2011年04月12日
みなさま、こんにちは。かたのくりこです。
尊い多くの命を奪ったあの大地震・大津波が起きてから早くも1ヶ月が過ぎました。
地震1ヶ月目に、皮肉にも夜勤明けで寝ているところであの地震。
なんということか、本当にあの日の悪夢がよみがえります。
この1ヶ月は、節目かもしれませんが、決して終わりの節目ではないです。
1ヶ月がたち、首都圏では計画停電もなく、大きく不自由のない生活が送られています。節電もすっかり習慣になってきたことでしょう。
きっと、自分が災害派遣に行くことがなかったら、ここまで被災地を身近に深く考えることはなかったと正直思います。
だれも、決してこの未曾有の災害が全て終わったとは思ってはいないと思います。でも、日常のニュースでは以前のように多くの時間に大震災のことを割かれることはなくなってきているのが現状。
TVの世界では、どことなく落ち着いてきているのだろう。だいぶ復旧してきているのだろうという推測が成り立ってしまうのが、被災地に居ないことの現実。
確かに被災地は、少しずつ街は復興に向けて進んできています。
でも、まだまだ手の付けられていない被災地は多いのが実状。
支援物資も医療資源も決して、満足の行く状態ではないのが実状。
自分の仲間も被災地へ災害派遣に行っています。被災地の状況は刻々と変化しているので、その情報を得られれば、どんどん発信していきたいとも思います。
大切なのは、今、被災地がどのような状況にあるのか。何を必要としているのか知ることだと思います。
福島第1原発の状態も心配ではありますが、時間の経過と共に被災地の情報が滞ることが、自分はとても心配です。
1日1日と少しずつでも前に進む被災地。でも、進みたくても進めない被災地があることを私たちは心に留めておくことが大切です。
長い長い復興までの道のり。自分たちの生活を第1に考えながら、もし何かの形で余裕があるのであれば、自分たちの出来る範囲での支援をこれからもやっていきましょう。
義援金でも支援物資でも、節電でも、祈りをささげることでも・・・。
それぞれがそれぞれで出来る範囲でやれることを実行すれば本当にそれでよいと思います。
入学式を迎えられて、新しい生活を迎えられた皆さんやお子さんも、そのことを喜び、おいしいものを食べることもまた大切。
お花見をすることも良いと思います。
下手な風評に流されることなく、被災地や風評被害を受けている地域の為に我々が出来ることを改めて考える。
そんな節目の1ヶ月にしてみませんか?
かたのくりこ
Posted at 2011/04/12 00:20:39 | |
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東日本大震災 | 日記