
本日から年末年始休暇の方も多いと思います。
僕もそんなご多聞に漏れず、今日から9連休☆
でも、今回の連休は、
ちょっといつもと違います。
2014年12月26日 午前8時17分
我が家に新しい命が誕生しました。
3180グラムの男の子です☆
一部の方には以前からお話させていただいていましたが、おかげさまで母子ともに健康で、しっかり僕たちの元にたどり着いてくれました☆
2日前の妊婦検診では、既に臨月で、赤ちゃんは3000gを超えているという推定でしたが子宮口が全く開いておらず、
出産の兆候は全く無いといわれていました。
赤ちゃんもだいぶ大きくなり、妻も苦しそうにする毎日。
「もう出てきてもいいよ~」とおなかをさすって、話しかけていた翌日の出来事でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
26日の朝6時。
仕事に行くために眠い目をこすりながら起き上がると、隣で寝ているはずの妻が居ません。
トイレの電気がついていたので、「あぁ、トイレに入っているんだな」くらいに思って、タバコを一本すって、歯を磨いたり着替えたりと、会社に行く準備をしていました。
しかしなかなか妻がトイレから出てきません。
心配になり、扉越しに
「大丈夫?」と声をかけると
、「う~~~~~~ん……」という返事。
妻「き、来たかもしんない……」
tomo「マジで!?」
今日は仕事納めの日。
以前から
「仕事納めの日に生まれてくれれば、連休一日増えるんだけどな~」なんて、冗談半分で言っていましたが、まさか本当に…??
とりあえずスーツに着替えるのをやめて、普段着に着替えます。
トイレから出てきた妻をソファに横にならせて、産婦人科からもらった「出産のしおり」を眺めます。
tomo「なになに
…『初産の場合は陣痛が7分間隔以下の周期になったら連絡してください。10分周期くらいの場合は連絡しないでください』!?……
そんなのこの状況で時間を計れと!?(爆)」
妻「う~~~ん、う~~~~ん」
tomo「 ヾ(・ε・。)ネェネェ 、陣痛間隔って、7分以下になってる??」
妻「分かるかそんなもん!」
だ、だよね…
まぁ見た感じもう7分なんて余裕で切って短くなっていると思うので、とりあえず病院に電話させます。
この連絡は妊婦本人からしないといけないらしく。
苦しそうにやりとりする妻がかわいそうでした。
その間に僕は会社関連に連絡。
最悪
今日合法的に会社を休める出社できない可能性を部下にはなしして、仕事の指示をしておきます。
基本的な持ち物は妻が準備をしていたので、それを持ってLSに乗り込み病院へGO!!
病院は我が家からクルマで10分ほどのところなのですぐに到着。
先に僕がインターフォンを押すと、看護師さんがすぐに車椅子を持ってきてくれました。
妻はそのまま診察室へ。
僕は病院の緊急用駐車場にクルマをとめて待合室で待ちます。
早朝7時半の産婦人科の待合室、当然時間外なので僕以外誰も居ません。
診察室の中からは先生の声が聞こえてきます。
「あ~もう子宮口3cm開いてますね」
「もうこれ破水してますよ。気づかなかった?」
「午前中には産まれると思いますよ。頑張りましょうね~」
マジか!午前中には赤ちゃん出てくるのか!
初産は時間がかかって相当苦しいって言うし、
長丁場になるかな…??
あぁ、弁当とか買ってくればよかったかも…ちょっと腹減ったな…
そうこうしているうちに、先生と車椅子に乗せられた妻が診察室から出てきます。
先生「だんなさん、たぶん今の状況だと午前中には出てくると思います。初産なので時間がかかるかもしれませんが、おそらく
11時~13時の間には…。」
なるほど、今が8時前だから、
3~6時間くらいはかかるわけだな…。
これは
今日は会社にはいけないな…。
とりあえず長丁場だし、説明が終わったら
朝マックでもしにいくか…。
まさかの
9連休が10連休になってしまった。
致し方ない。妻と子どものためにもここは仕事を犠牲にしてでもそばにいてやるのが主人の務め…。
先生「だんなさんは
居ていただいても特にやることも無いので会社に行って下さい。産まれましたら携帯の方に連絡差し上げますので」
tomo「そうですよね特にやることもないしとりあえずは会社に行ったほうが良いですよ……」
え?
まじで?会社行くの?
しかもそれを先生にいわれるの?
普通初産だったらだんなさんは立会いじゃなかったとしてもさ。
こういう廊下でさ、
妻と子どもの無事を祈りながらさ!
こういう感じで待ってるのが正しい姿じゃないの!?
先生「いえ、特にやることもないので会社に行かれてください」
まじかよ…
と、いうことで僕は病院を追い出され、一回家に帰ってスーツに着替えて会社に行くことに…。
そして会社に行く途中、車の運転をしていると
急に病院から携帯に着信が!
病院「もしもし?tomo様のお電話ですか?」
ほーらみたことか、やはり
一家の大黒柱の僕がいないことで妻が心細くなり呼び戻してくれと言っているに違いない!
技術的に何も出来なくたって、物理的にそばにいることが大事なことだってあるんだぞ!
やっぱりこのあと
アクセルターンして病院にトンボ帰りか…。
病院「おめでとうございます、御生まれになりました」
そうだろうそうだろう。
だから言ったジャマイカ。今からすぐにとんぼ返りを…
tomo「……え?」
病院「元気な男の子ですよ。奥様もお元気で安産でございました。
面会は
出産後2時間たたないと出来ませんので、11時半以降の数分間、それにこれなければ面会時間は15時~20時ですのでそれまでにお越しください
ではしつれいしまーす」
そんなこんなで、
僕は嫁を病院に送っただけで何の活躍もすることなく、tomo家の第一子は誕生しました。
あとから聞くと、分娩室に入ってからものの20分くらいで出てきたらしく、
まれに見る超安産だったとのこと。
嫁も数回いきんだだけで出てきたということで、本当に親孝行な息子でした(笑)
11時過ぎに会社を私用外出で抜けて、初めて対面できたときには、ちょっと感動でなきそうになりました。
あぁ、やっと会えたねって、心のそこからおもいました☆
頑張ってくれた妻とこの子に本当に感謝です。
一度会社について、自分の上司に事の経過を説明すると…
上司「おう、無事に生まれか!良かったな!まだ顔見ていないんだろう?
面会可能時間になったらすぐに行って上げなさい」
tomo「ありがとうございます!それでは今日は10時半くらいに早退を…」
上司「最終日だし、
お前も会社に戻ってきたいだろうから、会いに行って
その後会社に戻って集中して仕事できたほうがいいだろう!
それでは、
今日の売上も頼むぞ!戻ってきたら報告すること。以上!
がちゃん!」
結局20時までしごとしました(泣)
Posted at 2014/12/27 12:08:36 | |
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