
みなさんは、学校の「キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン」というチャイムの音はご存知ですよね。
実は、あれは立派なパイプオルガンの曲というのはご存知でしょうか?
イギリスのウエストミンスターという地方に聖ペテロ修道教会というイギリス国教会の教会があります。通称「ウエストミンスター寺院」と呼ばれております。
その隣にある国会議事堂「ウエストミンスター宮殿」の時計台の鐘の音が、まさに「キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン」なんです。
すこし歴史を紐解きますと・・・
ウエストミンスター寺院はイギリスのロンドンウエストミンスターにあるイギリス国教会の教会で、戴冠式などの王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されています。隣接する国会議事堂は、ウェストミンスター宮殿と呼ばれています。
1987年には、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ちなみに、あの鐘の原曲は1927年に、フランスの作曲家ルイ・ヴィエルヌ(Louis Vierne)によって作曲されたオルガン曲で、Pièces de fantaisie を構成する組曲 Troisième Suite, Op.54 の終曲にあたります。原題はCarillon de Westminster「ウエストミンスターの鐘」と言います。
とても幻想的な曲です。一度、興味のある方はお聞きくださいませ。
Posted at 2008/03/05 06:21:08 | |
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かたくりこのざつだん・・・ | 日記