PUMA スピードキャット  

ソールの厚みと固さ、踵のアールなどがドライビングに丁度よく出来ています。また幅がスリムで踏み替えやフットレストに足を置く際にペダルに干渉する事がありません。
メーカーの推奨が普段の1サイズ上ですが、普段28cmの私がUS11サイズ（29.0cm）を履くと、爪先の余裕は少々あるものの、幅広足のせいか横方向はまあまあ締め付け感が有ります。履いているうちに慣れてくるので運転プラスアルファくらいの使用なら苦痛というほどの窮屈さでは無いですが、キロ単位の歩行には向かないと思います。
このモデルは1999年に発売され、現在では生産が終了している（時期不明）もので、かなり前に購入し自宅にて長期保存していました。
長期保存が影響している可能性は否定できませんが、画像のものの他に色違いをもう一足所有していて、いずれもソールが剥がれました。画像のものは2足目ですが、先に購入したものは数十回程度、2足目に至っては僅か3回履いて出掛けたら両足とも剥がれました。使用している接着剤に問題があると思います。
1足目はまあまあソールの摩耗もあるので諦めますが、2足目はアッパーもソールもほとんど傷んでいないので、変性シリコーン系の超強力接着剤で補修して様子を見ることにします。
現在は同等品がスピードキャットOGとして復刻されていますので改善されていることを望みますが、ソール剥がれを除けばドライビングシューズとしては機能的でとても良い靴なので、補修で長持ちさせられる事が分かれば、仮に現行製品で欠陥が残っているとしても、それを承知でリピートすると思います。