2012年03月15日
みなさま、こんにちは。かたのくりこです。
私事ですが、先日3月10日に無事に結婚式・披露宴をすることができました。
終わった翌日は、3月11日。東日本大震災から1年という節目の日でした。
結婚式を終えた日の夜、妻がぽそりとつぶやきました。
「私たち、こんなに幸せな思いをしてよいのかな?」と・・・。
結婚式を終えた今だから、あえて書いてみたいと思い、キーボードを叩きました。
今回、結婚式・披露宴で私たちは、一つのテーマを決めていました。
それは皆様に「感謝」を伝えることでした。
沢山のゲストの皆様、両親・家族に感謝を伝えたい。自分たちを見せびらかすような式だけには
しないようにしようという事をいつも思い、準備を進めていきました。
当日は、多くの皆様に祝福を受け、こんなにも多くの人たちに自分たちは支えられているということを
改めて感じる日になりました。
結果として、皆様にどれだけの感謝を伝えることができたのか、結果として自分たちの自己満足で終わってはいないかという思いがあります。
でも、たくさんの皆様の祝福が、やってよかったという思いであることは、間違いではありません。
自分は、昨年の震災発生2週間目に災害派遣で石巻市周辺に行かせていただきました。
決して、テレビでは伝わらない多くの思いを肌身に感じてきました。
そのような中、正直なところ、自分が幸せを感じるイベント=結婚式を行うという思いには、ならなかったことをよく覚えています。
けれど、8月11日、震災から半年目に入籍をした日。妻が、自分の姓を名乗ることになった時、「この人を幸せにする」という事がどういうことなのか、家族を持つという事がどういうことなのか、すごく考えました。
一生に一度しかない結婚という事を、どのようにするべきか、すごく悩みました。
答えは、これから守る人である妻が、「ウエディングドレスを着たいという夢」を持っている。それを自分の思いだけでつぶしてはいけない、自分ができることはしてあげたいと思ったことです。
東日本大震災で被害にあわれた多くの方々の事を考えると、おめでたいことをするのはもってのほかなのかもしれません。でも、そういう思いだけで、実際に自分は何もできてはいないのではないか。そう思うことで、自分が自分に納得させているだけなのではないか。そう、思いました。
目の前にいる大切な人を幸せにできない自分が一番かっこ悪い。そんな奴が支援なんてできるわけない。そういう思いが、自分を突き動かしました。
結婚式をして、今は本当に良かった。そう思います。自分たちが多くの人たちの支えで今があることを実感できたからです。
今は、被災された多くの皆様が、自分たちのように沢山の人たちに支えられ、幸せを感じる日が1日でも早く訪れることを祈るだけです。
自分たちが支援できることは、とてもとても小さな事かもしれない。でも、それが集まれば大きな支えになる。そう信じたい。
1年という節目を迎え、埼玉に住む私たちの日常生活は普段と変わりません。
でも、3月11日という日を忘れてはいません。
それは、あの日の出来事を振り返ることではなく、1日1日と前に進んでいる日々を見守ること、亡くなった多くの方々が残してくれた教訓を今に活かすことだと、自分は思います。
1年前のあの日の映像を繰り返しTVで流していましたが、それが風化させないためにすることではないと自分は思います。あの映像を見ることで、心を痛める人がどれだけ居ることか、考えたら繰り返し見ることは、自分にはできません。
思いは人それぞれ。考え方も人それぞれ。何が正しいかは、その人その人によります。
自分は結婚式という大きなイベントを通して、人が人の支えになるという事を改めて感じさせていただくことができました。どこまで伝えることができたかは、わからないけれど「感謝」するという事の大切さ改めて感じました。
ゲストの中には、自分と同じように災害派遣で被災地に出向いた多くの仲間がいます。
きっと、仲間の皆様も色々と考え、悩んだことと思います。
そのような仲間に支えられ、結婚式をすることができたことが自分にとってはとても大きな意味を持っています。守るという事はどういう事なのか、人が人を支えるという事がどういうことなのか。身を以て教えてくださった、大切な大切な仲間に感謝感謝です。
だから、今、小さなことでも良いから、もう一度自分にできることを見直そうと思います。
被災地が前を向いて歩きだしているからこそ、私たちも前を向かなければいけない、そう思います。
当たり前に生活できること、多くの仲間に支えられて生きていることに感謝して。
かたのくりこ
Posted at 2012/03/15 00:39:13 | |
トラックバック(0) |
結婚 | 日記
2012年03月09日
みなさま、お久しぶりです。かたのくりこです。
本当に久しぶりです。
えぇ、いきなりなんですが・・・
明日は、結婚式です
もちろん、自分の・・・。
今、前泊なのでホテルの部屋からカキコしています。
今まで色々ありました。ストレスも溜まりまくりでした。
でも、それも今日で?終わり。
明日は、本番です。大丈夫か?俺?
というか、新郎はおまけ。メインは新婦ですからね。カミさんが綺麗になればそれでよろし。
後は、お天気が回復してくれれば、なおよろし。
まぁ、後はなるようになるでしょう(笑)
ここまできたら、自分たちも楽しみながら、ゲストの皆様にも楽しんでいただけるようにしていきたいなぁと思います。
さて、昼寝するかな・・・。
Posted at 2012/03/09 15:56:15 | |
トラックバック(0) |
結婚 | 日記
2011年08月12日
みなさま、こんばんは。かたのくりこです。
最近、暑い日が続いていますね。いかがお過ごしですか?
くりこは、ガーデニングにはまっていて、最近は秋茄子とにんにく、あさつき、ベビーキャロット、はつか大根、各種ハーブ、朝顔を栽培中です。(こりゃ、ガーデニングじゃなくて農作業だなwww)
今だに収穫は、朝顔の種だけです(大笑)
さて、そんな話はどうでも良くて・・・。
この度、平成23年8月11日にかたのくりこは、入籍させていただきました。
くりこ夫人が誕生しましたwww
8月11日は、4年前の今日、付き合い始めました。お互いにこの日と決めていたのが見事に一致したので、今日、入籍となりました。
不思議なことに今日は東日本大震災から5ヶ月目にあたります。
アメリカの同時多発テロは9月11日。11日という日は、運命的な日なんですかね。でも、逆に自分は忘れないなぁと思います。
住民票を眺めて、夫:かたのくりこ 妻:くりこ夫人 と書いてあるのを見ると、なんとも不思議な気分です。書類を出しただけと言えば、それだけ。生活が大きく何かが変わったわけではないんですけどね。奥様はむず痒がってましたwww
でも、これが家族を持つという事なのかなと思うと、なんとも不思議な気がします。
奥様は週明けから、苗字を変更して仕事をするそうで、判子とかそろえておりました。やっぱり、女性にとっては大きな変化ですからね。当然と言えば当然か。
これからも、かたのくりこ・くりこ夫人共々宜しくお願いいたします。
Posted at 2011/08/12 00:10:41 | |
トラックバック(0) |
結婚 | 日記
2011年02月12日
昼間に休息をとりすぎて、眠れなくなっているかたのくりこです。
今日は、体調不良を気遣っていただき、夜勤も変更してくださいました。
職場の皆様に感謝。おかげで回復しつつあります。
家で横になっていると、普段考えないこともいろいろと考えます。
おいらの場合には、結婚ですね。
今の彼女と付き合い始めが2007年8月11日。3年6ヶ月が経過しようとしています。これを長いと取るのか普通ととるのかはわかりませんが。
周りからは、早く結婚しちゃいなよぉって言われています、はい。
この間の親戚の新年会では、今年はっきりします宣言もしましたしね。
すんなりできれば良いのですが、色々事情があったりして、時間だけが無性に過ぎていきます。
まぁ、ほとんどがおいらが原因なんですけどね。前の彼女と同棲していたことによって出来た高額な勉強代。必死に親が助けてくれました。祖母も助けてくれました。本当に頭が上がらないです。
親の意見も当然。そんなだらしない息子が嫁を迎えるなんてとんでもないと。おっしゃるとおりです。弁解の余地なしですね。
そんなことからも色々あり、新天地で新たな思いでと思い、転職するも危うく自分の道を見失いかけました。今は、なんとか永住の地を見つけられた感じがして、少しずつですけど、自分なりの仕事をコツコツしています。
自分が弱いときやつらいときは、本当に連れは、ずっと支えてきてくれました。
自分が選んだ道なら突き進みなさいと。私は、その道をそっとついていくだけだからとも言ってくれました(;;)
そんな彼女をオイラは本当に幸せにしてあげなければいけないんだと思っています。好きだから結婚するといった簡単な気持ちではなく、もっともっと重い何かがそこにはあるような気がします。お互いにささせあうことは当然なんだろうけど、男としては、やはりこの人を守りたいという気持ちが強いのは同然でしょう。
うちの親(特に親父さん)は、とても堅物な方で、頑固一筋。でも。言うことに芯は通っている立派な人だと思います。
だからこそ、あほなことをした息子に厳しいんでしょう。
オイラも30代半ばに差し掛かり、少しづつですが親父の言わんとすることが理解できるようになって来ました。わかればわかるほど、うまく伝えていけないオイラ。情けないです・・・。
自分で考えていることを伝えても、決してうんとは言わない親父。
結婚自体に反対している訳ではないけど、首を立てには振らない親父。
きっとオイラの不甲斐なさもあるのでしょうけど、やはり嫁をもらう義父としての思いが色々あるんだろうなぁというのが垣間見えます。
最近、どうすれば親父に自分の思いをうまく伝えられるのかと、ずっと考えてきています。お互いに決して若くはないから、そんなに派手やかな式にするつもりはないけど、でも、お世話になった方々には、やはり感謝したい。
自分なんかはどうでもよいんです。
ここまで、色々なことを支えてきてくれて、耐えてきながら、ずっときてくれた彼女には、一番の晴れやかなウエディングドレスを着させてあげたい。
そして、彼女や彼女の両親、そして自分の親にとにかく心底、「ありがとう」と言いたい。その気持ちだけなんです。
お互いの両親でなく、先日亡くなった祖母や3年前に亡くなった祖母もずっと結婚の心配をしてくれていて、その晴れ姿を見せてあげることが出来なかった。そのことも悔しくて仕方ありません。
だから、自分立ちを披露する式ではなく、みなさんに感謝を伝える式にしたいというのが、お互いの一致した意見なんです。
昼間にでも、親父にもう一度ゆっくりと話をして見ます。何を話せるかわからないけど・・・。
くだらない話ですいませんでした。
くりこ
Posted at 2011/02/12 02:26:57 | |
トラックバック(0) |
結婚 | 日記