
皆さんは自分が生まれるかどうかの分かれ道の現場というのを考えたことがあるでしょうか?
そんなことを考えさせられるお散歩を荻窪でしてきました。
荻窪南口ですが、タイトル画像にあるように、微妙に古いものが残っています。
明治天皇もお寄りになった旧中田家長屋門
駐輪場として有効活用...(笑)

こういうの好きです。
荻窪には杉並区が管理する荻窪三庭園があります。
荻外荘公園(てきがいそうこうえん) 入場料300円
荻外荘は内閣総理大臣を務めた近衞文麿の邸宅です。
この近衞文麿さんですが何を読んでもロクなことは書かれていません。まあ、私としても印象はかなり悪いです。ちなみに春の奈良旅行は乙巳の変(大化の改新)をテーマにしていましたが、乙巳の変の主人公の一人、中臣鎌足の子孫でもあります。
荻外荘といえば1940年7月19日の荻窪会談

左から近衛文麿次期総理、松岡洋右次期外相、吉田善吾海相、東條英機次期陸相
結果的に戦争拡大へと突き進むこととなる方針が決まった場所。
(既に日中戦争中ではあった。)
もし、この場所で、戦争拡大をしないような方針が決まっていれば、いったい何人の命が救われたことやらと色々と考えますが、ふと思ったのです。
あの戦争がなかったら自分は生まれてきていないのでは?と。
父と母がどのような運命を辿ったかは解りませんが、まったく違った人生だったと思います。なので二人も出会うことも無かった可能性もあります。
近衞文麿さんですが終戦後に戦犯容疑を受けこの部屋で自決。

調度品は当時のままだそうです。
今は窓から平和な景色が見えます。
権力を持つ人は自身の体面を考えるようなことがなければと思います。
さて次は角川庭園です。
角川書店の創始者である角川源義氏の邸宅 入場料無料

こちらは、現代建築ですね。
次いきます。
太田黒公園 入場料無料
音楽評論家であった大田黒元雄氏の邸宅
荻窪三庭園のなかで敷地としては一番広いです。
西洋風建築物は昭和8年築
ご結婚での記念撮影か式場のパンフレット撮影でしょうか。
こちらはポートレート個人撮影会かな。

(モデルさんめっちゃ可愛かった)
ランチです。
荻窪駅近くの定食屋さん「ゆず」
おかず2品 1,200円,3品 1,650円
私は2品 サバみそ煮+アジフライ
カミさんも2品 とり唐揚げ+肉豆腐
実におしい。味噌汁がイマイチなのが致命的。それ以外は美味しかったです^o^
芸能人もたくさん来ているみたいです。

Posted at 2025/10/04 20:46:21 | |
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