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ラガーあきのブログ一覧

2015年01月18日 イイね!

試乗記 Aston Martin Vanquish Coupe (model year: 2015)

試乗記 Aston Martin Vanquish Coupe (model year: 2015)ヴァンキッシュが2015年モデルで進化するというニュースを掴んでから5か月。
ほとんど情報がないままに時間が経過しましたが、遂にこの日がやってきました。

基本的に大きな変更はなく、マイナーチェンジといえます。
エンジンは従来と同じ5,935 cc のV型12気筒です。
圧縮比の変更などはなく、排気系の見直しにより性能向上が図られています。
また、ギアボックスがZF社のTouchtronic IIの 6速ATからTouchtronic IIIの 8速ATとなり、シフトチェンジを早くしたようです。

従来モデルとの性能比較は次のとおりです。
最高出力:573ps/6,750rpm → 576ps/6,650rpm
最大トルク:63.2kgm/5,500rpm → 64.2kgm/5,500rpm
0-100km/h:4.1秒 → 3.8秒
最高速:295km/h → 324km/h



手前のブラックがLCI前、奥のシルバーがLCI後(=2015年モデル)です。
外見上は全く同じで見分けることはできません。

でも、アルミホイールに違いがあるのではとお気づきの方は鋭いです。



シルバーのクルマには、10スポークサテンブラック&ダイヤモンドターンドという2015年モデルに合わせて発表されたオプションホイールが付いています。
したがって、2015年モデルだと予想はできますが、私が一番気に入っているブラックのクルマに履かせている20スポークグロスブラック&ダイヤモンドターンドのホイールを選んだら全く見分けようがなくなります。



試乗車の外装色はTungsten Silverでした。
この色のVanquishを初めて目にしたのはとあるショールームの中でしたので、鈍い銀色であまり冴えない色だなあというのが正直な印象でした。
ところが、今回は屋外だったことも影響しているのかその印象が一変しました。
渋い落ち着いた金属色が輝きを放っていて、オールカーボンのボディーで作られたヴァンキッシュがまるで金属から削り出した造形モデルみたいに見えます。
シルバー系の中での一番のお気に入りは光の濃淡でエッジが強調されやすいSkyfall Silverでしたが、この色であればいつみても惚れ惚れする飽きのこない色といえそうです。



クルマに乗り込みシートポジションを合わせると今までの違和感はありません。
これは私にとっては大きな前進です。
アストンマーティンは正面を真っ直ぐ見るような姿勢を求められます。そこでM6に乗るときもクーペらしさを出そうとシートを一番低く設定するように変更したのですが、やっとその甲斐があったと感じました。
ただ、ルーフが前に少しせり出しているせいか、上部の視界が遮られます。
運転中も気になりますが、実用性からいうと信号に近づきすぎると見にくい場面があるかと思います。
ちなみに、サンシェードは縦幅が3㎝くらいでした。

次にミラーを確認しますが、Volanteと違ってリアビューミラーからの後方視界も確保できています。
ドアミラーからはリアフェンダーの大きな膨らみが見えるので、アストンマーティンに乗っているぞと思わずニヤリとしてしまいます。



さて、アストンマーティン独特の儀式であるクリスタルキーをセンターコンソールの上部中央にある差込口に指で長めに差し込み、エンジンをスタートさせます。
このときにブレーキを踏むのを忘れて1回目は不発。
クリスタルキーを抜いてからブレーキを踏んで改めてトライします。
するとガォーンというとてつもなく大きな咆哮を轟かせてエンジンが始動しました。

シート右手にあるシフトレバーでサイドブレーキを解除して、クリスタルキー差込口の並びにある右側のDボタンを押すと準備完了です。
ブレーキから足を離すとAT車なのでクリープで動きはじめます。
セミオートマならスポーツカーの雰囲気が出るのでしょうが、このクルマはアストンマーティンのUltimate GTなのでここは良しとするしかないでしょう。

まずは、オートマモードで普通に走りはじめます。
アクセルを意識して踏み込むとギアチェンジの切り替えが早くなって、しかも排気音がついてくることに気がつきました。
以前に気になった籠った感じがありません。
これで一番の不満点は解消されたことになります。

試乗コースは短いので2周することをお願いして、1周目はオートマモードで軽く走ることにします。
ステアリングはオールブラックレザーのOne-77スタイルのものが付いています。
握りの部分が少し独特な形状ですが、違和感もなく捌きも問題ありません。

2周目に入り、パドルを使って積極的にアクセルを踏んでみます。
少し走ってからステアリング右下にあるSボタンを押してさらにスポーツモードにしてみます。
しかし、出足は少しのっそりしているかもしれません。
(V10M6乗りに言われたくないかもしれませんが…)
これは電気自動車のTesla Model Sやターボで4WDのAudi RS7のようなハイパフォーマンスカーの運転を経験したから感じられたことだと思います。
それでも、これらのクルマより0-100km/h加速が3.8秒と凌駕しているのですから、途中からの加速は相当なものなのでしょう。
私が運転した限りでは、スタートからフルスロットルにするとホイールスピンして綺麗に走れませんでした。

排気音は今までの試乗と比べてかなり小さく感じました。
考えてみると過去に試乗したVanquishは2度ともVolanteでCoupeは初めてです。
営業マンにも確認しましたが、やはりCoupeのほうが静かとのこと。
もう少しこだわった言い方をすれば、エキゾーストよりエンジンの機械音のほうが良く聞こえてくるので、Coupeの場合はアストンマーティンらしい独特の音をより楽しめるかもしれません。

そう、このクルマはカーボンブレーキが標準です。
強く踏む場面はありませんでしたが、ちょっと踏むと過度に効いて減速するとか、軽く踏むとスルスルと滑るようで少し強めに踏まないと効いてこないということもなく、踏めば踏むだけ効くという自然なもので違和感はありません。
もちろん、ブレーキペダルは右足で踏みやすい位置にあります。



このクルマは運転しているときより眺めているときのほうがドキドキします。
車両本体価格はCoupeが3,285万円、Volanteが3,519万円です。
オプションが200万円~400万円になりますし、諸経費も加えて…



Coupeの場合はリアシートがオプションになります。
試乗車はこの52万円強のオプションをつけず、2シーターモデルになっていました。
荷物置き場にはちょうど良いですが、要らないかなあ。



クルマを眺めているだけのほうが幸せなのかもしれません。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。
Posted at 2015/01/18 23:01:16 | コメント(9) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2015年01月11日 イイね!

見学会 Rolls Royce Wraith

見学会 Rolls Royce Wraith昨年9月に東京ミッドタウンで開催されたBritish Car Fairで出会った1台のクルマがどうしても忘れられません。



一番奥のスペースに陣取ったRolls Royceのコーナーにひときわ目を惹くクルマが停まっています。
とにかく外装色がとても綺麗です。
深い青紫色のように見えるところもあれば、青みかかったメタリックに見えるところもある。ほんのちょっとした光の加減で色が変化するので、小さな面のなかでグラデーションが楽しめます。
じっと眺めていると、紫がかった青い色の中に吸い込まれていきそう…
写真では分かりにくいですが、ゴールドのデコラインがサイドに入っています。



Rolls Royceといえばリムジン。
Phantomはもちろんのこと、Ghostも自分が欲しいクルマとは別世界と割切っていました。
だから、2ドアモデルが発売されるというニュースが流れたときも先入観が邪魔をしていてあまり興味を抱きませんでした。
Ghostをベースに2ドアにしたところでスポーツカーみたいに格好良いわけがないと。
しかし、このクルマを実際に目の当たりにして、世界のセレブを満足させるRolls Royceを甘く見ていた自分が何と浅はかなのだと恥ずかしくなりました。



M6 Coupeに乗っているのもInterlagos Blueだからといっても過言ではありません。
Salamanca Blue MetalicのWraithに出逢わなければ見逃していたかもしれません。
やはり、デザイン、存在感、雰囲気を引き立たせるためにクルマのカラーはとても重要な要素だと思います。

とはいえ、Wraithを他のスポーツカーと同列で比較することは無理です。
Lamborghini、Ferrari、McLaren、Aston Martin、Maserati、Porsche、…とRolls Royceでは座標軸が違いすぎます。
0-100km/h加速でいえば911 CarerraS(991)並みで充分といえますし、それ以上の走行性能をこれらのスポーツカーと比較して意味があるのかどうか。
内装も豪華すぎて比較できそうなクルマが見当たりません。
やはり、どのクルマが欲しいのか単純明快に考えるしかありません。
だからといって、頭の中でイメージだけで戦わせても埒があかないので、現状打開の一歩を踏み出すことにしました。



もう一度、Salamanca Blue Metalicの実車を見たかったのですが、展示車両はEnglish Whiteというソリッド系の白色でした。
好みでいえば、Ghostは白色も迫力があって良いですが、Wraithはクーペモデルなこともあり、もう少しプレスラインが目立つ濃い目の色が良さそうです。



眺めているとボディーが大きく運転したら道路幅の中に納まるのか心配なほどです。
ボディーサイズ:5,269×1,947×1,507mm
ホイールベース:3,112mm
車両重量:2,360kg

ミッションは8速ATで、エンジンはV12 6,591ccツインターボが搭載されておりスペックは次のとおり。
最大出力:632ps/5,600rpm
最大トルク:81.6kgm/1,500-5,500rpm
0-100km/h:4.6秒
最高速:250km/h(リミッター制御)



前開きのドアを開けてもらって中を拝見します。
黄土色かかった革はとても高級感があり、香りもとても良いです。



センターパネル周辺は直に触ることが憚られるほど豪華です。



このクルマにはスターライト・ヘッドライニングという1,425,600円のオプションが付いています。
特別なクルマだからこそ設定があるのでしょうから、費用対効果という言葉では片付けたくないですね。
ドアを閉めるとソフトクローズが作動。
BMWの技術が色々と盛り込まれてちょっと親近感が湧きます。
(私のM6 Coupeにも付いています!)



電動格納式のスピリット・オブ・エクスタシーは金や銀で作ることもできるそうです。



オプションで気に入ったのが、この21インチの5スポーク・パートポリッシュ・ホイールです。価格は850,000円。

他にも、ガラスサンルーフ、ベンチレーションシート、ナイトビジョンやヘッドアップディスプレイなどの装備がセットされたドライバーアシスタントシステムなど実用性や快適性を考えると搭載したいオプションもあります。

Wraithの車両本体価格が3,333万円。(覚えやすいです!)
オプションは300万円~500万円位で選ばれているケースが多く、一般的な乗り出しは3,700万円位のようです。
Aston Martin Vanquish Volanteと同じくらいでしょうか。
ちなみに、Wraithには4年間のメーカー保証が付けられていて、それまではメンテナンスフリーとのこと。
初回の車検は諸費用のみとのこと。



やっぱり、Salamanca Blue Metalicが気になるのでサンプルのプレートを写真に撮らせてもらいました。
綺麗には撮れておりませんが、目で見るのに近い色が部分的に映っています。
帰りは辰巳に寄って頭を冷やします。



やはり、Interlagos Blueは綺麗です。
Salamanca Blue Metalicといい、濃い目のメタリックブルーは鬼門の色です!
Posted at 2015/01/12 00:35:25 | コメント(10) | トラックバック(0) | 見学会 | クルマ
2015年01月05日 イイね!

訪問記 辰巳第一PA

訪問記 辰巳第一PA2015年を迎えるにあたり、ブログで年末年始のご挨拶をされる方を1年前より多く見た気がします。
クルマの話題を中心としたSNSとはいえ、私も顔見知りの方もできましたし、今回は挨拶しておこうと。
そこで1月2日に3か月ぶりに訪れた辰巳を引き合いに年始の挨拶したところ、沢山のみん友さんからコメントをいただきました。
改めて御礼を申し上げるとともに、いただいた前向きなコメントはぜひ実現できたらと思った次第です。



1月5日は有休を取得したこともあり、昨晩は実際にお会いしたみん友さんと顔合せできればと期待を込めて辰巳に向かいます。
首都高速は渋滞もなく21時半に到着。
それでも普段の日曜日よりクルマは多めで、駐車スペースの8割以上は埋まっています。
奥から2番目に停めてクルマから降りると常連のIさんがいらっしゃいました。
ちょうど、裏側の駐車スペースにマクラーレンP1とランボルギーニウラカンが停まっていたので、鑑賞しながら歓談していました。
そのうち、P1は少し大き目の排気音でエンジンスタートして出口に向かって走り出し、目の前を一気に走り抜けていきます。
スーパーカーとしては控えめな排気音でしたが、鋭い加速で車速を上げていくので見ていて威圧感があります。
GT-Rやアヴェンタドールのようなトップクラスの走行性能の持つクルマが走り抜けていくところを何度か目撃していますが、排気音が静かなぶんクルマの動きが早く感じられ、それらのクルマよりも速い感じがしました。
P1とウラカンが去ったあと、ひっそり走行さんとげそ55さんにお会いしました。
ご挨拶したところで、ひっそり走行さんがM6の写真を希望されたので奥の駐車スペースまでご案内しましたが、クルマ全体は撮っていなかったようです。
そのうち撮影した写真の秘密を明らかにしてくれると思います。

ひっそり走行さんには1号線を使って一周走っていただきました。
十分にマージンを取って安全に運転していると仰っておりましたが、私のような普通の人が乗れば楽しめるペースです。
辰巳に戻ったところでお開きとなりました。

私も帰ろうとクルマに乗ってみん友さんの動向を確認していると、power to hearさんが隣のスペースに愛車を停車されました。
ひっそり走行さんとげそ55さんとはちょうど入れ違いです。
挨拶してお話しているうちに写真を撮りましょうということになり、M6をご指定いただいた場所へ移動させます。



power to hearさんは少し離れたところからバズーカ砲みたいなレンズをつけたカメラで獲物を狙います。
私は視界を遮らないように手持ちで手軽に撮影。



しばらくして、クルマの向きを反対にして撮影再開。



最後にクルマの向きを戻してもう一度。



0時も過ぎて他にみん友さんが現れる気配もなく、power to hearさんともお別れです。
久しぶりに辰巳でみん友さんたちと楽しい時間を過ごしました。
お付き合いいただきました、ひっそり走行さん、げそ55さん、power to hearさん、ありがとうございました。
Posted at 2015/01/05 19:55:40 | コメント(6) | トラックバック(0) | 訪問記 | クルマ
2015年01月03日 イイね!

徒然草 謹賀新年

徒然草 謹賀新年徒然草 謹賀新年

あけましておめでとうございます。
昨年はみんカラを通じて沢山の方からイイね!やコメントを通じて、色々なことを学び、また励みにもなりました。
本年もよろしくお願いいたします。



1月2日に3か月ぶりに辰巳PAに行ってきました。
昨年はここでは多くのみん友さんと実際にお会いして楽しい時間を過ごすことができました。
今年もこのような時間が共有できればと考えております。

もちろん、距離が遠くてなかなかお目にかかれないみん友さんもいらっしゃいます。
もし、東京へお立ち寄りに際してはご連絡いただければ幸甚です。

さて、どんな1年になるか楽しみです!
Posted at 2015/01/04 00:01:58 | コメント(15) | トラックバック(0) | 徒然草 | クルマ

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