• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ラガーあきのブログ一覧

2015年12月05日 イイね!

展示会 Aston Martin DB10

展示会 Aston Martin DB1012月4日に「007 SPECTRE」が公開されました。
映画は先行ロードショーで鑑賞してしまいましたが、プロモーション用として阪急メンズ東京にDB10が展示されていたので、実車を見に行ってきました。



DB10と名付けられたこのクルマを初めて目にしたのは、次作007のボンドカーとして発表されたときです。
プロポーションが現行モデルのDB9と異なり、格好良くないなあというのが第一印象です。



ちょっと寸詰まりな感じのリアはF-TYPEクーペにそっくり。
愛嬌のあるダックテールのほうが良かったなあと。
その後、DB10はDB9の後継モデルではなく、「007 SPECTRE」のために制作されたカスタムメイドのクルマであると知りました。
サム・メンデス監督がアストンマーティンのデザイン・スタジオを訪れた際、壁に掛かっていたプロトタイプのスケッチが気に入ったことがきっかけになったようです。
DB10は10台制作され、7台は映画で破損し、残りの3台のうち1台が制作会社、1台がアストンマーティン、そして最後の1台が来年にチャリティ・オークションにかけられるという情報もあります。



テールパイプはVanquishのオプション設定になっているブラック・テクスチャという仕上げになっています。



DB10はV8 Vantageと同じプラットフォームとエンジンを使って開発されており、0-100km/h加速が3.2秒というスペックのみ発表されています。
だとすると、エンジンはV8 4,735ccです。
加速性能は市販車両のV8 Vantage S Coupeが4.8秒。
V12エンジンを搭載したVantageモデルの最高峰であるV12 Vantage Sが3.9秒であり、そのGTモデルのVantage GT12でも3.7秒です。
ボディーパネルはVanquishと同じようにカーボン製で軽量化を図っているとのことですが、ここまで性能が上げられるのであれば市販車両も同じようにすれば良いのに・・・
ちなみに、限定77台で制作された最高級モデルで7.3ℓエンジンを搭載したOne‐77でも3.5秒。
サーキット専用車両Vulcanで2.8秒というクルマはありますが、市販モデルとして3.2秒というのは画期的な数値なのです。



顔つきは完全にサメです。
フロントグリルがアストンマーティンであることを教えてくれています。



ボンネットには沢山のパンチ跡のような穴が開いていました。
フロントのパネルラインからフロントバンパーごとチルト式で開閉するようです。



ライトは独特の形状をしています。
フロントはサメ顔を強調するようなデザインです。
映画を見てから分かったのですが、暗い中を走るときは、こういうデザインのほうがライトの残像が残って格好良く映るのは確かです。



ホイールは専用の20インチのもので、フロントが255/35、リアが305/30です。
V8 Vantage Sだと19インチでフロントが245/40、リアが285/35なので、ベース車両よりインチアップしていることになります。



フェンダーミラーはシャープなデザインになっていて、従来のアストンマーティンのデザインとは異なっています。
ステーのみカーボンにしているようです。



敵から逃れるためのカーチェースする場面を想定すれば、上下が狭くて見えにくくないのでしょうか。
私がQならもっと上下にもワイドにするかな。



ガラスにはスモークが貼っていて中を見ることはできません。
ハンドルが右か左か分かりませんが、映画のボンドカーは右ハンドルです。



切り上げようとすると、サラリーマン風のオジサンに写真を撮って欲しいと声を掛けられました。
サイドの髪をかき上げ、「007 SPECTRE」のポスターに映るボンドのようにお腹のあたりで両手を交差させて人差し指を外側に向け、DB10のサイド正面でポーズを取ります。
シャッターを数回押して本人に渡すと、髪の毛を整えたいのでもう一度。
出来上がりに満足すると、今度はもう少し下から見上げるように撮って欲しいと。
ご本人は満足されたようでした。
同じ銀座でも、4人組の尾根遺産に写真を撮って欲しいとせがまれるのとはえらい違いです!
まあ、楽しかったですけれどね・・・・(かなりやせ我慢です。)



嗜好に合わないと思っていたDB10ですが、実車を見ると案外に格好良く思えました。
来年にはDB9の後継モデルのDB11が発表されるはずですが、どんなデザインになるのか今から楽しみです。
Posted at 2015/12/05 18:15:48 | コメント(11) | トラックバック(0) | 展示会 | クルマ
2015年11月19日 イイね!

展示会 東京モーターショー2015 (番外編)

展示会 東京モーターショー2015 (番外編)当初、今年の東京モーターショーはアフター4チケットの1回勝負と考えていました。
終了時刻間際まで歩き回って、主要なブースは見ることはできました。
しかし、絶対に見ようと思っていたクルマを見ることができず、不完全燃焼のまま終わった印象です。
さて、あのクルマはどこに飾っていたのだろうと。
会場入りしたときは、歩き回っていればどこかで見つけられるだろうと楽観的に考えておりました。
結局、最後まで見つけられなかったなあと。
家に戻ってパンフレットを見返したりしましたが、どこに展示されているのか分からずじまい。
インターネットで検索して、手抜きして足を運ばなかった西展示棟の上階ホールに展示していることを知りました。



ということで、東京モーターショーへ改めて足を運びます。
2回目となると状況はつかめているので何だか心にもゆとりが生まれ、東京ビックサイトに入る前の催し物にも目が向きます。



自衛隊のクルマなんて普段は近くでじっくりと見られるチャンスはありません。



有毒ガスなどの汚染地域でも走行が可能な化学防護車。
活躍を期待したいわけではありませんが、安全・安心のためには必要なクルマなのでしょうね。



JAFのロードサービスカー。
117クーペにCDIを装着していた頃、エンジンが掛からなくなって何度お世話になったことか。
フルトラを付けるまでは良かったのですが、・・・
結局、純正が一番とオリジナルのポイント式に戻してしまいました。
催し物もありましたが、そろそろ本題へと会場へ向かいます。



目当てのブースへ向かうと、DB9 GT 007 Bond Editionが目に入ります。
007とアストンマーティンのコラボレーションを記念した世界限定150台のモデルで、日本では10台が販売されるそうです。
ボディカラーは、スペクター・シルバーという専用色です。
スカイフォール・シルバーより少しだけダークなシルバーでしょうか。
いずれも007のボンドカーにちなんだ色ということなのでしょう。



エンジンは5,935ccの V12型DOHCです。
最高出力:547ps/6,750rpm
最大トルク:63.2kgm/5,500rpm
0-100km/h:4.5秒
最高速:295km/h
DB9が2004年に発売された当時の性能は、最高出力が450ps/6,000rpm、最大トルクが58.1kgm/5,000rpmで0-100 km/h加速は4.9秒でしたが、最高速は300km/hと発表されていました。



最高出力が大幅に向上しているのに最高速が下げられているのは何故なのでしょう。
2008年にフラグシップのDBSが発売されたときも最高速は295km/h。
2012年にDBSの後継モデルとして発表したVanquishも最高速は295km/h。
さらに、V12 Vantage GT12も最高速328km/hのV12 Vantege SのGTモデルなのに最高速は295km/hと発表されました。
最高速を意図的に300km/h未満にしてスーパーカー競争とは一線を画そうとしている気がします。



さて、次のイベントまで時間があるので、前回はゆっくりと回れなかったフォルクスワーゲンのブースへ。
ひな壇に展示されていたGolf Touranにカメラを向けると尾根遺産が顔を向けてくれました。



アテンドの尾根遺産がすべての展示車両にいるようでしたが、折角なので色鮮やかで目立っていたPolo WRCを撮影しようとすると、こちらもバッチリ。
目元が暗くなってしまったのは腕が足りないから。



前回も撮影した綺麗な尾根遺産。
今回は顔を向けてくれた瞬間を捉えました。
グルグルと回ってくるので自分にも絶好のチャンスが巡ってきますが、表情や目線の動く尾根遺産を綺麗に撮るのはクルマを撮るよりも難しい!



西展示棟の中央広場に飾ってあったAlfa Romeo 4C Spider。
みん友さんが購入を決めたとブログで報告されていたので、改めて注目してみました。
このクルマを初めて見たときはあまり気に入らなかったリアも良く見ると秀逸なデザインです。
特に、この角度から見るスパイダーは格好良いです。



独特のフロントマスクはやはりイタリア車らしい斬新なデザインです。
女性に受けが良い可愛らしさも兼ね備えています。



右ハンドルだったのでびっくりしました。
イタリア車だったら左ハンドルという固定観念から抜け出してきたのかなあと。
クルマ好きの皆さまからは、右ハンドルだとステアリングやペダルがオフセットになっていて乗りづらいのではという突っ込みを受けてしまうかも。



東展示棟に移動します。
気になるのは、ワールドプレミアのM4 GTSです。



前回と異なり、ボンネットや右ドアが閉まっています。
こういう写真も撮りたかったので満足です。



果たしていくらで売り出されるのでしょう。



新しい7シリーズも1枚だけ写真で紹介しておきます。



Miniのブース2階から下界を眺めていると、B6 BiTurbo Cabrioのルーフを作動中。



流れに合わせて展示スペースに向かいましたが、もうルーフは閉じていました。
アルピナグリーンは印象に残る良い色ですね。



Radical SportscarsのRXC Turbo。
ブルーの車両は公道走行が可能で、参考価格26,000,000円と紹介されていました。
しっかりと、ナンバープレートも付いていました。



正面からみて左側のブラックの車両はRXC Turbo STO。
参考出展でサーキット走行専用と銘打たれていました。
RXC Turboのハイスペック版で、ワールドプレミアだそうです。
私にはRXC TurboとRXC Turboの違いが見分けられません。



室内はレーシングカーそのもの。



V6 3.5ℓツインターボエンジンの最高出力は460ps/6,000rpm。
0-60mph(0-96km/h)加速は2.6秒。
こんなクルマで一般道を走って上手く運転できるものなのでしょうか。



白いRange Rover Evoqueも沢山の方の目を惹いています。
どうやら尾根遺産を狙って集まっているようなので、便乗してシャッターを切りました。



ここでいすゞのブースにも立ち寄ることにします。
もう、トラックでも何でもこだわりません。
いすゞ車に尾根遺産ですから!



このフォーミュラーカーは全日本F3選手権で女性のレーシングドライバーが操っているみたい。
調べてみると、三浦愛さんがドライバーのようです。
何と、昨年は史上初の女性優勝を果たして快挙を成し遂げたようですが、今年は3勝。
現地では写真を撮るのに一生懸命で、調べが遅くなってしまいました。



さて、この日のもう一つの目玉であるAudi Expert Tourです。
Audiのインストラクターの解説を受けながら展示車両を見て回るというイベントのようです。



まずは、新型のA4 SedanとA4 Avantの展示スペースからスタート。



Audi Expert Tourの参加者は優遇されており、最前列に入ってインストラクターの解説を聞きます。
ル・マン24時間耐久レースでの表彰台を独占した輝かしい戦歴や優れた技術について説明がありました。



R18 e-tron quattroでAudiがレースカーと市販車両でのフィードバックを通じて素晴らしい技術を開発していることの説明もありました。



クローズドボディーをル・マンに初めて採用したメーカーがAudiであり、車重が重くなるのでレースカーではご法度のクーラーも導入したとのこと。
24時間レースともなれば、超一流ドライバーといえども集中力は続かない。
だとすれば、少しでも体力的に楽にして集中力を上げたほうが、24時間での平均速度は向上するであろうと。



左右のライト上側にはレーザーライトが取り付けられています。
照射距離は800mです。
夜間に2kmにも及ぶ直線で350km/hで走るにはこれくらいのライトは必要だと。
そして、レーシングカーに開発されたこのライトは、わずか数か月後には車速が上がって前車がいない場面で点灯するようR8 LMXのライトにフィードバックされたたと。
完全に洗脳されてしまいました。



そして、近未来カーであるPrologue Allroad Concept。
次期フラッグシップといわれても現行モデルとの違和感を感じさせないデザインになっています。
プラグインハイブリッドのV8 4ℓツインターボのエンジンを搭載するこのクルマの0-100 km/h加速は3.5秒と発表されています。



そして、ブースを1周するとA4 SedanとA4 Avantの2台が飾られた演台の上に導かれ、実車を間近で見ることができました。
運転席に座るだけなのにとても得した気分です。



ボンネットも開けてもらえましたが、周りで見ている人がいると思うとじっくりと眺めていられません。



すべての工程が終了すると、VIPルームに招待いただきました。



オーダーしたアルコールフリーのカクテルが出てくるまで休憩です。



改めて東京モーターショーを見に来て良かったです。



帰り際に何気なく目を向けた自転車の価格は250万円。
フルカーボンのフレームは総重量が5.8kgで、世界限定50台のレーシングバイクです。
高級車を買うときの頭金にできるなあ・・・



この日は用事があって終了間際までいることができませんでした。
会場を後にして振り向くと、ビックサイトに映像が次々と映し出されていました。
こんなに楽しいイベントが2年後というのが何とも待ち遠しいです。
Posted at 2015/11/20 00:48:58 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2015年11月10日 イイね!

展示会 東京モーターショー2015 (東展示棟)Vol.2

展示会 東京モーターショー2015 (東展示棟)Vol.2東展示棟の展示会場は、コンコースを隔ててVol.1で紹介した1・2・3のホールとこれから紹介する4・5・6のホールの2つに分かれています。
さて、最終パートに入ります。



レクサスブースに近づくと青いGSFが目に入りました。
Fシリーズということもあって、とても注目が高かったです。
デザイン的に抵抗感のあったスピンドグリルもGSFには上手くマッチングしていたように思えました。
このボディーカラーが奏功しているのでしょうか。



トランクリッドにはカーボンのスポイラーが乗っています。
後ろ正面から見ると八の字になる4本出しマフラーも従来のFシリーズを踏襲しています。
エンジンはRCFと同じV8 5ℓが搭載されるのではと予想されています。
最大出力:477ps/7,100rpm
最大トルク:54.0kgm/4,800-5,600rpm



Fシリーズの初代モデルである4ドアセダンISFの後継車に位置づけられるRCF。
チルト&アウター スライド式であるオプションのムーンルーフが付いています。
車重は20kg重くなるようですが、限界まで引き出そうとしないならルーフがあったほうが気持ち良く走れそうというのは本気の運転をしていない人の意見でしょうか。



動力に燃料電池を使った次世代フラッグシップモデルのLC-FC。
もう少し小さくしないと日本の道路を走るのは大変だろうなあというサイズでした。



漸くBMWのブースにたどり着きましたが、何だか新鮮味に欠けます。
i8は珍しいクルマであることは確かですが、街中で目撃する機会も出てきましたし・・・



目が留まったのは530ツーリングというより尾根遺産。
とても綺麗な方だったのでクルマと一緒に写真を1枚。



現行M5やM6と同じV8ツインスクロールターボエンジンが搭載されたX6Mには苦手意識があります。
SUVだからと甘くみると、加速が鋭くてV10エンジンで追尾するのはしんどいです。
こちらもアテンドする尾根遺産が綺麗でしたが、チャンスを待てずにシャッターを切ってしまいました。



そして一番の目玉はワールドプレミアムとなったM4GTS。
遂にM社も他のスポーツカーに引けを取らない性能のクルマを出してきました。
最高出力:500ps/6,250rpm
最大トルク:61.2kgm/4,000-5,500rpm
0-100km/h:3.8秒
最高速:305km/h



直6 3ℓツインターボエンジンが載ったクルマとしては凄い数値です。
もっと驚いたのが、ニュルブルクリンク北コースのラップタイムが7分28秒知ったときです。
これは3年前のクルマとはいえ、McLaren MP4-12Cと同じタイムです。
少し上をみると、現行モデルのPorsche 911 Turbo S が7分26秒、911 GT3 やLamborghini Aventador LP700-4が7分25秒。
ほぼ互角です。



エンジンルームもぎっしりと詰まっています。
ボンネットを開けたらカバーがかかっていて良く見えないというより、各パーツが所狭しと並んでいるほうがワクワクするのは私だけでしょうか。



展示車両は何と右ハンドルです。
世界限定700台。
車両価格は2,000万円くらいと予想されているようです。
Porsche 911 GT3と競合するかもしれませんね。



新7シリーズもお披露目されたので写真を1枚。
じっくり見るなら最寄りのショールームが良さそうです。



アルピナグリーンのB6 BiTurbo Cabrioを遠目に見つけると吸い込まれていきました。
アルピナ創立50周年を記念した世界限定50台のモデルです。
何とワールドプレミアム。
アルピナは日本も大切にしていますというメッセージなのでしょう。
ルーフのグリーンはオプションです。
V8 4.4ℓツインスクロールターボのエンジンは、従来モデルよりもパワーアップしています。
最高出力:600ps/6,000rpm
最大トルク:81.6kgm/3,500-4,500rpm
0-100km/h:4.2秒
最高速:327km/h(Coupeは330 km /h)



デコラインもグリーンになっていて、Edition 50とロゴが入っています。
内装もベージュ系でイイですね。
撮りそびれてしまいましたが、専用の鍛造ホイールも格好良い。



そのお隣は、アルピナグリーンのB6 BiTurbo GranCoupe。
このクルマで開発したエンジンがEdition 50にも搭載されています。
最高出力:600ps/6,000rpm
最大トルク:81.6kgm/3,500-4,500rpm
0-100km/h:3.8秒
最高速:324 km /h
Edition 50より加速タイムが良いのは、4WDのおかげです。



2年前の東京モーターショーに行ったとき、このカラーリングで出展されたB6 BiTurbo Coupeを見て度肝を抜かれました。
2匹目のドジョウを狙ったのかと平静を装いましたが、これはD4 BiTurbo Coupeです。
つまり、直列6気筒3ℓツインターボのディーゼルエンジンが搭載されたクルマです。
2年前はアルピナのイメージを崩されましたが、今回はディーゼル車のイメージを覆されました。
ガソリンスタンドに乗りつけて「軽油を満タン」と言われたら店員はどうするのでしょう。
最高出力:350ps/4,000rpm
最大トルク:71.4kgm/1,500-3,000rpm
0-100km/h:4.6秒
最高速:276km /h(Touringは274km /h)



BMWの3シリーズのフェイスリフトに合わせて発表された新しいB3 BiTurbo Limousine。
外装がアルピナブルーにシルバーデコ、内装が黒革というのが定番でしょうか。
最高出力:410ps/5,500-6,250rpm
最大トルク:61.2kgm/3,000-4,000rpm
0-100km/h:4.3秒
最高速:303 km /h
20インチのアルピナクラシックホイールⅢに扁平率30のタイヤを装着しているスーパーリムジンですね。



アルピナ初のSUVモデルとなったXD3 BiTurbo。
エンジンはD4 BiTurbo Coupeと同じものが載っています。
こんなに高性能なディーゼルSUVが存在して良いのでしょうか。
最高出力:350ps/4,000rpm
最大トルク:71.4kgm/1,500-3,000rpm
0-100km/h:4.9秒
最高速:251km /h
このクルマはアルピナブルーにすることができませんが、BMWのカラーであるディープシーブルーにシルバーのデコラインを入れるとアルピナブルーに見えなくもありません。
見慣れた方ならパッと見で、アルピナブルーより濃い目のメタリックブルーだと気が付くと思います。



最後に紹介するのが、ミネラルホワイトのD5 Turbo Limousine。
ゴールドデコとの組み合わせが決まっています。
名前のとおり、このモデルだけディーゼルのシングルターボエンジンが搭載されています。
その分、性能は少し控えめです。
最高出力:280ps/4,000rpm
最大トルク:61.2kgm/1,500-3,000rpm
0-100km/h:5.9秒
最高速:256km /h
ただ、試乗した印象でいえば、本来の5シリーズの優雅さを生かすには十分な性能といえると思います。
BMWのモデルチェンジに伴い、現行モデルでの受注は締切りが近づいているようです。
Edition50がほぼ完売になったB5 BiTurboとB6 BiTurboは最終の限定モデルの販売をもって完了してしまうようです。



向かいにはKEN OKUYAMA DESIGNのKode 9 Production Modelというスポーツカーが飾ってありました。
4気筒1.8ℓにはスーパーチャージャーが付いていて最高出力は350馬力。
車両重量810kgに6速MTとくれば、欲しくなる方もいらっしゃるでしょう。



見逃したジャガーのブースに向かうとF Type R Coupeが目に入ります。
この渋めのメタリックカラーが英国車らしくて惹かれます。
最近は少なくなったスーパーチャージャー付きのV8 5ℓエンジンが載ったスポーツカーです。
最高出力:550ps/6,500rpm
最大トルク:69.3kgm/3,500rpm
0-100km/h:4.1秒
最高速:300km /h



今までは何となく好きになれなかったリアのデザインも実車で見ると悪くないかなあと。
このクルマもリアウィングを付けてさまになっているような気がします。



そのお隣のランドローバーのブースの中で、凄いオーラを放っているRange Rover Sport SVRに近づきます。
イメージカラーのエストリルブルーに塗装されたこのクルマは、Range Roverの中にあっても特別な1台であることにすぐに気が付きます。
最高出力:550ps/6,500rpm
最大トルク:69.3kgm/3,500rpm
0-100km/h加速:4.7秒
最高速:260km/h(リミッター)
なんと、ニュルブルクリンク北コースのラップタイムはSUV最速の8分14秒。
V10 M6 Coupeもうかうかしていられないタイムです。



水深850mmまで走行が可能なようです。



このホールに入った時には沢山の方が取り囲んでいたBRZ GT300。
終了時刻に近づけば、楽に撮影ができます。



日立のブースにはインディカーが飾ってありました。
展示方法に驚きましたが、乗用車を考えれば軽いものだと妙に納得。



辺りを徘徊しているうちに、20時の終了時刻間際になるとジャガーのブースの正面に沢山の方が集まってカメラを向けていました。
そういうことかと。



もう、見逃したものはないかとウロウロしていると、所々でカメラを持った男性の集団を見かけます。
焦りながらもヤマハの前で写真を1枚。



これで最後とNTNの前でも頑張ってカメラ目線を頂きます。
東京モーターショーでも写真はこれで終わりです。



でも、これでみんカラは終われません。
実は、国際展示場駅のロータリーでこんな発見がありました。



そう、ナイト2000のレプリカです。
このクルマはカールと同じ声でユーモアたっぷりの喋りをしてくれます。
スキャナーのセンサー部分も光ります。
沢山のクルマ好きが満足した一瞬だったのではないでしょうか。

長いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2015/11/10 23:21:23 | コメント(11) | トラックバック(0) | 展示会 | 日記
2015年11月09日 イイね!

展示会 東京モーターショー2015 (東展示棟)Vol.1

展示会 東京モーターショー2015 (東展示棟)Vol.1東京モーターショーは昨日で閉幕。
イタリアのスーパーカーや英国の高級スポーツカーのブランドが出展されないのは寂しいですが、それでも行けば楽しいものです。
これ以上の地盤沈下を避けるには2年に一度ではなく、毎年開催しないと・・・
クルマファンとしての願望に過ぎませんかね。



東展示棟でまず向かったのはいすゞです。
コスモスポーツを見せられたら、ベレットか117クーペを展示していて欲しいという気持ちになり確認したくなりました。もちろん、そんな展示はあるはずもありません。
それでも乗用車らしきクルマにカメラを向けると目線を向けてくれる尾根遺産に好感です。
ギャラリーが少ないからでしょう、なんて厳しいことは言わないでください。



乗用車部門も復活かと思ったら、リアには荷台が付いていました。
どうやら、海外で生産・販売されるピックアップトラックD-MAXを参考に出展したという位置付けであり、日本への展開はないようです。



AMG GT Sのボディーカラーといえば、専用色のAMGソーラービーム。
イメージカラーなので定番ともいえますが、初めてみるならやはりこの色。
最高出力:510ps/6,250rpm
最大トルク:66.3kgm/1,750-4,750rpm
0-100km/h:3.8秒
最高速:310km/h



先代モデルSLS AMG Coupe は、ガルウィングで車両価格も2,000万円超とスーパーカー級です。
エンジンは自然吸気のV8 6.3ℓからV8 4ℓのツインターボにダウンサイジングされ、最高出力は571psから510psへダウンしました。
さらに、ニュルブルクリンク北コースのラップタイムでも7分30秒から7分35秒に落ちたようですが、それでも日常走行を考えれば性能は十分。
上級モデルAMG GT Sでも1,840万円なので、プレミアムカーの中で考えれば十分な競争力はあると思います。



AMGからレースカーとして2台出展されていました。
1台は、Mercedes AMG GT3。
フロントグリルで沢山の空気を吸い込みそうなデザインに変わっています。



もう1台は、メルセデスAMGがF1で2015年シーズンを戦ったW06 Hybrid。



Civic Type-Rは、ニュルブルクリンク北コースのラップタイム、0-100km/h加速、最高速の全てでFF量産車トップを達成するために開発された2ℓVTECターボエンジンを搭載していると紹介されていました。



0-100km/h加速は5.7秒、最高速は270km/hのようですが、ニュルブルクリンク北コースはFF車の最速であるルノーメガーヌR.S. 275トロフィーRの7分54秒36の記録を更新して7分50秒63。
ルノーメガーヌが8分を切ったときにFF車が達成したということで大きなニュースになりましたが、Civic Type-Rは凄い性能なのですね。



2005年の生産終了から10年ぶりに発表された新NSX。
2016年春には販売開始になるようです。
エンジンはV6 3.5ℓツインターボに74psのモーターが搭載されます。
最高出力:580ps/6,500-7,500rpm
最大トルク:65.8kgm/2,000-6,000rpm
0-100km/h:3.0秒(マイル換算でいうと0-96km/h:加速3.0秒が正確な数値のようです)
最高速:307km/h



初代NSXを見たときはフロントフェイスが格好良くて、和製フェラーリが出たと嬉しかった。
今回のモデルはまだ目がついていってくれません。



車両価格が1,800万円とすると、GT-R Nismoとも競合しそうです。
どんな内装に仕上げてあるのかもっと近くで見たいところです。



マクラーレン・ホンダの2015年シーズンは厳しい現実がニュースになっています。
アイルトン・セナが操っていた頃の輝きを取り戻せるのでしょうか。



振り向くと、舞台の上にスズキのコンセプトカーイグノスと一緒に回る尾根遺産。
オン・オフロードを問わずに使える小型車というのが開発のテーマとなっており、何とワールドプレミアです。



ヤマハ発動機のブースでは、スポーツライドコンセプトというクルマを発見。
トヨタ2000GTやレクサスLFAにヤマハエンジンが搭載されているという実績もありますし、何といっても良い音を出すのではないかと期待一杯になります。



遠目からしか見れませんでしたが、内装は高級スポーツカーの雰囲気です。



曙ブレーキ工業のブースには何とMcLaren P1が飾ってありました。
裏手のブースなので見逃す可能性がありますが、出展車両としてメインブースに飾ってあったらもっと注目されていたと思います。



どうやら、P1のカーボンブレーキを提供しているのが曙ブレーキ工業ということのようですね。



長くなったので、残りはVol.2へ持ち越します。
尾根遺産に手を振ってもらった写真を掲載して、一旦終了します。
Posted at 2015/11/09 22:27:30 | コメント(5) | トラックバック(0) | 展示会 | 日記
2015年11月08日 イイね!

展示会 東京モーターショー2015 (西展示棟)

展示会 東京モーターショー2015 (西展示棟)ブログをアップするのが、かなり久しぶりになってしまいました。
このことも、あのことも、ブログを書くほどでもないかと見送りを続けていると、書くきっかけをだんだんと失ってしまい、悪いスパイラルに陥ってしまいました。
もう、この機会を逃すと書くきっかけがつかめなくなるだろうと。



今回は日中の混雑を避け、短時間で勝負しようとアフター4チケットで入場しました。
朝から入ってしまうと1日中ウロウロとすることは目に見えているので・・・



展示会場が東と西に分かれているので、まずは展示フロアが小さい西展示棟から片付けることにしました。



アウディのブースからスタート。
まず、最初に目に飛び込んだのが黄色い TTS Roadster。
黒い幌のおかげで締まったイメージです。
クーペの乗車定員は4名ですが、ロードスターは2名なのですね。



お隣には同じボディーカラーのS1。
設定は6速MTのみなので、2ペダル派には厳しいクルマです。
最高出力:231ps/7,600rpm
最大トルク:37.6kgm/1,600‐3,000rpm
0-100km/h加速:5.8秒
最高速:250km/h
マニュアル好きなら、これだけの性能が備わっていれば気になるクルマでしょうね。



アウディの中で最も均整なデザインに見えるRS6 Avant。
ツーリングは好きではないのですが、このクルマは格好良く見えます。
フェイスリフト前のモデルには試乗しましたが、素晴らしい走行性能のクルマです。
最大出力:560ps/5,700-6,700rpm
最大トルク:71.3kgm/1,750-5,500rpm
0-100km/h:3.9秒
最高速:305km/h



フェイスリフトしてヘッドライトの意匠が変わっています。



アウディの中で最も人が集まっていたのは、マイナーチェンジしたR8。
V8 4.2ℓのモデルは姿を消し、V10 5.2ℓに一本化されています。
上級モデルのV10 Plusはカーボンのリアウィングが付いて、格好良く見えます。
また、ランボルギーニと共同で開発したボディとウラカンと同じエンジンを搭載しているというだけあって、素晴らしいスペックに仕上がっています。
最高出力:610ps/8,250rpm
最大トルク:57.1kg-m/6,500rpm
0-100km/h加速:3.2秒
最高速:330km/h
ニュルブルクリンク北コース:7分32秒



ルマン24時間耐久レースに出場しているR18 e-tron quattro。
前輪はモーター、後輪はディーゼルエンジンで駆動するクワトロ。



沢山の人が取り囲み、注目を集めていたNissan Concept 2020 Vision Granturismo。
R35 GT-Rを思わせる風貌は次世代スポーツカーのイメージカーなのかと思っていましたが、プレイステーションで生まれたクルマの実写版だったのですね。



前回の東京モーターショーでは目玉だったR35 GT-R Nismo。
鎧を纏ったこのモデルはR35 GT-Rよりも大きく見えます。
ニュルブルクリンク北コース:7分08秒679。
元F1ドライバー ミハエル・ クルム(伊達公子さんの夫)が運転して出したタイムとはいえ、日本のスポーツカーも世界の最高峰として通用することを証明してくれました。



その隣にはフェアレディZ Nismo。
初代フェアレディZ(S30)とは違ってちょっとずんぐりむっくりですが・・・



内装は日産のスポーツカーそのものです。
スカイラインRS(R30)の赤黒ツートンカラーの内装を思い出しました。
乗り込むときにシートを見たらやる気がでそうです。



日産のコンセプトカーIDSの周りには沢山の人が集まっています。
写真で見たときに同じような色合わせで先行するBMW i3みたいと思っていましたが、実物は思いのほか格好は良かったです。



しばらくするとダンサーによるショーが始まり、自動運転のデモンストレーションが行われました。
自動運転に頼ってしまったらクルマの運転が面白くないのではないかという単純明快な疑問が解決できません。



今回、最もときめいたクルマがコスモスポーツ。
ロータリーエンジン復活に合わせて、古のスポーツカーが出てきたようです。
先月、嬬恋村で20~30台でツーリングしているコスモスポーツを見つけたときは、スーパーカーを撮影しようと必死になっているときみたいに童心に戻っている自分に気がつきました。



リアも思い切ったデザインで好感が持てます。



写真では分かりにくいですが、リアガラスもかなり屈曲しています。
製作コストはかなりかかったのではないでしょうか。



マツダで最も注目を集めていたのがMazda RX-VISION。
コスモスポーツやRX-7のようにロータリーエンジンを搭載して歴史に残るスポーツカーになるのでしょうか。
デザインのバランスからいうとFerrari F12 Berlinettaを思わせます。
ちょっと褒めすぎかなあ。



ポルシェ911は991モデルになって「最新のポルシェは最良のポルシェ」という言葉が心に響きます。
GT3の見た目のバランスは最高です。
GT3 RSも見てみたい。



特に、リアのデザインはブラシュアップが重ねられてイイ感じ。
破綻したところがありません。



Cayman GT4は落ち着きのあるシルバーでしたが、もっと明るい色でも良いのに。



ポルシェで一番人気はターボ化した911。



黄色いCoupeとシルバーのCabrioletが飾ってありました。
「なんだ。ただ、911のニューモデルが飾ってあるだけで、尾根遺産もいないよ。」と言っていた若者とすれ違ったときに苦笑いしてしまいました。



クルクルと回ってくれる尾根遺産ならシャッターチャンスありです。



長くなったので、東展示棟は次回に持ち越します。
最後までお付き合いありがとうございます。
Posted at 2015/11/08 13:11:42 | コメント(16) | トラックバック(0) | 展示会 | 日記

プロフィール

「@プリマヴェーラさん、こんにちは。
ビルの合間から見える東京タワーに向かって頑張れ〜、と応援したくなる不思議な気持ち。
今日は良いことあるといいですね。」
何シテル?   12/16 13:04
自分が子供の頃に父親が購入したいすゞ117Coupeに乗っています。 この車なら悪くないし譲って貰えるならと免許の取得とともに軽い気持ちで乗り始めたのが私のカ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

ランチの大黒 3気筒編 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/03/04 18:26:46
BMW(純正) idrive 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/30 07:52:57
Leather Custom FIRST 車検対応カラーシートベルト加工 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/02/20 22:00:22

愛車一覧

BMW M6 クーペ BMW M6 クーペ
BMW M6 クーペに乗っています。 ボディーカラのインテルラゴス・ブルーがとても気に入 ...
アストンマーティン ヴァンキッシュ アストンマーティン ヴァンキッシュ
長く憧れていたVanquishを手に入れました。 アストンマーティンのフラグシップとして ...
いすゞ 117クーペ いすゞ 117クーペ
親から引き継いで20年乗っています。 愛着が湧きすぎて手放すことを諦め、レストアして綺麗 ...

過去のブログ

2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation