
私は日記としてブログを書いているので政治的見解はここでは書かないつもりでいたが今回の件はさすがに違和感を覚えたので書いておこうと思う。
9月26日の第百九十二回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説である。
「現場では、夜を徹して、そして、今この瞬間も、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっています。極度の緊張感に耐えながら、強い責任感と誇りを持って、任務を全うする。その彼らに対し、今この場所から、心からの敬意を表そうではありませんか」
首相官邸HPより
と呼びかけた。
これに自民党議員らが起立し拍手をした。
言葉は平凡だが内容は悪くない。起立はやり過ぎだが野党も拍手して良い内容だ。
が、私が違和感を覚えたのはその後の二階氏の発言である。
「総理に対する信頼がああいう形になって現れた」
擁護派はアメリカ大統領演説ではよくある光景だとしているが
このような個人への賞賛構図は中国、北朝鮮で見られる光景が近いだろう。
違和感を覚えた方はそれなりに居たのではないだろうか。
「あれはないよね。あれは私も含めて、ちょっとおかしいと思いますよ。よくアメリカとかの議会で見るのは分かるけど、自然じゃないですよね。僕もびっくりして、つい立っちゃったよ。自然がいいと思います。だけど、所信表明で農業改革に1ページ割いた。これは農業改革の意欲の表れだ。良かったんじゃないでしょうか。そこの部分は心の中でスタンディングオベーションでした。」
小泉進次郎氏の言葉である。
こういった意見が党内から出るのはまだ救いがある。
Posted at 2016/09/28 22:39:43 | |
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