2010年12月29日
不思議な体験・・・
こんばんは。かたのくりこです。
先ほど、セレモニーホールに安置されたばあちゃんに会ってきました。
ちょっと、顔が浮腫んでいましたけど、いい顔してました。
こんな形だけど、久々に会えてちょっと嬉しかったかな。
看護師という仕事柄、多くの方をお見送りさせていただきました。
普通は、このような事柄は嫌がる方が多いんですけどね。自分は、むしろ一生懸命にやらせて頂いています。
人間の大きな節目、誕生と死。このタイミングにめぐり合うことは、きっと奇跡だと思うんですよね。
正直、自分が仕事をしている中で、他のスタッフより明らかにお見送りさせていただく回数が多いんです。
最初は、正直、すごく嫌だったんです。なんで、自分ばかりと・・・。
でも、あるとき先輩に言われた一言があるんです。
「きっと、みんな、くりこに最後を看取ってほしいから来てくれるんだよ」と・・・。
涙が出ましたね。こんなオイラでも選んでもらえているのかなって思ったら、自然とお見送りの準備をすることが嫌ではなくなりました。
なので、きれいな姿のばあちゃんを見たときには、入院していたスタッフの皆さんが、最後までお世話してくれたんだなぁって思うと、悲しさよりも嬉しさって言うのかな、安堵感がありました。
それで、今日(正確には昨日か)あった出来事。
仕事の帰りの電車の中、ばあちゃんどうしたかなぁと思いつつも、危篤の知らせを受けた中で仕事をしていたので、どっと疲れが出てしまい、電車の中でウトウトしてしまいました。
そんな時、フッと誰かに呼ばれたような気がしたんですよね。
慌てて飛び起きて、かばんを抱えて電車を降りました。
降りた駅は、本来降りる駅の2つも前の駅・・・。
時計を見ると18時45分を指していました。
それで地元の駅について、親父に電話をすると、ばあちゃんが先ほど亡くなったとのこと。亡くなった時間を聞いたら、18時43分・・・。
しばらく駅でフリーズしました・・・・・・・。
自分が誰かに呼ばれた気がして、違う駅に飛び降りた時間と亡くなった時間がほぼ、同時刻・・・。
まぁ、偶然と言ってしまえば偶然なのかも知れませんけどね。
でも、さっき呼びかけたのは、ばあちゃんだったのかなって。
オイラには、霊感なんてものはありませんし、何かが見えるってことはありません。でも、なぜだか、こういう不思議な体験をすることが多いんです。
父方の祖母の時も、不思議体験をしましたし。(これは、前に書いたかな?)
結局のところ、オイラはどちらのばあちゃんにも、心配させすぎな孫ということなんですよね。だから、わざわざ、声をかけてくれたんかなぁと。
まぁ、ハイカラばあちゃんのことだから、ちょっとしたいたずらだったんですかね。
くりこは、いたって元気でございます。悲しんでいたら、ばあちゃんに起こられそうですから。年末年始も葬儀以外は働いてますよぉ。
ばあちゃん、「わたしのことで、わざわざ仕事なんか休んで」って言うに決まってますし、何より看護師になったことを喜んでくれた人なので。
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Posted at
2010/12/29 02:57:15
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