2011年03月19日
みなさま、こんばんは。かたのくりこです。
本日、くりこの働く病院でも輪番停電にて午後に停電になりました。
病院の停電は命がかかっているので、本当に怖いです。
昨日の勤務は内視鏡室。輪番停電がスタートした日に、各検査室を見回したところ、非常用電源の配置になっていない・・・。
せかせかと1時間かけて、停電時にも対応できるように配線。
看護師の仕事ではないけど、非常時に困るのは患者さんなので、黙々と作業。
(こんなところで、工業系高校出身の知識が生きるとは・・・)
昨日、実際に停電になりましたが、きちんと対応した内視鏡設備が作動することを確認。よかった、よかった。停電でも緊急の内視鏡の対応が出来ることがわかりほっとして帰宅しました。
昨日は、電車通勤が復活。本数は少ないですが電車でいけることが出来たのでホッとしました。正確な運行時刻が分からないのは、少々困るのですが・・・。
でも、以外にスムーズに職場にいけたので何にも問題なかったです。
電車が動いてくれたことで、無駄に車を使うことも無く、ガソリンの減りを心配することなく、無意味な渋滞に巻き込まれることもないので、精神的にとても落ち着いて出勤できました。
ちょっとの混雑は、なんのその。ちょっと我慢すればいいだけ。無駄なガソリンを使うよりよほどマシです。 駅から職場までバスを利用していますが、バスが休日ダイヤ? 歩けば良いだけです。歩けない距離ではないので。
必要なときに必要なだけ使えばよいんですよね、車は。
このような状況も永遠と続くわけではないですし。時間はかかるかも知れないけど、必ず元の生活が戻るはず。
阪神淡路大震災も、あれだけの被害があって復興に時間がかかると言われていたものの、今は見事に復興しています。
だから、今はちょっと我慢をして、自分の出来る手助けをすれば良い。
そして、1日でも早く復興をすることを皆さんで祈りましょう。
今日は、看護部長に災害支援ナースとしての活動許可を上申してきました。
自分の病院勤務があり、勤務調整は難しいことと、被災地へ出向くだけの支援を受けることは難しいのですが、埼玉県内で施設へ避難されている被災者への支援はできると思い、自分の休みを使用することを条件に、看護部長はそれを了承してくれました。後は、院長の最終判断に委ねられていますが・・・。
被災地に出向くことも一つの方法かもしれませんが、現実として被災地以外の場所へ避難してきている被災者の方への医療の需要が増えています。
被災地の医療も決して充足しているわけではありませんが、国や自治体の援助は入っています。でも、このように避難してきている人たちへは、中々目が向かれにくい現実はあります。
被災地にいけないのであれば、自分の活動できる範囲で支援をしていこうと思います。
自分が行ったところで、何か満足いくことができるかどうかはわかりません。
でも、病院に行くまでで無くとも、精神的なダメージ、疲労感など病気では無いけど、体が病んでいる方は大勢居ると思います。
そんな人たちに、少しでも役に立てれば良いなと思っています。
小さなことからコツコツと。自分のできることをしていきましょう。
かたのくりこ
Posted at 2011/03/19 01:27:29 | |
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東日本大震災 | 日記