッケージオプション装着車で間違いありません(他にオートレベライザーもつく)
因みに、同時期のマークⅡ(GX61後期)には、このようなパッケージオプション車は設定されていませんでした。

ドラポジメモリーは、ブロアムVIP&JNV譲りの豪華装備で、パワーシート(ただし、リクライニングのみ手動)とセットになっており、4名分のデータ(シート前後&上下位置、フェンダーミラー角度)の登録が可能でした。

また、オートレベライザーはリヤがコイル併用式エアサス(エアダンパーを組み込んだもの)になっており、多人数乗車時にもホイールストローク、つまり乗り心地が確保できるという謳い文句の装備です(因みに、前期メダリストは全車標準でしたが、後期はコストダウンで省略されました)
なお、これらの装備は、C32エミネンスに引き継がれました。


これでオーディオがOPのハイクオリティサウンドシステムⅡなら最強ですが、車両は走行距離も含めてかなり極上のようで、その希少価値と併せれば、むしろお買い得な価格設定かもしれません。

改造ベースではなく、どなたかローレル好きの理解ある方に乗ってもらいたい逸品です。
※画像はすべて借用。
Posted at 2019/06/02 17:02:44 | トラックバック(0) | 日記

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